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カテゴリ:旅行
去年のちょうどこの時期だったと思いますが、
盛岡から遠野へ行こうと計画していた日に その路線が事故で不通になってしまった事がありました。 山田線は動いていたので、 前から行ってみたかった 宮古の浄土ヶ浜に行ってみよう!ということに。 目的地だけは決まったけど、 それ以外はノープラン。 まさに行き当たりばったりの日帰り旅でした。 盛岡から宮古まではJRで2時間ちょい。約2,000円近くかかります。 バスも同価格帯で出ていますが、土・休日で日帰りの場合は JRの「いわてホリデーパス」2,460円という 岩手フリーエリア限定の一日乗り放題切符がオトクです。 使い勝手は青春18きっぷとほぼ同じ。 このきっぷ、旅行当日に買えるところがいいですね。 四国にも土・休日限定の「四国再発見早トクきっぷ」2,060円 (四国フリーエリア一日乗り放題・普通)という 上記と同じようなフリーきっぷがあるのですが、 こちらは前日までに購入しておかないとダメなので注意。 宮古駅までは結構かかりますが、途中から川沿いを走るため なかなか素敵な景色を楽しめました。 ちょうどお昼ごろ宮古駅に到着。 駅から浄土ヶ浜まではバスで約20分。 浄土ヶ浜着いた♪これは絶景。 観光客がエサをまくとウミネコがわーっと集まってきます。 人に慣れてるなぁ。 この浜の正面に、浄土ヶ浜レストハウスという白い2階建ての建物が建っており、 二階の屋根の下には東日本大震災の時に 津波で浸水した位置を示す印がつけてあります。 建物内には土産物店と食券で飲食できるレストハウスがあり、 震災直後の被害や復興状況がよくわかる写真パネルも展示されています。 昼食はレストハウス内のうみねこ亭で。 私は夏限定・たつっと味噌ダレ使用海鮮冷汁800円を注文してみました。 海鮮冷汁なんて初めて食べました♪ 海鮮丼にするかさんざん迷ったけど、これにして良かった。 よく冷えた汁がとても美味しかったです。 家人はおまかせ海鮮丼を頼んでいましたが、こちらも美味しかったそうですよ。 ※「たつっと味噌だれ」は隣接の土産物店で販売しています。 あ、ウミネコ用のえびせんも土産物店で販売してました。 ウミネコと戯れたい人はここでこれを買うんですねぇ…なるほど。 あと、バスで浄土ヶ浜に向かう時には既にわかってた事ですが バスの本数が少なすぎて帰りの便がないというwww 日帰りで特に重い荷物もない上に 5km前後なら普通にランニングする程度の距離なので 海岸沿いを歩いて観光がてら駅に戻ることにしました。 土地勘がなくても携帯があればなんとかなる。 便利な時代です。 (でもとんでもなくやばい近道を表示する事もよくあるので 頼りにはなるけど全面的に信頼してる訳ではない) 港周辺を歩いてみると、 津波ですっかり更地と化してしまった元住宅跡地が 累々と広がる様子に言葉を失いました。 こんな高さまで…と驚くほどの海抜まで ごっそりと家がなくなってしまっていました。 この海抜で根こそぎ持っていかれるのなら 海のすぐ側にある私の家などひとたまりもない…。 津波が来たら家にこもるのではなく 一刻も早く家を離れ、 とにかく高台へ向かって逃げるしか 助かる方法はないのだと 強く思い知らされる光景でした。 亡くなられた方々のご冥福をお祈りすると共に 一日も早い復興を願わずにはいられませんでした。 あのどうしようもないオリンピック組織委員会よりも 被災地の復興のために国のお金を使ってほしい…。 漁港には艶やかな大漁旗はためく大きな漁船も何隻か停泊していました。 イカ用?なのかな…電球がついています。 四国も港が多いので船は見慣れていますが、 こんな美しい大漁旗がはためいている様子は初めてで 思わずうっとり見とれてしまいました。 漁港でも近くにウミネコがやって来て (うわ~…このへんのウミネコは全然人を怖がらないんだなぁ…)と 嬉しくなってたくさん写真に撮り、あとでゆっくりみたら 鳥とは思えぬごっつい恐いオッサン顔のウミネコでおののきましたw 帰りの電車が来るまで、宮古駅近くのスーパーをぶらぶらして時間をつぶし お土産を購入。 ノープランだったにしてはなかなか充実した楽しい旅でした。 でもやっぱり今度来る時はもう少しちゃんと計画を立てたいな。 次は三陸海岸沿線の景色を電車で楽しんでみたいですね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2015.09.03 09:06:38
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