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マイルカののんびり日記

[旅行・お散歩] カテゴリの記事

全38件 (38件中 1-38件目)

東京マイルカツアー 2日目

この日は午後１時に東京駅で待ち合わせ。プランは・皇居外苑でサイクリング・銀ブラ（ソニービルが目当て）というシンプルなものにしました。あとは、その場に応じて適当に考えよう。案内する方としては、ついついスタンプラリー並に「あっちも、こっちも見せたい」って思ってしまうのですが、これまで来日した外国人を案内した時のことを思い出すと、意外とどこかのスポット１、２箇所だけをのんびり散策するというのが好まれてたようです。皇居サイクリングは、母から教えてもらった情報で、毎週日曜日に内堀通りを自転車用に開放してくれるというもの。無料で自転車を借りることもできるので手軽に利用できます。大勢の人が軽快に走っていました。こりゃいいわー。こんな所を自転車で走れるなんて！いい気分。彼らは「タンデム（二人乗り自転車）」を借りてましたがハプニング発生！なんと、自転車が小さすぎて漕ぐと足がハンドルにぶつかってしまうらしい。結局ガールフレンドが前に乗り、何とかなりました。↑こんな感じだもの。やたらと自転車が小さく見えます。しばらく外苑の広場（？）でのんびりした後、いよいよ銀座へ。彼らのお目当ては、ソニービルでゲームをすることらしい。受付嬢に聞いてみると、「以前はあったんですけど、今はここではなく青山でできます」とのこと。外国のガイドブックに紹介されているので、今でも毎日このように外国人がゲーム目当てで訪ねてくるそうです。それは大変だよねぇ。ゲームができないと聞いて、若干ガッカリしていた彼らでしたが、『ローリー』という新しいサウンドプレーヤーを見たり、高性能のカメラなどを触ったりして楽しみました。それから歌舞伎座へ。本当は、一緒に観たい演目があったのですが、時間があわなかったので、観劇せず外から眺めるだけになりました。「中を見学できないの？」と聞かれたので、受付にお願いしてみたけど案の定ダメでした（だよねぇ）。立派ですねぇ。歩き疲れたので、ひっそりとした喫茶店で休憩。その時に、日本の感想などを聞いてみました。駅のホームでの電車待ちできちんと並んでることに驚いたそうです。「ヨーロッパとあまりにも違うのでビックリしたよ。向こうではいいかげんだと思うことがたくさんあったんじゃない？」オランダでも乗り物に乗る時は並ばないんだそうですよ。それと、時刻通りに電車が来ること。数分遅れると謝りのアナウンスが流れること、ゴミのポイ捨てをする人を見ない、駅のエスカレーターで誰も歩く人がいないのに、皆が片側（関東では左）に立ってる、など…「日本人は秩序正しいね」と感心していました。その友人とはイタリアの語学学校で知り合ったものだから、どうしても比較対象が「イタリア」になってしまうらしく「あまりにも違いすぎるよね！」と非常に興奮してました。そりゃあさぁ、あの国と比べてはいけないよねぇ。その後は、ガード沿いの焼き鳥やで食事して解散しました。たまたま入っただけだけど、いいお店でしたよ。ガールフレンドは鳥わさが気に入った様子。「日本に来たからにはカラオケにも行きたい」とのこと。カラオケボックスのことを説明すると目が点になってました。大勢がいる前で舞台に上がり歌うもんだと思ってたらしい。「自分たちだけで歌うの？なんだか恥ずかしいなぁ～」って、知らない人たちの前で歌う方が恥ずかしいんじゃ…。そんなこんなで楽しい二日目も終了。お次は三日目です。カラオケにも行ってみよう！

2008年03月16日

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東京マイルカツアー１日目

土・日・月この３日間、オランダから来た友人カップルに東京都内を案内しました。このオランダ人は最初の語学留学時の学友で、バカンスで来日するという便りがあったのはつい数週間前。そんなこんなで関西空港に到着して１週間は大阪・京都・奈良を周遊し、東京駅で感動の再会！それにしても、よくはるばると日本まで来てくれたなぁ。感激。このカップルが大きいのなんのって。二人とも身長180cmこえてますからね。オランダ人は世界で一番高い人種だからなーと言ってましたが、本当ですよ。東京で行きたいところを聞くと・築地魚河岸・ソニービルでプレステ３を体験したい・温泉（箱根で富士山を見ながら入浴したい）ということ。これらは、彼らが持ってきたガイドブック『ロンリープラネット』に上位ランクで掲載されていた。なるほど、外国人が好むのはこういう所なのか。築地かー、数年前に姉夫婦と行ったことがあり、たしかに興味深かったけど、いささか朝早すぎるのよ…。というわけで、ここは彼らで行ってもらうことにしました。「京都から新幹線でやってきたばかりで疲れてるしそんなに色んなところ行かなくてもいいよ。全部マイルカにおまかせ！」ぎょえーっ、ものすごいプレッシャー！ひとまずは、あそこだ。秋葉原。うっかりしてヨドバシには行きませんでしたが、中央通りを歩いたところ、人が多く量販店でもわーわー言っていて都会の喧騒のようなものが味わえて喜んでいました。PS3でウイイレをプレイするガールフレンド。大喜び。何が食べたいかと聞くと、二人とも声をそろえて『スーシー！』そうとう気に入ってるらしい。関西でもほぼ毎日お寿司、お刺身を食べていたそうな。彼らがまだ行ったことのないという『スシトレイン（回転寿司）』に連れて行ってみました。英語だとそんな呼び方なのかしら？面白い。適当にそこらへんの家電やさんのおじさんに教えてもらったお店だけど、繁盛してるらしく、じゃんじゃん握りたてが回って来る。二人とも「オイシイ！」と、たくさん食べてました。あぁ、良かった。ガールフレンドは、ワサビ、ガリも気に入った様子。おいしそうに食べているのを見ると、こちらもとても嬉しくなります。満足したところで彼らの宿泊地、池袋に戻りメトロポリタンホテルのレストランでお茶をしながら次の日の待ち合わせ時間を決めて帰りました。そういえば「何でみんなマスクしてるの？」と聞かれた。花粉の多い季節ですからねー。マスク率が高くてびっくりしたんですって。そういえば、ヨーロッパでは見かけないもんね。

2008年03月15日

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サーカスに行こう

世界三大サーカスの一つ、木下大サーカスを観てきました。小学生の頃と、成人してから観に行っているので、これで3度目。初日の第1回だというのもあるのか、とってもにぎわっていました。面白かったショーの中でも興奮したのは、『決死の空中大車輪』というもの。ほんと、すごかったですよ。ぐるぐる回る大きな二つの車輪の中や上で人が飛んだり走ったり。（ハムスターの車輪みたいな感じ）回ってる車輪の上なんて、それはもう10mぐらいの高さですよ。それを目隠しして飛んだり、逆立ちしたりするの。手に汗握るぐらい大興奮です。小学生の頃に見て衝撃を覚えたバイクのショー（球体の中でぐるぐる走る）も健在でした。これもハラハラするんですよ。空中ブランコも、アクロバットの曲芸も、ピエロも、どれもこれも夢中になって観ました。映像ではなく、ライブだもの。さぞかし厳しい練習をしているんだろうなぁ。ライオンや虎、ライガーの猛獣ショーも、迫力いっぱいでした。調教師の指示で、きちんと芸をするんです。どうやって調教しているんだろう？キリンや象まで出てきて、盛りだくさんでした。数々の素晴らしいショーが繰り広げられて、観に来ていたちびっ子達も目をキラキラさせていました。夢のような時間でした。感動を与えてくれるサーカス。いつまでも残っていてほしいなぁ。

