生徒会会長選挙!
昨日は午前中授業で、お昼から生徒会の選挙だったそうです。息子は学級委員として学年やクラスに貢献したいということと、部活もがんばりたいという理由などから、悩みに悩んだ末、立候補をしませんでした。一方、現時点での学級委員が選挙管理委員会を組織するということで、息子はここ1週間は大忙し。時にはお昼休みを返上しなければならないこともあり、お弁当も食べきれず残して帰ってくる始末。彼の仕事は、選挙の規約を確認して違反がないように管理したり、あるときは校内放送を使った政見放送でオープニングの言葉を担当したり、結構やりがいはあったみたいです。さてさて、昨日5時間目のこと。全校生徒が体育館に集められ(わが校には講堂がありません)立候補者がひとりひとり壇上にて演説をしたそうです。今回選ばれるのは、1,2年から生徒会長1名。1年から副会長1名。1,2年の中から書記。そしてやはり1,2年から会計1名の計4名でした。立候補者は生徒会長が2年から男女1名ずつの一騎打ち。副会長は1年から男子2名、女子1名計3名の立候補。書記は2年女子が1名。(これは昨年度もやった子でほぼ決まり)会計は2年男子1名に、1,2年の女子から各1名の計3名でそれぞれ思い思いの演説をしたようです。会長候補のN君は昨年度の副会長で、昨年の選挙では下馬評で絶対当選とみなされていたライバル候補を下しての当選でした。そのN君、昨年の演説会では壇上から土下座をしてお願いしたとか・・・昨年も選管だった息子いわく、「一見くさい芝居のように思われだけど、そこまでしてすごい!!と却って感動を呼んだ」そうで、見事当選を勝ち得ることができました。しかし、今年のN君は女の子が相手候補ということもあってか、そういった派手なパフォーマンスはなく、無事演説会も終了。演説会の後、一斉に投票が行われ、その後、息子たち選管の手によりすみやかに開票作業となったそうです。会長候補のN君は、わが息子の小学校以来の盟友だそうで(息子はそういうけどほんとは迷友??)今までもいろいろな委員会活動を共にしてきた仲間です。N君とは小中学校を通して今まで一回も同じクラスになったことがありませんが、どこか目指すところが似ています。小学校でも生徒会運営委員会という組織を二人が中心でやっていました。彼は秀才でもイケメンでもスポーツマンでもありませんが、声も大きく、人前での話が上手、優しくて、人をひきつける魅力もたくさんあるタイプ。息子もこうしたN君の事をかなりかっています。息子はそういう彼を盛り上げ支えるほうに回ってきたらしいです。そして、息子は、N君がこの1年、部活も犠牲にして、生徒会の仕事をがんばってきたことを知っていましたから、やはり時期会長は彼しか居ないと思ったみたいですし、それが立候補をしなかった理由の一つでもあったみたいです。だから、今回は是非、彼に会長になって欲しかったそうです。結果はN君、対立していた女の子を大差で退け、当選。他もまったく息子の予想通りの展開で、各役職が決定したそうです。それにしても勇気を振り絞って選挙に出て、落選した5人は今頃どんな気持ちでしょう。息子は開票後、部活動をし、6時半に帰ってきて、選挙の報告をしてくれましたが、候補者の中には終了後そのまま家に帰らず、塾に行ってしまう子だっています。会計で当選した男の子のママに夜8時ごろ『おめでとうメール』をすると、結果がわからずやきもきしていたところでした。(N君のママは茨城県の出張先で知ったそうです。)親だって心中穏やかじゃないですよね。自分の息子が落選したら、私の方が落ち込んじゃうかも。今週いっぱいで1学期が終わり、この生徒会役員の任命式は来週12日2学期が始まってから行われます。それまでに会長N君の指名で2年生の中からもうひとりの副会長が選ばれることになっています。息子はその行方がちょっぴり気になるところ・・・勉強のほかにもいろいろ忙しい毎日ですが充実した中学校生活でよかったなぁと息子の話を聞きながらつくづく感じる今日この頃です。