無病息災を願う左義長
今年も大磯の名物、左義長の日がやってきました。我が家も今日は昼から粉をコネコネ。僕はうどん、妻は団子を作ります。うどんは単に夕食にうどんすきが食べたかったから左義長の準備はお団子を蒸らして、針金に通してからアルミホイルに包み、竹ざおの先っぽにくっつけて終了。そうそう、忘れずに持っていかなきゃならないのが、お団子につけるアンコとみたらし、そして古いお札やお守り。夕方も早いうちにご飯を食べ初めて、夜7時になって家を出ます。左義長は7時に点灯なのです。知らない人のために、左義長とはひらたくいえばどんと焼きのこと。お正月飾りやお守りなどを持ち寄り、焚き火のように焼いてしまいます。大磯の左義長は大規模で、大きなサイトを9個も作り、その炎は天を焦がす勢いですこの炎で団子を焼いて食べると一年間無病息災で過ごせると言われます。また、昔ながらの風習をかたくなに守る町内会では、男衆が裸になってソリのような物(この上には小さなお宮をのせています)とともに海に入り、海から上がるとそのソリに乗って町内を練り歩きます。これを「やんなごっこ」と言うそうです。われらも持ってきた団子を焼きます。といっても炎の最前列はかなりの熱さ。これに耐えて団子を焼くのはかなりの忍耐が必要です。防寒のために着てきた服も炎の前では耐熱服へと早変わり頑張って焼いた団子は、家族であんこやみたらしをつけて食べました。これで無病息災だぁ!食べおわってから路地をぬって東町の方へ。やんなごっこが丁度神社に帰ってきたところでした。一緒に柏手を打って、お神酒をいただきました。左義長も2回目の体験で、だいぶ様子が分かってきました。このような行事が残っているところが大磯の良さですね。さて、かえってお神酒を重ねましょうかそうそう、左義長は重要無形民俗文化財だそうです。人気blogランキングへ