2008年03月01日

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夜行電車でのできごと

2008年になりました。皆さまいかがお過ごしでしょうか？「あのショーペロの後にウィーンにたどりつけたの？」という問い合わせがありましたので、その後のことを書いてみます。予定より１日後の９月３０日、夜行電車の切符を払い戻して買いなおすことができました。ところが、姉の家に帰ってからこの切符をよくチェックすると、前日に予約していた『女性のみの車両で一番下のベッド』という条件がなくなっている（ガーン！）。姉に付き添ってもらって駅に行って相談したものの、変更するには高ーい手数料がかかるのであきらめました。夜行電車に乗ってから車掌さんに直接お願いすることにしました。夜行電車が駅に到着しました。（この時も案の定遅れてましたが）ホームに降りて切符をチェックしている車掌さんに、「女性のみの部屋で、一番下のベッドに移りたい」とお願いしてみると、「いいですよ！少し待っていてくださいね」との答。おお！なかなか感じが良い車掌ではないかー。ロベルトベニーニをひ弱にしたような感じで真面目そうです。こんな感じまぁ、ともかく変えてもらえるので良かったー。見送りに来てくれた姉も「感じがいい人でよかったね。」と安心している。電車に乗り込み、今度こそ本当にイタリアとはお別れです。車掌さんに変更してもらった部屋は、誰もいなくてベッドも好きなところを選べるとのこと。聞いてみると、この部屋にはウィーンまで誰も来ないらしい。やった！貸切だ！わーいわーい！と喜んでいると、車掌さんが「さあさあ、リラックスして」と私の横に腰掛けてくるではないか！おそらくヒマつぶしだったんでしょうが、結局、その後１時間近くおしゃべりしてました。その時に「ボクの電話番号をわたしておくよ」と言って電話番号を教えてくれましたが、もしかして、これってナンパですか？！ひぃー。大丈夫かしら、この電車？まぁ、その後は仕事のグチなどを聞いてました。（電車の仕事も大変みたいです。）その後、ヴェネツィアサンタルチア駅で３０分ほど停車するので、「それじゃ、コーヒーでも飲みに行こう！」と誘われたけど、さすがに断りましたよ…。ねむいってば。しかも、その時に聞いてみると、この部屋どころかこの車両自体、お客がいないんだとか。こ、こわい…。ドアにはガッチリ鍵をかけて、入口にはスーツケースという障害物を置き、眠りにつきました。まぁ、少し不安もありましたが何事もなく朝を迎えることができました！目が覚めると、そこはもうウィーン。ウィーンに着いたとたん、気分が高揚するのがわかりました。なんだか空気が違う！ウィーンの駅に到着後、車掌さんに感謝の気持ちを伝えてお別れ。「今度ミラノに来たら連絡してね」ですって。連絡しても絶対に忘れられているとは思いますが…。今ではおもしろい思い出話です。それにしても、日本ではこんなこと絶対にないよねぇ。車掌がお客さんの個室でおしゃべりするなんてね。

2007年12月22日

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イタリア名物ショーペロ（その２）

－ウィーンへの道－現在、ヴェネツィア（赤い矢印のところ）までしか行けない！！ヴェネツィア・メストレ駅１番線ホームのお客様相談室へ行くとそこには乗客に取り囲まれた駅員の姿がありました。それぞれの乗客にうんざりしながら案内をしている。行くはずだった所へ振り替えバスが出ている人はいそいそと勝ち誇り顔で乗っていく。うらやましい。「あきらめてください。」と言われてあきらめる人も…。ウィーンへ行くはずだったのは、どうやら私を含めて３人らしい。駅員「今日はウィーン行きの電車はありません。次のウィーン行きの電車は明日の夜９時以降になります。」それから私を見て、「女性へは、ヴェネツィア・サンタルチア駅に行って、そこにある２４時間オープンのラウンジで休んでから明日の夜の電車に乗ることをオススメします。ヴェネツィア・サンタルチア駅へは、ここメストレ駅からバスに乗ってください。」ガーン！今は深夜１時過ぎ。次の電車は１日後とは…。オーストリア人の男性は「１日も待たせるなんて信じられない！イタリアは狂ってる！It's crazy!!!!!」と怒り心頭で、ホテルに泊まると言ってその場を離れて行きました。この後、駅員は同僚からの電話に「ちょっとー、私だってもう終業時間なのに、みんなに取り囲まれてんのよ。やってらんないわよ！」と叫んで、その足で帰って行きました。つ、強気！残されたもう一人の男性と私はサンタルチア駅は大きなターミナル駅であるため、ウィーン行きへの何らかの手段があるんじゃないかというもくろみがあり、一緒にサンタルチア駅に行くことにしました。ヴェネツィア・メストレ駅。閑散としてます。さびしい、こわい…。男性はバシューという名前のセルビア人で、イタリアに６年ぐらい出稼ぎに来ていたらしい。数ヶ月前にウィーンに住む同郷の女性と結婚したのでイタリアを出てウィーンで新婚生活を始めるそうです。寂しいことに、ショーペロとは関係なくイタリア生活では嫌な思い出しか残っていないそうで、「イタリアなんて二度と来るもんか」と言っていたのが印象的でした。終点のバス停からは、サンタルチア駅まで歩くと５分ぐらい。通常はなんてことないのに、大荷物の私たちは、運河にかかる橋をいくつも渡るのに非常に苦労しました。みんな２０段ぐらいの階段！バリアフリーという言葉はここにはないのかしら？！と言っても私の異常に重たい荷物はバシューが運んでくれたんだけどね。最後の橋を渡った後、とうとうバシューから言われました。「君の…その荷物…重す…ぎ…（ぜぇぜぇ）」バシューには、本当に感謝してます。今ごろウィーンで奥さんと幸せに暮らしていることでしょう。夜中の２時すぎ、サンタルチア駅に到着。ベンチ、証明写真のボックス（この椅子に座って眠ってる人がいた。寝心地いいのか？）、メストレの駅員から勧められた24hラウンジは、はぐれ乗客ですべて埋まってました…。それにどさくさにまぎれて、用もないのにウロウロしている人も何人かいます。中には、子ども連れのファミリーの姿まで見えます。旅先でこんな目にあうなんて…と思っているに違いない。結局、私たちは駅の片隅に腰をおろして夜明けと新しい情報を待ちました。AM 2:50 のヴェネツィア・サンタルチア駅。床で眠ってる人のいびき大合唱。床に直接座ると冷たいのなんのって。しかも寒くなってきた。そういえば、駅構内で野宿するのは生まれて初めて…などと思いにふけってました。（というか野宿自体初めてだわ）女一人じゃなくて良かったなぁ。実はこの時、日本から持っていった寝袋があったんですよ。でも自分だけ使うのはバシューに悪くて結局出さなかったのよね。そんなこんなで、朝６時前にウーディネ（オーストリア寄り）に行く電車が発車することがわかり、バシューは「少しでもウィーンに近いところへ行きたい」と乗って行きました。そこからウィーン行きの電車があるのか、まったく未知です。いわゆる賭けですな。私は、考えた末に賭けをせずにバシューに挨拶して姉の家に戻りました。せっかくヴェネツィアにいるのに大荷物の上に、寝てない…観光する気力もなく復活した電車で帰りましたよ。姉には心配かけました。申し訳ない。チケットについて問い合わせる人々の行列。朝日がまぶしかったー。何事もなかったように電車は通常運転。ウィーンのホテルは姉にお願いして一日キャンセルしてもらいました。これからプラン変更ですよ。この頃には、ほぼ電車が復活。まったく、なんだったんだショーペロ。そうだ、これがイタリアだったんだ！最後の最後にイタリアらしさを体感したのでありました。今となれば、この体験は実に貴重だったと思い…ます。この時に励ましの電話をくれたずんきーのさん、どうもありがとう！

