試練の間の重い扉を開けると、そこにはシーモア老師がいた。
そして、祈り子と対面したのか、ユウナが出てきた。
自分一人で何とかしようと思っていたのだろう。
試練の間に旅行公司で待っているはずのみんながいるのを知ったユウナ。
「どうして(来てしまったの)!?」
「ジスカルのスフィアみたぞ!」
ティーダが答える。
「(ジスカルを)殺したな?」
「それが何か?」
アーロンの問いを、シーモア老師はこともなげに流す。
そんなシーモア老師にユウナは宣言する。
「あなたを止めに来ました。」
相容れないことを知ったシーモア老師は、
ティーダたちを抹殺しようとする。
シーモア老師は、自分の野望の為にユウナではなく
『大召喚士の血を引く資質』が必要だっただけなのだ。
しかし、ティーダたちのほうが上であった。
ユウナたちに倒され、
シーモア老師は息を引き取る。(←弱っ)
そこへ異常に気がついたトワメルらグアド族が入ってくる。
族長シーモアがユウナたちの手によって葬られたことを知ったトワメルは
異界送りをしようとするユウナたちを止め、
「反逆者の手は借りない!!」
といって、
異界送りをしようとしたユウナを拒絶する。
反逆者といわれ、その場で崩れるユウナ。
アーロンは先に手を出したのはシーモアだから気にするなというが、
エボンの老師を理由があるとはいえ殺してしまった、
寺院の反逆者とされてしまった・・・
このことは、ワッカたちに重いショックを与えた。
反逆者として取り囲まれるティーダたちは、その包囲網を抜け、
マカラーニャ湖へ戻ってきたが、そこで追手に襲われる。
追手の連れてきたモンスターが湖面の氷を割り、
ティーダたちはモンスターもろとも落ちていった。
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