576508 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

コタ&こたplusサチイブ お気楽DAYS

コタ&こたplusサチイブ お気楽DAYS

Episode21~25

 


◆◇◆Episode21:反逆者◆◇◆



試練の間の重い扉を開けると、そこにはシーモア老師がいた。
そして、祈り子と対面したのか、ユウナが出てきた。

自分一人で何とかしようと思っていたのだろう。
試練の間に旅行公司で待っているはずのみんながいるのを知ったユウナ


「どうして(来てしまったの)!?」


ジスカルのスフィアみたぞ!」

ティーダが答える。



「(ジスカルを)殺したな?」

「それが何か?」

アーロンの問いを、シーモア老師はこともなげに流す。



そんなシーモア老師にユウナは宣言する。

「あなたを止めに来ました。」


相容れないことを知ったシーモア老師は、
ティーダたちを抹殺しようとする。
シーモア老師は、自分の野望の為にユウナではなく
『大召喚士の血を引く資質』が必要だっただけなのだ。



しかし、ティーダたちのほうが上であった。
ユウナたちに倒され、
シーモア老師は息を引き取る。(←弱っ)


そこへ異常に気がついたトワメルらグアド族が入ってくる。
族長シーモアユウナたちの手によって葬られたことを知ったトワメル
異界送りをしようとするユウナたちを止め、

「反逆者の手は借りない!!」

といって、
異界送りをしようとしたユウナを拒絶する。
反逆者といわれ、その場で崩れるユウナ

アーロンは先に手を出したのはシーモアだから気にするなというが、
エボンの老師を理由があるとはいえ殺してしまった、
寺院の反逆者とされてしまった・・・
このことは、ワッカたちに重いショックを与えた。


反逆者として取り囲まれるティーダたちは、その包囲網を抜け、
マカラーニャ湖へ戻ってきたが、そこで追手に襲われる。
追手の連れてきたモンスターが湖面の氷を割り、
ティーダたちはモンスターもろとも落ちていった。









◆◇◆Episode22:祈りの歌◆◇◆



気がついたのはマカラーニャ湖の湖底だった。(←落ちたけど、ほとんど凍ってるらしく
なぜか水中じゃなかった)



ユウナは、ジスカルのスフィアを見て、
闇の道へ暴走しようとしているシーモア
説得する代償に結婚するつもりだったのだ。

そして、みんなに迷惑をかけないよう、
たった一人で向かったのに
あんなことになってしまって・・・
後悔するユウナ
アーロンユウナに向かって言った。


過ぎたことをどうこういっても無駄、
今はっきりさせなくてはならないのは、
今後どうするか?というアーロンの言葉。

ユウナは、
旅は続ける・・・そして、申し開きの為にエボンの総本山ベベルへ行こうという。
ベベルマイカ総老師にシーモアに非があったことを話せば、
わかってもらえるかもしれないと思ってのことだ。


行き先は決まった。


ふとそこへ祈りの歌が聞こえてくる。

「オヤジがよく歌っていたな・・・」

ザナルカンドでも歌われていた歌が、
スピラでは祈りの歌として親しまれている。
その歌を聴くたびにザナルカンドを思い出すティーダ


そのとき、足元が震え出した!

「下だ!」

アーロンの声に下を見る一同。
そこに見えたのは・・・





シン!!




こんなすぐ側にいたとは!

警戒するティーダたちだったが、
当のシンはいつになく静かにたたずんでいた。
まるで歌に聞き入っているように・・・




だが、ティーダたちに気付かれたことでシンが動く。

ティーダたちはシンに近づきすぎたのか、
シンの毒気に飲みこまれていく・・・



またどこかへ飛ばされるのか!?(←また?ティーダ、3度目か?(笑))









◆◇◆Episode23:ビーカネル島◆◇◆



遠い意識の中から目覚めたティーダがいたのは、
今度は砂漠のオアシスだった。
ほかには誰もいない。

意識が薄れていく中、シンの側で
ティーダははっきりとシンジェクトであることを悟った。

シンを倒したら、ザナルカンドへ帰れないかもしれない。
でも・・・

「オレがなんとかしてやるからな」

そう言ってティーダは仲間を探しに歩き出す。



アーロンにつづき、ルールーワッカキマリと合流したティーダ
次に再会したのはリュックだった。

ユウナだけがいない。


リュックの説明によると、ここはビーカネルという島にあるサヌビア砂漠で、
どこかにアルベド族の本拠地アルベド・ホームがあるらしい。
機械を扱うことで反エボンとされ、
ほかの種族に迫害されてきたアルベド族の行きついた場所がここだったのだ。

そして、そこにユウナはいるに違いないという。

ホームのことを内緒にするという約束で、
ホームへ案内するリュック



機械の残骸がところどころにあるだけで
誰も居ない砂漠をただひたすら進む一行。(←すごいところへ飛ばされたもんだ)




どのくらい歩きつづけただろうか、
やっとアルベド・ホームが見えた。
だが、様子がおかしい。
煙があがり、あちこちから火の手があがっている。
周りにはモンスターが飛び交い、戦闘音がしている。


急いでホームへ駆け付けるとそこには破壊されていくホームと
機械の残骸、そして、倒れているアルベド族が。

何があったのか!?