2007年12月22日

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イタリア名物ショーペロ（その１）

9月のことを書くのは本当に『今さら』ですが、旅の記録として残しておこうと思います。9月29日(土)とうとうイタリアを離れる日がやってきた。この後のプランはというもの。私にしてはかなり綿密なスケジューリング！そもそもなぜウィーンに行くのかと言うと、ウィーンから出発するチケットを購入したから。今後はいつヨーロッパに行けるかわからないし、せっかくの機会だからイタリア以外の国も観たい、ウィーンであれば姉の家から電車で行ける、ウィーンを拠点にして以前から行きたかったチェコとハンガリーにも行きたいな、という欲張りな思いがあったわけ。ウィーンへの夜行電車は、女性のみの車両で一番下という好条件のベッドを予約しました。これで、眠っている間にウィーンへ着くんだから一日分得した気持ち。（寝台が快適かどうかは別としてね）というわけで、姉ファミリーと涙のお別れをしていざ夜行列車に！75分遅れで電車に乗り込み（一度姉の家に帰ってまた出直した）、さぁ、これから夢の寝台列車でぐっすり！と、寝台車両を探し歩いてみたけれども、予約していた寝台車両はおろかベッドのある車両すら見つかりません。一番前の車両に行くと、電車の車掌らしき男性１０人ぐらいが座っておしゃべりをしていました（楽しそうに）。渡りに綱とばかりにチケットを見せながら訴えると、「ああ、この電車はウィーンまで行かないよ。」の一言。話を聞いてみると、この日は電車のショーペロ（※）があり、大半の電車が運休になっているらしい。※ショーペロイタリア語でストライキのこと。イタリアがショーペロ大国であるというのは有名な話。このように交通機関だけではなく、公的機関、民間企業などあらゆるところでショーペロが行われるのである（効果あるの？）。ウィーンに行かないとなると、どこへ行くのか？どうやらこの電車はヴェネツィア行きに変身してしまったらしい。「この電車はヴェネツィア・メストレ駅（※）が終点です。メストレ駅に着いたら、１番線ホームにお客様相談室があるのでそこに行って相談してみなさい。きっとホテル情報やバスへの振り替え輸送などの情報がもらえるよ」と車掌のうちの一人がアドバイスをくれました（シーン）。※ヴェネツィア・メストレ駅観光地で有名なヴェネツィアの隣町にある駅です。ヴェネツィア・サンタルチア駅の一つ手前。「ショーペロなんて聞いてませんでした！」とわめいてみたものの、「そりゃあ、運が悪かったね」とあっさりかわされるだけでした。たしかに、今さら騒いだところで仕方がない。せめて電車に乗る前に教えてほしかったなぁ…（遠い目）。姉に連絡したりしつつ、電車はヴェネツィア・メストレ駅へ！《つづく》前日にチケットを買いに行った時にも電車が軒並み遅れてました。「175分遅れ」なんてのもあるね…。駅員いわく「線路が壊れた」のだとか。ひぃー。

2007年12月22日

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オルヴィエートへ

友人から招待をうけて、オルヴィエートへ再び行ってまいりました。ママのおいしい手料理を山ほどごちそうになって感激。（だって、この頃は諸事情があって食生活がとぼしくなってたんだもの。）サンパトリツィオの井戸に入ってみました。地下約62ｍの深さ。上に行く建物はよくあるけど、地下に入っていくのは不思議な気分。少し湿った感じが何とも言えません。この井戸は、上りと下りが別々の通路になっており、人々はすれ違うことなく移動できる。快適ですよ。昔の人の知恵に感心させられました。《おまけ》近くの小さなお城にいた猫。２匹してこっちを見てるの。最初は置き物だと思いましたよ。

2007年09月09日

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ピサ散策

１時間ほど電車に乗ってピサへ。近いなぁ。ガイドブック片手に、歩き回って観光しました。アルノ川。フィレンツェよりも海に近い。斜塔には上りませんでした。斜塔を支えるポーズをとって写真撮影する人々。ガリバルディの像。ピサのは馬に乗ってませんねー。

2007年09月08日

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フィエーゾレ散策

ルームメイトのマルティンから勧められて、授業の後、フィレンツェ近郊の街 Fiesole（フィエーゾレ）に行ってきました。アパートから路線バスで30分ほど、お天気も良くて絶好の散策日和でした。終点の広場で降りると目の前にはドゥオーモがたっていました。その反対側にはフィレンツェ市街が見渡せる美しい景色が広がっています。ドゥオーモ。外も中もシンプルですが重厚さが漂っています。エトルリアの壁。きれいに残っています。美しい景色。後で知ったのですが、このフィエーゾレは映画『眺めのいい部屋』の舞台になった街だそうです。観てみようっと。

2007年09月07日

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フィレンツェは混んでいる

フィレンツェに暮らしているというのが不思議。あのフィレンツェですからねぇ。日本ではなかなかできないことを勉強してみよう！というわけで、今週１週間は、イタリア語のレッスンを受けて、来週から２週間『美術史コース』を受講することにしました。先生の説明つきで、いくつかの美術館や教会をまわるというとても贅沢なコース。何しろフィレンツェですからねー（しつこい）。芸術の山ですよ。滞在中のスケジュールが決まったので、ひと安心。さっそく街中を散策だーい。初めてフィレンツェを訪れたのは、１５年前。ドゥオーモを観た時は、ただその大きさに圧倒されました。（その後、ジプシーの子ども達に囲まれてお財布を取られそうになったことも鮮明に覚えてますわ。）ボローニャ留学中にも何度か来ましたが、その時は景色の明るさとドゥオーモの美しさに感動して鳥肌がたちました。そんなことを思い出しながらドゥオーモに行ってみました。相変わらず大きかったですが、とにかく人が多くてにぎやかでした。一年間フィレンツェに住んでいるクラスメイトに聞くと、「フィレンツェで、人が少ない時はない」そうです。つまり、一年中人が多いんですって。ドゥオーモ（サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂）の前そういえば、路上で人形だとかを売っている人がいるんですが、その売られているグッズが１５年前とほとんど同じなんですよ！（写真撮ってなくて残念）すごいねぇ、需要あるのかなぁ。

2007年09月04日

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コルトーナ散策

みなさん、お久しぶりです。フィレンツェ生活の間、まるまる更新せずに帰国してしまいました。思い出を忘れないうちに、少しずつアップしていきます。ひとまず、シエナ滞在中、Cortona（コルトーナ）という近郊の町に行ってきたことを記載します。コルトーナはシエナから車で１時間ほど東へ行ったところに位置している小さな町。観光地としてはほとんど注目されていなかったのですが、小説、映画で有名な『Under the Tuscan Sun（トスカーナの休日）』でこの町が登場して以来、アメリカ人観光客がぐーんと増えたのだとか。中世以前ローマに支配されるまでは、エトルリアの支配下にあったそうです。エトルリア時代の壁シエナから向かっている間は雨に降られてしまったけれど、コルトーナでは雨もあがり、青空の下で町を散策できました。美しい景色を眺めることができて、最高の気分でしたわー。この時、一緒にまわったベルギー人のクラスメイトが高級なセレクトショップで革のベルトを値切ったことが忘れられない…。（２つ買うから安くして、といった具合に）恥ずかしくて、一緒にいたフランス人と一緒にお店を出て待ってたよ。でも安くしてもらったらしい。言ったもん勝ちというものですな。私はできないけどさ。

