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カテゴリ:日記
「ミオ、おばけ退治だ。第一にやる事は?」 「寝る!」 「ははは。そうだね。では、第二にやる事は?」 「ミオはサメになる!オバケをムシャムシャ食べるんだ!」 「いいぞ。でも、間違えて夢の世界でウサギちゃんになってしまった。 反対にオバケに追いかけられて、ムシャムシャ食べられてしまったら?」 「生き返ってトラになる! 夢だもん! 食べられてもぜんぜん痛くないや」 「そうだ、ミオの言うとおりだ。 夢の主人公は自分だ。そこにオバケがいたら逃げないで立ち向かうんだよ。 なあに、負けたって平気だ。ぜんぜん痛くない。夢だからね。 そうやって全部退治してしまいなさい。そこで、思い出してごらん。 このオバケはどこから来たのかって。そうだ、現実の世界からだ。 それから目を覚ますがいい。 そして、よく見てごらん。オバケは小さくなってるよ。 君には自信があるからね。オバケに立ち向かって勝つ自信が」 「やったね!!」 と、ミオ。 「さて、ミオちゃん。 大人達は今、そのオバケと戦っている。力を合わせて退治しようとしている所だ。 ミオちゃんの目には、私達がオバケに負けているように見えるかも知れない。 でもね、最後には勝つ自信があるんだよ。 私達は知っているからね。美しい夢への道を。 7色のストローを通って行く楽しい夢の世界をね」 「ミオちゃんが大人になる頃には・・・」 とカラス。 「いや、もっと早く」 とツバメ。 「そうだね。カママミネクニはきっとよくなっているよ」 「ヤア、ヤア、オバケを全部退治してやるぞ!」 とココゾォさん。 「安心していいわよ」とマダムも。 「ミオちゃんも、アオも、カカシも、ネコちゃんもケイ君もね」 とカナ。 「オバケを退治したら働かなくてもいい?」 「少しは仕事もしなきゃな。ご飯がたべられなくなる」 アギが答えます。 「少しだったらいいよ!がんばってね、みんな!」 「やれ、やれ、子供は気楽でいいよ。 ワシも子供に戻りたいよ!」 「はははは・・・」 みんなの顔が明るくかがやきました。 星たちも輝きを増して。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008年07月11日 03時21分55秒
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