タイトルの件の組み合わせで色温度が変わるのはネット情報で知っていましたが、
実際に点灯させた情報や画像は以外と無いので実験してみました。(真似される方は自己責任でお願いします)
一般的に考えられる組み合わせとして
３５ｗバーナーをHID５５ｗバラストで点灯
５５ｗバーナーをHID３５ｗバラストで点灯
この2つになると思います。
電球の場合は消費電力が大きくなると、電源ラインが消費電力に見合った物が使用されていれば
ｗ数が上がると光量と発光色温度も上がる傾向になりますが、
HIDの場合だと、なんでそうなるか細かい原理はネットで調べてもらうとして、
３５ｗバーナーを５５ｗバラストで点灯させると色温度については逆に変化するようです。
| 今回は実験と新規開拓の為を兼ねて敢て安い物を選択してみました。自分が購入した時点で送料代引き込みで3,430円。H3 6000kをチョイスしてバラストだけ使用のバーナーは予備にする予定、実験なのでお手頃価格優先で購入しました |
今回の実験を参考にする場合の注意点を1つ
中国製のHIDは３５ｗの製品でも国内メーカーと違って、実際は３５ｗ出ていない物がほとんど、
５５ｗHIDも３５ｗと同じで、またさらに悪質な商品だと３５ｗバラストに５５ｗのステッカーを貼っただけの物をあるらしい・・。
自分は、普通のハロゲンバルブよりは、中国製が35w以下の出力でもハロゲンバルブと比べて遥かに明るいので、それで良しとしています。
この実験も出力や明るさ等をテスターで計ったもので無く、あくまで自分の目で見た感覚の物になっています。
５５ｗHIDで、何が何でも５５ｗが絶対に出ていないと駄目だと言う人は、10倍以上する国内メーカー物を購入された方が良いと思います。
実験用に購入した５５ｗHIDは、普段は使わない山道を走る時に使用しているフォグランプに使う為に、H3 6000kを購入しました。
テスト点灯させてみると、単体では３５ｗと差が無いように思えますが、３５ｗと並べて点灯させると５５ｗの方が誰でもわかる程度には明るいです。
で。今回は付属の５５ｗバーナーはテストのみで、現在使用中の35w3000kのイエローバーナーをそのまま使用する予定です。
では、実験開始
左が３５ｗバーナーに３５ｗバラスト 右が３５ｗバーナーに５５ｗバラストです。
ついでに長時間点灯試験も兼ねてますので、３５ｗ３０００ｋバーナーを適当な後付けフォグランプに装着して点灯してます。
噂の通り、右の５５ｗバーナーの組み合わせの方が若干黄色っぽくなってます。
明るさの差はわかりにくいですが、ランプの周りの白飛びでぼやけてる部分が左の５５ｗバラストの方が大きいからわかると思います。
写真より実際に点灯してるのを見ると、明るさの差は明白です。
実験その2
左 ５５ｗバーナーと５５ｗバラスト 右 ５５ｗバーナーと３５ｗバラスト
この組み合わせだと、噂で５５ｗバーナーに３５ｗバラストだと明るくなるらしいとネットで見かけますが、
実際は、若干色温度が上がり白っぽくなるので明るく感じるだけですね。
画像だと、右の５５ｗバーナー＋３５ｗバラストの方がかなり青白く見えますが、実際の点灯は右の方が白いなくらいです。
明るさは、当然左の５５ｗバーナー＋５５ｗバラストの方が明るいです。
その後、３５ｗバーナー＋５５ｗバラストの組み合わせで、3時間程点灯させて起きましたが、
目立ってバラストが加熱したりバーナーが破裂したりの異常も無いようなので、この組み合わせでも特に問題は無いだろうと実車のフォグランプに組み込みました。
噂通りの結果になりましたが、想像より色の変化は少なかったですが、
今回購入のバラストは３５ｗよりはあきらかに明るいよ程度のおそらく耐久性を考慮した出力控えめの物なのでこの結果だと思います。
中国製でも耐久性を無視して３５ｗバラストの抵抗値を変えて５５ｗに近い出力の物なら
もっと色の差がわかりやすかったかもですね。
取り付けた翌日が豪雪で、明るさが上がったのと色温度が下がった相乗効果で
夜の雪の山道の運転がかなり楽になりましたので、雨の夜も安心そうです。
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