2007年09月01日

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自然って素晴らしい！

ウンブリア州オルヴィエートでは、２ヶ月前に帰国していたイタリア人留学生が私たちを迎えてくれました。この街は断崖の上に位置しているため、駅前からケーブルカーに乗って中心地へ到着します。自然が多く、美しい景色を観ることができました。立派なオルヴィエートのドゥオモ市民の塔から見たオルヴィエートの街。素敵～。彼女と、そのご両親が近郊のスポットに連れて行ってくれました。Civita di Bagnoregio（ラツィオ州）村と街をつなぐ唯一の橋。天空の城みたい。幻想的。ボルセーナ湖（ラツィオ州）浜辺もあり、みんな泳ぎに来るのだとか。広くて美しい湖。それにしても、日本で会っていた人とイタリアで再会というのはなんだか不思議で嬉しいですねぇ！日本での数々の思い出話などで盛り上がりましたよー。イタリア人の友人によると、日本からイタリアに帰国した時、ローマからの電車が早速（？）『２時間遅れ』だったそうで「ほーら、イタリアに帰ってきた！」と実感したそうな。それと、店員の態度が悪い、郵便局では長時間並ぶ、などを味わい「あーあ、日本の方がいいなぁ」と思ったそうです。なるほどー。私は、イタリアの効率の悪いところがわりと気に入っているけどね。でも日本であのきちんとシステム化されているのを味わうと我慢しづらいかもしれないなぁ。でも店員の態度が悪いのは「！」よ。「何様？！」と言いたくなる店員が多いもの。もう少しさぁ、ありがたみをもってほしいものですよ。あぁ、やっぱりこれは日本人的な考えなのかしら。

2007年08月22日

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チンクエテッレでリゾート気分

一週間ほどシエナの家を留守にして、日本から来伊した『ずんき～の』さんと旅行してました。まずは、リグーリア州のチンクエテッレ、それからウンブリア州のオルヴィエートへ。チンクエテッレでは、がーん！なぜか雨、雨、雨～。おまけに寒い！冬みたい。信じられない！まだ８月よ。（おそらく２年前の３月にうめめだかさんと行った時の方が暖かかったと…）洋服の下に水着を仕込んで外に出たのに。あ、でも「水着ってあたたかい」ことを知りました。というわけで、「ビーチでのんびりして日焼けしながらリゾート気分を堪能」という私たちの計画は崩れたわけですが、美しい景色を見たり、おいしい海の幸を食べて満喫しました。海から見た Riomaggiore（一番南側の村）どうでしょ、この空の色。チンクエテッレを旅立つ日、ついに太陽が登場！遅いんだよー。でも、晴れてて気持ちが良かったなぁ。やっぱり海はいいねぇー。

2007年08月20日

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日本一の山

イタリア人留学生たちと一緒に富士山を観に河口湖へ行ってきました。お天気も良くて絶好の富士山見物日和でしたよー。どうだ～！この雄大さ。ビーチサンダルで来てしまった留学生Ａ君。たくさん歩いたので足が痛くなって、かわいそうでした。なんでまたビーチサンダル…。河口湖の湖畔でのんびり横になって過ごすと思ってたみたい。そういえば日本の湖で泳ぐって聞かないよねぇ。

2007年06月17日

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いざ、鎌倉！

数年ぶりに鎌倉へ行ってきました。この日もイタリア人留学生たちと一緒にお出かけです。「いざ、鎌倉！」というのをイタリア語で説明するのにどれだけ苦労したか…。おそらくわかってもらえなかったと思う（まだまだですなー）。北鎌倉の円覚寺（1282年北条時宗開創）からスタートです。お天気も良く、絶好の散策日和でした。緑が鮮やかできれい！川端康成『千羽鶴』のモデルとなった茶室。実際、映画でもロケに使用されていたそうです。留学生の一人は大学の卒論で川端康成について書いただけあり、『千羽鶴』のことを詳しく知っていました。私はまだ読んだことなくて残念！これでも日本文学好きを自負してたのよー。さっそく読みたいものです。この茶室がある時宗廟の窓口にいた初老の女性は、以前参拝している川端康成をこの窓口から何度か見た、とおっしゃっていました。ここのお寺の娘さんなんだそうです。興味深い話を聞くことができました。この後、いくつかのお寺と鶴岡八幡宮をまわり、鎌倉大仏へ。大仏様の後ろ姿。窓があるのはなぜ？と尋ねられましたよ。換気のためぐらいしか思いあたらなかったのですが、どうなんでしょう？そういえば、旅先では何か食べてばかりの私ですがこの日もソフトクリームを３個食べました。紫いも味です。おいしかったなー。古都鎌倉にてゆったりと静かな時を過ごせた素晴らしい一日でした。

2007年05月13日

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ビッグバード

父の見送りで、羽田空港へ行ってきました。空港というのは、気分をわくわくさせますね。食事をする場所もよくわからなくて、迷いました。それにしても、近代的ですねぇ。４、５年前に社員旅行で函館行った時に、大幅にリニューアルしていたのを見た時はビックリしました。しかも、第２ターミナルまである！いつの間に…、と思ったのでネットで調べてみました。2004年にオープンしてたみたいです。せっかくなので、第１ターミナル内をブラブラ散策して帰りました。ちなみに、土・日・祝日限定で「モノレール＆山手線内割引きっぷ」という羽田空港駅からＪＲ山手線内各駅どこで降りても５００円で行ける切符が売ってました。これはおトクなのでおすすめですよ！帰りのオレンジ色路線では、テレビカメラを持った外国人団体に遭遇しました。電車が出発してから、車内を撮影しはじめてました。周りの人たちもチラチラ見てて、かなり気にしてましたよ。私は早起きしたため、眠たいところでしたが、どこかの国でそんな姿を放送されたくないので、眠気をぐっとこらえて無理して読書してました。…が、あっさり３駅ほどで降りて行ってしまいました。何を撮影してたんだろう？ドキュメンタリー？むー、気になる！

2007年03月10日

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ひな祭りの日によせて

両国の江戸東京博物館に行ってきました。何度行っても見ごたえがあります。たっぷり満喫しました。江戸博の雛祭りでは、明治時代（多分）からの雛人形が展示されていました。30cmぐらいの高さのある大きな人形が流行っていた頃もあったそうですが、とにかく大きい！あんなの飾れる家ってどんなだろ。これは我が家のお雛様。厳密に言うと姉のになるのかな？かわいらしくて（顔がこわくない）お気に入りなのですよ。小さい頃から誕生日には必ず登場していました。以前は仲間たち（？）も一緒に飾られていましたが、近年はシンプルにペアのみです。今年は早く仕舞ってくれてました。よかった。夜はちゃんこ鍋を堪能しました。誕生日のちゃんこ鍋は格別おいしかったですよー。お祝いをしてくれた友人たちに感謝です。ありがとう！

2007年03月03日

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アメリカーン！

いまだに２週間以上も前の日記を書くのもなんですが、いちおう記録ということでお許しください。さて、イタリアから帰った翌日は横田基地のフレンドシップ（友好祭）へ出かけてきました。横田へはかれこれ15年以上行ってなかったなぁ。久しぶり！入口では厳しい（そうでもないけど）荷物チェックが行われてました。ちょうどそういう時期だったんでしょうね。昔はなかったけど。前日とはうってかわって、アメリカンな空気でした。同じ外国でもニオイが違う。やっぱり世界は広いなぁ！ステーキサンドイッチを売る友人の出店を手伝ってきました。窓口（？）もやったのですが、私が立つ時にかぎってアメリカ人のお客さんが来ちゃうんですわー。ひぃーーー。「合計 2,400円です」すらも英語が出てきませんでした。な、なさけない！！しかも「3分お待ちください」→「three minutes！」ってあなたえらそうに。（でもわかってくれました。ありがとう）いまや中学生以下の英語レベルですわ。本当にまずいです。周りを見ると、子ども連れや若いカップル、年配のご夫婦など、日本人がたくさん遊びに来ていました。基地の中なんていつでも簡単に入れるわけではないのでこのように開放してお互いの交流をはかるというのはいいことですねぇ。

