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2015.11.05
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カテゴリ:遊佐浩二ドラマCD
長らく聞いてない作品を最近ウォークマンにごっそり入れたので
懐かしいのが出てきました。これ聞くの何年ぶりかな。

源氏物語の設定に添って、
光源氏に扮した男性声優が切々と愛を囁くという一風変わったドラマCD。

「月刊男前図鑑」シリーズ特別編 月刊光源氏図鑑「椿」編 白椿盤

【楽天ブックスならいつでも送料無料】月刊 光源氏図鑑?椿編・白椿盤? [ (ドラマCD) ]

(商品説明)amazon商品説明より引用

[内容解説]
【月刊 光源氏図鑑とは?】
●光源氏誕生1000年記念!『月刊男前図鑑』番外編。光源氏が口説いた数々の姫…その姫との甘く、
時に妖しいシーンを人気声優の独白によるドラマCDです!誰でも安心して聞く事が出来る「白椿」盤
と、出来れば夜にこっそり独りで聞きたい、色っぽい要素の強い「紅椿」盤。2ヶ月連続、計4枚リリ
ース。

●ナレーションには石田彰を起用!

●第1弾は2009年03月18日に白椿盤と紅椿盤の2枚を同時発売!
第2弾は2009年04月24日発売予定!

【月刊光源氏図鑑 「椿」編 白椿盤】
1.朝顔(CV:三木眞一郎)…少年の頃から憧れだった年上の従姉は、今でも源氏の心を騒がせる
。同好の士としての、楽しい交歓だけでは物足りなくなった源氏の長年の片思いがかなう日はくるの
か。源氏、32才。
2.六条(CV:遊佐浩二)…世に聞こえた美しさと並々ならぬ教養に、当代随一の貴女と謳われる
類まれな年上の恋人を手に入れた若き光源氏は、いずれ甘美な喜びと、恋という名の執着の恐ろしさ
を知ることになる。
3.キャストトーク…白盤と黒盤に出演の三木眞一郎、遊佐浩二、福山潤、岸尾だいすけ、4名分
のトークを収録!

(引用ここまで)

-----------------------------------------------------------------------

上記説明によると
1.朝顔、2.六条…になっていますが、
実際CDに収録されているのは逆で、六条→朝顔の順です。

あとキャストトークに白盤と黒盤ってありますが
黒盤じゃなくて紅盤じゃないのかな…。
キャストトークでも岸尾さんと福山さんが紅って言ってたし。


★「六条」感想

都落ちするという六条御息所を相手に、
心変わりを切々と懇願する「未練たらたらのまだ若い源氏」を演じるのが遊佐さん。
年上の女性の心を絶妙にくすぐる、ちょっと甘えた感じの残る
若々しい声です。いいですねー。

知性・教養溢れる年上の女性、六条御息所につりあうよう
背伸びしていた若かりし日々をふりかえりつつ
そんな彼女に積もっていた恨み言もぼろぼろこぼす源氏。

それでも決心のゆるがない彼女に
ついに説得を諦めた源氏は、
またいつか恋人同士に戻れる日がくることを最後まで懇願しつつ
去ってゆく…という内容です。

ドラマCDといっても実質声優さんの独り語りなので
リスナーは六条御息所の立ち位置です。

嫉妬のあまり生霊となって恋敵を呪い殺したといわれる六条御息所。
どんだけ源氏を愛してたんだよオイ…って女性が
ここまで切々と熱くかき口説かれてもなびかない。

いや、もしかしたらなびきたいのは山々だけど、
プライドやらなんやら様々な葛藤が邪魔して源氏の腕に飛び込めないのか。

もう原作に忠実にやる必要ないから、
思い切って飛び込んじゃえば、
ぐぐっとここから盛り上がるんじゃね?

…とかアホなことをつい思ってしまいましたw

平安時代の貴族の雅な恋の駆け引きを
素敵な男性声優さんの声でしっとり味わう…ってのが
多分このCDの正しい鑑賞の仕方じゃないかなと思います。

若い源氏が精一杯背伸びをしていた頃、
六条に負けないようにやったことが
素敵なお香の調合や庭づくりだったというくだりは
平安貴族らしくて素敵だな~と感じました。

面白かったのは
こうして改めて音声で女性を口説くシーンを聞いてみると
源氏って結構女々しいんだなーと再確認できたところ。

あと、熱く語りかけてくれるせいか
てっきり間近で口説かれてるのかとおもいきや
御簾越しだったと途中で気付かされたところ。

「御簾越しかよっww」と心で盛大にツッコミ入れてました。


★「朝顔」感想

源氏にとって朝顔とは
仲のよい年上の従姉であると同時に
初めて恋心を抱いた女性。

人生の酸いも甘いも噛み分けたのち
再び都に舞い戻り
地位と名声を手に入れた32歳の渋い源氏を演じるのは
三木さん。

積年の想いを朝顔に告白し、熱く迫ります。
しかし朝顔の気持ちを動かすことは出来ず
諦めて去ってゆくのでした…。また去るのかw

面白かった点。
朝顔を口説きつつも、
なんでか己の数々の女性遍歴を苦しい言い訳と共に語りだす源氏。
中には、すでに亡くなった女性を悔やむエピソードまで。

当時はこういう口説き方がデフォだった?のかもしれませんが
今の時代、こんな自分語りを告白に組み込まれても困る…っていうか
引くよなw

あと、こちらも延々と熱く口説かれているので
てっきり側で喋ってるのかと思いきや
「御簾越し」と途中で判明。

御簾越し再びw…と思わず笑ってしまいました。


★キャストトーク

遊佐さんと三木さんの明るい掛け合いが非常に印象的。

源氏物語に対するお二人の率直な印象や
男性視点からの源氏への感想、

あと、文系だけど、歴史と古文がいまいち苦手だとおっしゃる遊佐さんが
六条御息所の事を調べるのに苦労した話など
どのお話も面白かったです。

あ、「御簾越しかよっ」っていうのは
お二人ともツッコミ入れておられましたww
めっちゃ笑った。

御簾越し、というシチュエーションで
どう演技に起伏をつけるのか困った…というエピソードも興味深かったです。

お二人はこの白盤だけでなく
紅盤の方ではキャストトークにも参加されているとのこと。


紅盤に出演されている岸尾さん、福山さんのトークも
それぞれ一人ずつ個別で収録されています。
こちらのお二人は白盤本編には出演されていないので
「紅盤もよろしく」という内容がメイン。

日頃から自分の口数が多い事を
コンプレックスというほどではないが
やや気にしている…という福山さんが、
とにかく女々しくて自分語りが長い源氏に
ちょっとホッとしました~というお話は面白かったですね。

確かに源氏の口数の多さはハンパない。

甘々ってわけでもないですし
しょっちゅうリピートしようというCDではないんですが
気軽に源氏物語の世界を味わうことができるので
一度聞いてみると面白いかと。

源氏に熱く口説かれてみたい…、
尚且つ、冷たくあしらって
女たらしの源氏をしょんぼりさせてみたい…って人にはうってつけ(笑)。

岸尾さんと福山さんが源氏を演じる紅椿編はこちら。

【楽天ブックスならいつでも送料無料】月刊 光源氏図鑑~椿編・紅椿盤~ [ (ドラマCD) ]





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最終更新日  2015.11.05 13:02:42
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