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日々のお気楽生活

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其の壱 轟温泉編

思ひ出ぽろぽろ~轟温泉編~


2005年7月、夫婦で宮城県の西北に位置する、鳴子温泉郷 とどろき旅館鳴子温泉郷 とどろき旅館というところへ行った。当時の私は姫様を妊娠中(たしか7ヶ月)で、それが夫婦2人での最後の旅行になると思われたのでとても楽しみにしていた。

轟温泉にはこの旅館1軒しかない。部屋数も7部屋だけで、とてもこじんまりとしている。近くに川が流れていて、滝の様になっている場所の近くなので、「ザーッ」という水音が結構響いている。当時は夏だったので蝉の声もしていた。街中で聞くような騒がしい「ミンミンゼミ」ではなく、カナカナとなく「カナカナゼミ」だったので、とても風情があるように感じた。

お風呂は男女それぞれの内湯、大露天風呂(脱衣所は男女別、お風呂は混浴)、そして鍵のかけられる小さな露天風呂があった。私は妊娠中で誰かにお腹を見られるのが恥ずかしかったので、迷わず鍵つきの露天風呂へ行った。それに他人に気兼ねなく夫婦で入れたので、とてもよかった。夜はきれいな星空が眺められるし、本当に最高である。山奥なのでとても静かで、都会の喧騒や嫌な事を全部忘れさせてくれるような大自然の懐の豊かさを感じた。

夕食は、鮎の塩焼き、山菜のてんぷらやおひたしなど、新鮮な地のものが満載でとても満足した。朝食はどこの旅館でも出てくるような定番のメニューだったと記憶している。

この温泉の近くに鬼首温泉という別の温泉もあるのだが、そこの間欠泉は見ものである。初めて見たので勢いにびっくりした。
たしか10分おきに噴出している。私は入らなかったが、近くに足湯もある。
間欠泉

いつか、姫様がもう少し大きくなったら、是非3人でもう一度行ってみたい。

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