2006年08月19日

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帰ります！ -７日目-

さぁ、シチリアを離れる日がついにやってきました。朝から荷物詰めで大忙し！実は、前日の夜にさーすけのおばあちゃんや親戚、友人たちとお食事をしたのです。その時にいっぱいおみやげをいただきましてね。おまけに帰りも遅くなったので荷物詰めどころではなかったのですよ。（と言い訳してみる）お昼はおばあちゃんちでごちそうになり、パレルモ空港へ出発。おばあちゃん、親戚の方々、お友達のみなさん色々とありがとう～！また会えますように！さて、パレルモ発の飛行機は１７：１０。アグリジェントからは車で２時間かかるのです。車窓はほとんど砂漠。さーすけのおばあちゃんいわく、シチリアは春が緑いっぱいで美しいのだそうだ。ぜひ春のシチリアも見てみたいなぁ。空港へ着いてから、お茶でもゆっくり飲みたいねぇ、と二人でもくろんでいましたが…途中パレルモの市内で見事に渋滞にはまり、空港に到着したのは、１６：４５！離陸２５分前というところで、チェックインカウンターでは係員に「しにょーら、遅すぎですよ！」と叱られました。ひぃ～。「とにかく、早くゲートへ向かってください！」というわけで、さーすけとは、ほとんどやっつけ挨拶に。「早く早く！」「じゃ、またねー！」あれ…？これって去年の夏にさーすけが来日した時の成田空港での別れとまったく同じパターンじゃ…。私たち、どうやらドラマチックな別れとは無縁なんだね（遠い目）。大急ぎでゲートへ行ってみるとそこには搭乗を待つ人でいっぱい。なぜか搭乗が始まらず、結局搭乗したのは18：00でした。しーん。座席に座って、離陸を待っていると、今度は機長のアナウンス。「当機は５０分後に離陸します。」ご、ご、ごじゅっぷん分ですかぁー？！この機内で５０分待ち？機内がブーイングの嵐に包まれたのは言うまでもない。さすがに５０分とまではいかなかったけど、遅れて離陸しましたー。ミラノ到着は予定の１時間遅れ。着陸時の拍手喝采は何に対してだったのか？（そういえば、イタリアの国内線に乗ると着陸時にみんな拍手してるような気が）↑ミラノの空港で、隣にとまっていた飛行機。遅れたおかげで乗り換え時間が１時間と少し。急げー。こういう時に限って、出国審査も大行列。早くー。私の番でパスポートと航空券を出すと「はい、オッケイ～！」。１秒で終わり。ほとんど顔パスだよ…日本のパスポートはプレミア物だね。バタバタしたけれども無事に帰りの飛行機に乗り日本に到着しました。しかし、これだけでは今回の旅は終わらなかったのだー。成田空港でも、初日に泣かされた私のスーツケースが出てこない！乗り換え時間が短かったせいか、荷物はミラノにとどまったみたいです。スーツケースは２日後に無事にＪＡＬから送られてきました。最後まで、ネタ満載の旅行でした。（特に、飛行機＆荷物ね）一週間だけど、素晴らしいバカンスだったなぁ～。《おまけ》ミラノの空港で見つけた看板。日本選手では実現しないような…。さすがイタリアって気がします。一番右、誰だろ？

2006年08月18日

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神殿の谷 -６日目-

朝、さーすけからの「あと一日だね」という言葉でちょっぴり現実に戻りました。あーーーー、そうだった。翌日の夕方には飛行機に乗って日本へ向かうんだったわ。それじゃあ、今日は思う存分アグリジェントを満喫しなくては！というわけで、さーすけが連れて行ってくれたところ。スカーラ・ディ・トルキア白い岩が太陽に反射して見事な美しさでした。岩の上では、目が開けられないくらい。近くにいたイタリア人のママが「日本人なら、細い目がますます開かないわよ～」と喜んでました。わたしが「日本人」という言葉に反応したら、「あらっ、あの日本人、イタリア語がわかるのね！私ったら何てことを！」と家族の後ろに隠れてました。ふふーん、聞こえてるよ。デジカメを防水パックに入れて、海の中をやみくもに撮ってみたよ。小さいお魚らしきものが写ってた！海水浴場はこんな感じでーす。のんびり。さて、夕方からはいよいよ神殿の谷へ！紀元前に移住してきたギリシア人が建てたという神殿がたくさんあるのです。日中は絶対に行かない方がというさーすけのアイディア（？）が大的中して、少し涼しくなってまわりやすかったですよ。さーすけは幼少時によく神殿の谷で遊んでいたそうな。近所に遺跡があるってどんな感じだろう？（奈良県みたいなもの？）エルコレ神殿。修復中でこんな土台まみれに…。この作業、いつ終わるんだろう。イタリアだけに時間がかかりそうですな。ジュノーネ（ヘラ）神殿。紀元前460～440年のもの。これも一部修復中なり。アグリジェントのシンボル、コンコルディア神殿。反対側はやはり修復中。でもよく保存されてます。紀元前450～440年頃は、こうだったらしい。色がついていると雰囲気が違うなぁ。アテネのパルテノン神殿を思い出しました。パルテノン神殿といえば、露出狂に会ったことが一番の思い出…哀しい。一つ一つじっくり観ていたら、時間切れ。前日に博物館で見た巨人が支えるジョーヴェ・オリンピコ神殿跡は観られませんでしたわ。それでも、大満足！2000年以上も前の建物があるというのが想像力をかきたてられました。神殿について説明してくれたさーすけには感謝です（理解悪くてごめんよー）。《おまけ》神殿の谷の駐車場整理のおじさんが着てたＴシャツ。マルボロのパロディですわ。おもしろくて買ってきた。現在は父が着てて、とても似合ってます。

2006年08月17日

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博物館とおいしい食事 -５日目-

暑い！とにかく暑い！というわけで、昼食前にさーすけがおいしい物をごちそうしてくれました。ブリオッシュ（パン）付きグラヌローザ・アル・リモーネシチリアで有名なグラニータのレモン味です。このブリオッシュをちぎっては、このシャーベットに浸して食べる。これがおいしい！湯だった体が少しずつ冷えていく感じですっきり。食したお店。海岸をとったら美人が二人映ってました。スタイルいいなー。アグリジェントといえば、何はともあれ遺跡！“神殿の谷”へ行く前に、まずは国立考古学博物館へ。数々の出土品が展示されています。この壺は、ヒドラを退治しているヘラクレスが描かれていて興味深い。さーすけから説明をうけながら一つずつ観てまわりました。それにしても、これを紀元前の人々が使っていたのかと思うと感慨深い。当時の人々の姿を想像したりして。気分はすっかりオリンポスのポロンですよ（知ってる？）。知らない人のために…ポロンです。ジョーヴェ・オリンピコ神殿のレプリカ。円柱の間に並んでいる人形の柱（天井を支えているように見える）をよーーーく見てくださいね。小さいけど。バーン！！これが、本物でござーい。大きい！迫力ありますよ。これだけでこの大きさならば神殿はいったいどれくらい…。とっさに想像できませんでしたよ。どれくらいの期間で、どれくらいの人数で、どうやって建てたのでしょうね？この後、さーすけがお手洗いに行っている間に、係員（キュレーター？）のおじいさんの昔話を聞いてました。オランダで長く働いていたらしく、今でもオランダ人の団体が来たらオランダ語で案内するそうです。めずらしい。さーすけに「君は目を離すといつも誰かと話してるな」と心配されました。（大抵お年寄り）そういえば、バリ島で行ったエステで施工してくれた女の子が「私は17歳でね…」と身の上話を語ってくれたっけ。話を聞いていたのでほとんどリラックスできなかったなぁ。（こっちはお客なのに…）話がそれました。この日の晩ご飯はコレ！パネッレ。お豆の粉を薄くのばして揚げたもの。レモンを絞って、めしあがれー。おいしい！出たー！！大好物のボンゴレ登場ですよ。少し貝が少なかったけど（殻が多かったよ）身が大きくてエキスもきいてておいしかった。写真にはないけど、他にもメカジキだとかマグロも食べてます。シチリアは魚介類がおいしいですねぇ～。しあわせだー。

2006年08月16日

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町内散歩 -４日目-

お祭りだった前の晩が遅かったせいか（ほぼ朝に就寝）この日は町の中でものんびりお散歩しようということになりました。最初に向かったのはここ。サンタ・マリア・デイ・グレーチ教会紀元前５世紀のギリシア神殿があったところに建てた教会。敷地内にやしの木が生えているところが南を彷彿させるね。床は、ギリシア神殿の跡が見えるようになってます。教会にいたガイドのおじさんと話すさーすけ。おじさんは私にもわかるように案内してくれました。アグリジェントの町は掘るとギリシア遺跡が出てくるそうです。歴史を感じるね。次の教会。残念ながら名前は失念しました。美しい教会だったけど、夏休み中のため入れず。がっかりしていたら、日本人のファミリーが来ました。嬉しくて話しかけるマイルカ。聞くと、シチリア島内をまわっていて、ほぼ一日二日で街を移動しているらしい。彼らも一週間の旅行だと聞いて、さーすけは妙に納得してました。やっぱり日本のお休みは少ないのよ！シチリアのデザート。スフィンジェだったかなぁ。だめだ、メモしておかないとすぐ忘れる…。リコッタチーズが入ったクリームが甘くて非常においしいのです。この道を歩いていたら、道端におじさんがいました。ライターの火が点かなくて困っているのでさーすけがライターを貸したところ、大喜びで話しかけてきた。おじさんの仕事や健康状態を長時間にわたって、二人で聞いてました…。最後には「お二人さん、がんばれよ！」と励ましてくれた。おじさん、ありがとう。「あのおじさん、あそこで何してたんだろ？」とさーすけに聞いたら「ただ立ってただけだろ」だって。道端にただ立ってるだけのおじさん。そういえば、結構イタリアではエキストラのようにたまたま立ってる人をよく見かけるけど、なかなか日本では見かけないよなぁ。

2006年08月15日

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海ざんまい -３日目-

相変わらずお天気の良い朝、さーすけにお願いして海に連れて行ってもらった。ビーチにいる人たちはみんなスタイルも良くてこんがりきれいに焼けている。こうしてみると、私はまるで白いブ…（もうその先は言うまい）。というわけで、焼いて少しでもかっこよくなりたいのだ。（その方がボディが引き締まって見えそうだしね）シチリアの日差しは本当に強くて、ほうっておいてもやけどしそうなぐらい。こりゃー、焼けるねー。と張り切っていたけど、さーすけが必死になって、日焼けどめクリームを私の肌に塗りこんでる。「この肌を守るんだ！」と言いながら塗ってくれました。ちょっと焼きたいんだけど、と主張してみたけど、却下。「シチリアの太陽を甘く見てはいけない」ということらしいです。後で大変なことになるんだそうな。おかげで、あまり焼けずに帰国してます。さて、８月１５日は“フェッラゴスト（聖母被昇天の祝日）”。この街では、１４日の夜から１５日の朝にかけてみんなでお祝いをするのだそうな。というわけで、前日の海仲間たちと合流して、浜辺で一緒にお祝いしました。ジョルジアにこんなこと聞かれた。「ねぇ、マイルカ。あなたとさーすけって、兄妹？」えっ？！私たち、そう見える？似てるのか？人種が違うけど…。子どもの発想力には驚かされるね。１５日になる夜中の１２時には、隣の若者グループがカウントダウンしてました。そして、“０”になった瞬間に、みんなして海に飛び込むんですって。水温はあたたかく、海から出た後も炎ですぐに乾くらしい。この日は少し肌寒くて、私たちは海に入らなかったので残念～。（隣の若者グループはバシャバシャ飛び込んでました。若いのう。）その後は、宴に突入！それにしても、イタリアの男性はギターを弾ける人が多い。どこのグループからもギターの音色が聞こえてましたよ。みんなで大合唱しながら夜を過ごしました（私は全然知らなーい）。空には満天の星で、流れ星もよく見えるんだって。この夜は流れ星は見えなかったけれども、美しく輝く星を眺められて幸せな夜だったなぁ。

2006年08月14日

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海 -２日目-

シチリアへ到着して二日目。大きな太陽がカンカンに照っていました。この太陽が仕事でくたびれた体にパワーを与えてくれます。わーい！アグリジェントの隣にある海の街にさーすけパパの実家があり、今でもおばあちゃんが住んでいます。（３月に行ったマレンマ地方のおじいちゃんおばあちゃんはママ方）優しい目をしたかっこいいおばあちゃんでした。夕方から海へ行き、さーすけの親戚やその友人たちと合流しました。夜の８時ぐらいまでは、夕日が出ているので十分に明るいのです。砂で土手や水路を作る子ども達。浜辺の定番ですな。６歳の女の子ジョルジアが寄ってきて、「マイルカは日本人なの？全然目が細くないのね（ガッカリ）…」と。えー、この目は決して大きくないのに。それでガッカリされるとは。日本人ってそんなに目が細いイメージなんですかね？そんなこんなで、ジョルジアはすっかり私の小さな友達。とても良い子で、私が少しでも一人でぼーっとしているとすぐに「マイルカー！」と寄ってきてくれる。おまけにイタリア語の発音も教えてくれた！雲が多かったけど、美しかったなぁ。夕日が沈む時。沈み始めるとあっという間に海に吸い込まれていく。夜は、この海の仲間達で小さなLieataという街へ繰り出しました。ここでは、“まぐろ祭り”が開催されていて、港からあがったまぐろを食べられる！というものらしい。…が、残念ながらこの日はまぐろを食べられませんでした。みんなで、わいわいとピザを食べました。満足満足。まぐろ祭りの様子を写真で撮ったのに…。やっぱり消しちゃってました（ほんとにばか！）。↓この旅行の行動範囲みんなに送ろうと思って買った絵はがき。結局時間がなくて誰にも送れませんでした。ごめんなさい。実家宛に書いたはがきは持ち帰って手渡したよ…。

2006年08月13日

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出発！－１日目－

さて、いよいよ出発！成田空港からローマへ到着。次に乗るパレルモ行き飛行機までは約１時間待ち。姉に電話したりしている間にあっという間に時が過ぎます。そこで、アリタリア航空からのアナウンスが入った。「パレルモ行きは１時間３０分遅れになります」１時間３０分遅れだと、パレルモ着は夜の１１時。遅いなーとぼんやりしながら１時間３０分待って、ついにパレルモに到着！空気も暖かく、なんとなく南国に来たような雰囲気です。わくわくします。ところが…預けたスーツケースが出てこない！それが、私と同じ飛行機、またはその前の飛行機に乗っていた人、１００人以上の荷物もどうやら出ていないらしい。しばらく待っていると、またベルトコンベアーが回り始めた。でも、やっぱり出てこない！いくら南イタリアと言ってもひどいわ、ひどすぎるわ！しかも、気がついたら夜中の１時になってる。もう深夜ですって。周りを見ると、ちびっ子を含めてみーんなくたくたになっている（そりゃそうだ）。じりじりしながら待っていると、隣にいたファミリーが、別のベルトコンベアーで荷物を見つけたと教えてくれた。さっそく行ってみると、あったあった！！！コンチネンタル航空 XXXX便のベルトコンベアー脇にしっかりと１００人分近い荷物がきれいに整列しているではないですか。みんな続々と駆けつけてきて「まったく、コンチネンタル航空なんて乗ってないっつーの」とぶつぶつ言いながらおとなしく荷物をひっぱって行った。何しろ、もう１時半ですからね。もう文句を言う力もないですよ。というわけで、よろよろしながらゲートの外に出て、迎えに来てくれたさーすけと夢の再会を果たしたのでした！！！（その時点で私はかなりヨレヨレになっていたけどさ）だいぶ長くなりました。ローマの空港やパレルモ空港での（くたびれた人の）様子をさんざんデジカメで写したのに…この日の分だけなぜか消去してしまいました（ばかばか！）。というわけで、マイルカ作成の地図を載せます。一週間、シチリア島のアグリジェント付近で過ごします。

2006年08月12日

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行ってきます！

お知らせです。明日（土曜日）から約一週間、シチリア島へ行ってきます。今月に入ってようやく夏休みがとれて決まったという次第です。というわけで、ここ数日間はバタバタしてました。ようやく９割がた荷物がつめ終わったところですよ。非常に眠いです。今は持っていくためのＣＤをiPod Shuffleに落としてるところです。早く寝ろ、という声が聞こえてきそうですな。成田空港が厳戒態勢らしいので出国に時間がかかりそうなので飛行機に乗り遅れないようにしなくては。そういえば、同僚たちに行き先を尋ねられたので答えたら「マイルカさんは“イタリア”って感じしないなぁー。」じゃあどこだろう？と思ったら「浅草」ですって！それは何？下町っ子みたいってことかしら？（嬉しい）なんでだかわからないけどそういうイメージなんですって。後輩に「マイルカさんは“イタリア”じゃなくて“チベット”とか行きそうですね」と言われたこともありますよ。チベット。いいなぁ。青蔵鉄道に乗ってみたい。標高平均4500mの線路を走るだなんて！富士山の上ですよ。高山病対策のため、酸素マスクも完備されているそうな。って、どこの話をしているやら。というわけですが、イメージにあわないと言われようともイタリアへ行ってきまーす。今ものすごくワクワクしてて、叫びたいぐらいに楽しみです。皆さんも楽しい夏を～！

2006年08月11日

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日本到着

そういうわけで、空の旅を楽しんでいる間に日本に到着しました。珍しくもない光景。到着口から出ると、うめめだかさんが出迎えてくれました。うめめだかさんのお家では、おいしい手料理をごちそうになりました。やっぱり日本のご飯はおいしい～。ありがとう！そうなのです。ボローニャでも日本食は作れる範囲内のものは自分で作っていましたが調達ができない食材なんかもあったりするので限度があるのよ。ちなみに私が今回の滞在でよく作ったものナンバー１は『巻き寿司』でした～！（日本では一度も作ったことなかったのに…。）中身は、スモーク鮭・レタス・ツナ缶など。アボカドも入れてカリフォルニアロールもどきも作ってみました。和食を作った時、「これは何が入っているの？」と聞かれることが多く、ふとほとんどのものに「おしょうゆ」を入れていることに気づきました。すごいなぁ。つまるところ「おしょうゆ」さえあれば日本の味ってことになるのかなぁ？

2006年04月11日

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いよいよ日本へ

イタリアを発つこの日、姉と姪がヴェネツィア空港まで送ってくれました。たくさんのすばらしい思い出をありがとう！チェックインを済ませてゲート前へ。ぼーっと眺めていると、意外と外国人が多いのでビックリです。空港の雰囲気が大好き。ヴェネツィアからミラノまでは飛行機で１時間弱。たまたま隣の席だった日本人の男性と楽しくおしゃべりしている間にミラノに到着しました。ミラノでは、順調ならば１時間半ほどの乗り継ぎ時間。ゲート前ではイタリアでの友人へ、電話や携帯メールでご挨拶。しかーし、搭乗時間が過ぎているのに係員がゲートにいない！さすがイタリアだなぁ、と意味もなく感心していたところ、『当便への乗り継ぎ便が遅れているため、搭乗は１時間遅れになります』とアナウンス。というわけで、実際の離陸は予定より２時間近く遅れました。空の旅は快適でした。パーソナルテレビのおかげで私は合計３０分ぐらいしか眠っていませーん。（映画４本ぐらい観た）それにしても、各自の座席にあるこの枕カバー（？）の長さは不必要かと。画面の上部にかかってしまうのですよ。みんな上に折ったりして不自由してました。お湯がわかないということで、朝のコーヒー・紅茶が出てこなかったのもなんだかほほえましかったです。

2006年04月10日

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団体様ご一行

ついに春が来た！先日までは寒かったり、雨の日が続いていたので「昨日は雨が降っていたので頭が痛かったわ～」と言っていた先生が、急に元気になっていました。（どうやら、この国の人はお天気で気分が左右される人が多いらしい）さて、この日は朝からお天気がよく太陽が出ていました。「こんな日は出かけないともったいない！」とさーすけママに誘われて郊外の丘へ。山々が美しい緑に色付いていて春の訪れを感じました。約１時間後、さーすけママの友人ペアと合流しました。ここで合計６人。そしてさらにその１時間後、みんなの共通のペアと合流。合計８人。そして、またさらにその１時間後。誰かの友人親子と合流しました。合計１０人！みんな前もって約束をしていたわけではありません。中には初対面の人もいるみたいだし。そうして、しばらく草の上に座ったり寝転んだりして会話を楽しんだ。グループの中には本や新聞を読む人もいる。みんなで一丸となって会話するというわけではないのです（ちなみに私は寝てました）。そして適当な時間までめいめいくつろいで、解散。まわりを見渡すと、なぜかグループが多い。耳をすますと「やっぱりあなた達もここへ来たのね」なんていう会話が聞こえてきた。私たちと同じようにどんどん合流してふくらんできたのかな。日本ではこんなことないだろうなぁ。

2006年03月26日

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田舎へ行こう　その３

最終日。叔母さんファミリーは仕事のため、朝早くお別れの挨拶をしました。（月曜日だもんね）お昼はさーすけ祖父母のお家で、おばあちゃん特製のラザニアをいただきました。92歳のおばあちゃん（細身でスラッとしている）、優しくてかわいらしくとても素敵な女性でした。この村は城壁で囲まれているゾーンがあります《左側の絵葉書参照》。城壁の外側は新しい住宅街で、さーすけの叔母さんファミリーはここで暮らしています。おじいちゃん達は、城壁の中。歴史を感じます。城壁の入口。中は一方通行のため、ここからしか車は入れない。出口も一つ。恒例のおばあちゃんによる『食べろ食べろ攻撃』によりお腹もぱんぱんになったところでこの村とはお別れ。たくさんのお土産を車いっぱいにして旅立ちました。帰りに立ち寄った海。水面がきらきらしていて美しかった。水平線。なーんにも見えない。アペニン山脈を越えてボローニャに戻ると、高速の路面が凍ってました。山の色はまだ茶色い。ボローニャでは春の訪れはもう少し先かしら？早く来ーい！《おまけ》叔母さんの家に生えていたレモンをいただきました。スーパーで買ったレモンとの大きさを比べてみた。右が叔母さんちのレモン。大きい！

2006年03月13日

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田舎へ行こう　その２

朝からお天気の良いこの日、早ばやと叔母さん宅を出ました。放牧中の牛や羊ものんびりと過ごしています。川沿いにある洞穴、昔の人の住居へ連れて行ってくれました。中はこんな感じ。教会らしきところもあった。この棚には何があったんだろう？何人いたんだろう？服装はどんなものか？と想像がどんどんふくらみます。釣りをするさーすけ（自称『サンペイ（釣りきち三平）』）。私もやりたいのに、免許がなくて残念！というわけで、あとは川へ少し行って、また叔母さん宅へ。なぜならこの後、親戚一同集まっての昼食会が催されるからでした～。さーすけの祖父母（二人とも90代）、伯父さんご夫婦、その従兄弟夫婦、などなど…私たち含めて合計13人！核家族で育った私にはとても興味深い時間となりました。（もちろん会話に口をはさめるわけもなく、もっぱら聞くのみ）夜は、おじさんが暖炉で焼いてくれたお肉を食べました。暖房をつけなくても暖かい。私も暖炉がほしい。そういえば、これまで幾度となく「日本の暖房事情」について聞かれました。日本の家屋ではどういう暖房器具を使っているのか？こたつ、灯油ストーブ、ホットカーペットにしても、どれもこれも彼らにとっては想像のつきにくい物のようです。「暖房器具は案外レトロね～」と言われたこともあったなぁ。日本というのはやっぱり、エレクトリックなイメージなのね。

2006年03月12日

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田舎へ行こう　その１

マレンマ地方（トスカーナ州南部）とラツィオ州の境目にあるさーすけママの実家へ行ってきました。そこには美しい自然がたくさんあり、さーすけがこよなく愛する田舎です。金曜日の夕方にボローニャを出発し、車で延々４時間半。さーすけの親戚が夕食を用意して私たちを待っているとのことで一度も休憩しないでひたすら走り続けました。運転、できることなら変わってあげたかった…できなくてごめん。中央道ではありません。一夜明けたこの日、さっそく海や森へと繰り出した！波が大暴れしてました。この先にはサルディーニャ島があるらしい。森の中では鳥のさえずりが聞こえます。はりねずみの巣や針を見つけた。珍しい。キノコの写真を撮るさーすけ。隣はいとこ。興味は人それぞれですなぁ。お天気もよくなってきたので、『Vulci考古学自然公園』へ。古代エトルリア民族の遺跡が数多く残っており、とても興味深いところです。その上、滝や川、羊や牛がくつろぐ放牧場もありと、広い公園でした。昭和記念公園の数十倍といったところかしら。さーすけお勧めのスポット。『WindowsXP』の壁紙みたい！↑これが本物の壁紙。強風が吹いていたため、さわやかとは言えなかったけれども自然の空気の中を歩くのは本当に気持ちがいいですね。ほとんどの草木が明るい緑色で、ボローニャよりも早い春の訪れを感じました。そうそう、こんな標識を見つけた。牛に気をつけましょう。日本にもあるのかしら？

2006年03月11日

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カーニバル

ヴェネツィアでカーニバルを観てきました。ボローニャからは鈍行電車で２時間ほど。月曜日だったので、混雑具合もほどよく仮装している人々を見ることができました。マスク姿がとても幻想的で美しかった！バーガーキングがあったのでちょっとビックリ。イタリア内で見るの初めて。そしてついに、私も！マスクを購入して、『にわか仮装』を楽しんできました。顔上半分だけのマスクとは言え、誰も私とはわかるまい…。ちなみに、帰りの電車がボローニャに着く頃には７５分遅れになってました。着々と遅れ時間が増えていく車内アナウンスを聞いて周りの乗客たちが拍手してましたよ。こんな遅れにもすっかり慣れましたわ（遠い目）。

2006年02月27日

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われは山の子

前日の海とはうってかわって、山へ行ってきました。名前は知らないけど、アペニン山脈のうちの一つの山。山の向こう側はもうフィレンツェ（トスカーナ）なんだそうな。山小屋で食べたプロシュート（脂の）はおいしゅうございました。農家で買ったリコッタチーズも新鮮でおいしい！車中で、さーすけのママが「さーすけ、○×▲◇∞■◎▽～」と話しかけているのにさーすけを見ると、まったく聞いていないかのように窓の外を眺めている。しーん。あいづちすらもナシ！思わず、「さーすけ、あなたのママの話聞いているの？」「聞いているなら返事しないと！」とささやいたところ、さーすけが大笑い。それをさーすけママに話すと「いいのよ、マイルカ。私は壁に話すのには慣れているから」とのこと。母親と息子ってこういう感じなのでしょうか？

2006年02月26日

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われは海の子

さぁ、土曜日！お休みだ！ということで海へ行ってまいりました。ピンク→ボローニャ（出発地）黄色→目的地アドリア海までは車で約１時間（多分）。いつものとおり、すぐに睡魔に襲われてしまいぐっすり睡眠補給しました。林の先にはもう、海が見える！海だ、海だー！！あいにくのお天気だったので、海の色は茶色。カフェオレのようでおいしそうな波が漂う。空気がおいしく、潮風を肌で感じることができてとても気持ちよかったです。海にむかって叫んだので気分もすっきり。（何と言ったかはナイショ）懇願したところ、さーすけが海の歌（イタリア）を歌ってくれました。みなさんは海にまつわる歌というと、何を思い浮かべますか？私はタイトルの『われは海の子』でした。この海岸も夏になると、大勢の海水浴客でにぎわうそうです。夏に行きたいところがまた増えた！

2006年02月25日

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近郊の街ぶらり旅

近郊の街へぶらり旅してきました。ピンクの矢印が出発点（住んでいるところ）です。まず最初はワインのおいしい街、モンテヴェーリオ（黄色の矢印）。あいにくのお天気でしたが澄んだ空気がおいしいところです。初夏からは鮮やかな緑の山々に囲まれて、楽器演奏や舞台などのショーが催されるのだそうな。ぜひ夏にもう一度来てみたいところ。次は、11～15世紀の城壁が残るバッザーノ（黄緑の矢印）。ちょうどカーニバル（謝肉祭）のお祭りが催されていてとてもにぎやかでした。スプレーをかけあう子供たち。うっかり洋服についてしまったけど、数分後に跡形もなく消えました。仮装をした子供たちが道路を練り歩きます。あぁ、私も仮装したい～！！魔法使い、お姫様もいいなぁ。さーすけに聞くと、彼も小さな頃にカーニバルの仮装をしたそうで「今でも思い出すと恥ずかしいよ～」と言っていました。えっ、私は今でも仮装したくてたまらないのに（恥ずかしい？）。

2006年02月19日

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大荷物をかかえて

いよいよボローニャへ出発の日になりました。かわいいかわいい姪とのお別れがとてもつらい…ううう。姉の家を出発したものの、相変わらずの大荷物にまいりました。特大スーツケースは登場せずにすんだものの、国内間の移動でもこんなに？どうしてこんなにふくれあがるのか自分でも不思議です。となるといつも矛先はコンタクト用品＆化粧品になるわけですが。（これさえなければ！でも、ないと困る～）↓こんな感じです。イタリアの鉄道にしては珍しく、すべて時刻どおりで無事にボローニャへ到着！９ヶ月ぶりの上陸ながら、懐かしさをかみしめてます。パドヴァ駅それにしても…背中と肩が痛い。重たい荷物のせい？

2006年02月01日

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いよいよ出発

この一週間は駆け足で準備してきましたが（というか、数日間）なんとかこの日にたどりつきました。空港好きの母が見送りです。前日に予約したN'EXは残り２席というギリギリ状態。（ばらばらの車両でしたが…ものすごくラッキー！）空港ではおみやげ物や文庫本、週刊誌を買いこみさらに手荷物がふくれあがりました。旅行時はもちろん、日常でも私は荷物が多いことはご存知の方もいることでしょうが、今回その多さたるや…。搭乗ゲート前のベンチに座りながら、他の搭乗者の手荷物がどれくらいなのか眺めてみた。す、すくない！みなさんショルダーバッグ一つ、もしくはキャリーバッグのみという軽装さ。比べて私の手荷物は、↓　こんな感じ特大のスーツケースをチェックイン時に預けた上に手荷物がこれとは…。機内でラックに入れられるのかしら、心配。足元に置くのだけは勘弁！と思っていたら、後ろの女性が親切に乗せてくれました。（力具合は私と変わらないと思うけど…。よっぽど私が力なさそうに見えるのかな。感謝です！）機内では一列だれもいない席だったのでのんびり快適に過ごせました。（前の座席はカップル＋体の大きいイタリア男性でぴちぴちしているというのに）ローマから国内線に乗り継いだ際にも見知らぬイタリア女性に助けてもらってとても感激しました。そうそう、国内線では離陸直前まで隣の男性が携帯電話で会話してました。その後、目的地の着陸前には『カシャッ！』というシャッター音が。見ると、また別の窓際に座る男性が携帯電話で写真を撮っていたのよね。いいの？目の前の座席ポケットには『携帯電話禁止のマーク』が入っているのに。無事に着陸できてよかったです、本当に。さぁ、これからしばらくはイタリア生活ですよ。

2006年01月12日

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