リュックが倒れる仲間に尋ねる。
グアド族がモンスターを引き連れて襲ってきたようだが、
ここまでくると虐殺である。
あまりのひどさに、さすがのワッカもグアドのいきすぎを
認めずにはいられなかった。

「やつらの狙いは召喚士だ。」

シドと名乗る禿頭のアルベド族シドが来て、
モンスター掃討に手を貸せという。
シドリュックの父親でアルベド族のリーダーのようだ。
(↑あるときは発明家、あるときは学園長、
またあるときはブリ虫、しかしてその実体は・・・アルベド族!?)




ユウナとアルベド族を助けるため、
ティーダたちはホームへと入っていく。

ユウナがいるであろう召喚士を保護している部屋とやらへ向かう途中、
ワッカが“なぜ召喚士をさらったりしたのか”とリュックに訊ねた。

リュックの答えはこうだった。

召喚士を死なせたくないから、保護をしているのだ、と。


ティーダにはいまいちわからない。

いくら死ぬかもしれないからといって誘拐までするのか、
召喚士を守るためにガードはいるはず、ガードがしっかり守れば
召喚士は死なないんじゃないのか?



その問いに答えるものはなかった。









◆◇◆Episode24:真実◆◇◆



地下へ降りると、そこは最も戦闘が激しかったであろう召喚士の部屋だった。

多くのアルベド族の亡骸、
そして、そこにいたのはイサール一行と
マカラーニャの森バルテロが見失ったといっていたドナ

二人は、自分たち召喚士を守るために
命を落としたアルベド族のために、異界送りをする。


ユウナはここにはいなかった。


「イケニエってなに?旅を止めないと召喚士はイケニエにされるんだって。」

イサールの弟パッセの言葉に違和感を覚えるティーダ

彼はここで初めて旅を続けることの真実を知る。


リュックが泣き叫ぶ。

ユウナ、死んじゃうんだよ!!」


究極召喚、それでシンに勝つことはできる。
しかし、それと引き換えに召喚士は死ぬのだ。(←だと思ってた)
たとえスピラの人々のためであっても、それは召喚士の死あってのもの。
それに疑問をもつアルベド族は、召喚士に旅をやめさせるために、
こうして保護していたのだ。


シンを倒すことはすなわちユウナが死ぬこと・・・
その事実を初めて知ったティーダ

ワッカたちも言葉にするのが怖くて言えなかったという。


「なんで止めなかったんだ!?」

ルールーワッカをなじるティーダ


「止めなかったと思うの!? あの子の・・・意思なのよ・・・」

「あいつは・・・全て承知の上で召喚士の道を選んだんだ。」


妹のようにかわいがっていたユウナの覚悟、
それを知るワッカルールー、そしてキマリは内心、
心を痛めながら今まで旅をしてきたのだ。



「召喚士が犠牲になるなんておかしいよ!」

そう悲痛に叫ぶリュック

異界送りを終えたイサールはそれに対し

「犠牲とは心外だな。
シンのいないナギ節、それを作るためなら、
自分の命と引き換えであってもシンを倒してみせる。」

と言った。(←さすが出来杉くん)
ユウナと同じように召喚士となったイサールドナは、
その覚悟に変わりはない事を示す。




ティーダは心が引き裂けそうだった。
自分は何も知らなかった・・・
そんな自分が許せなかった。(←キミが悪いんじゃないんだけどね)


「オレ、ユウナに言っちゃったぞ・・・
シンを倒そうって・・・
早くザナルカンドへ行こうって・・・
シンを倒したあとのことも・・・いっぱい!」

シンを倒すことはユウナの死。
知らないとはいえ、シンを倒したあとのことを楽しげに話していた自分。
シンを倒したとき、自分はいない・・・それを知っていながらも、
微笑みながら聞いていたユウナ


あのときは疑わなかった。
シンを倒したあとも、みんなと・・・ユウナと過ごせることを。

ユウナに謝らなきゃ・・・助けに行こう!」

ティーダは決意する。








◆◇◆Episode25:飛空挺発進◆◇◆



一行はリュックの案内で地下のドックへ行く。

中央の部屋らしきところにいたシドに突っかかるティーダ
ユウナを助けなきゃというティーダに、
助けたってまた旅を続けさせるんだろうと怒鳴るシド

「大事な姪っ子をみすみす死なせてたまるか!」

彼にとっては、ユウナは大事な妹の娘だった。



ユウナは絶対死なせない!!」

はっきりと宣言するティーダの心意気を組んで、
シドユウナを助ける準備に取りかかった。

まず、どこにいるのか?
探索用のスフィアでユウナを探す。

聖ベベル宮シーモアとたたずむユウナが映った。
ユウナベベルに連れて行かれたようだ。
ベベルの包囲網はハンパじゃない。
策もないのにどうするつもりだというシドティーダ

「そこにユウナがいる、だったら助けに行くまでだ!」

だが、ここからベベルへどうやって!?
そのとき、足元が震え出した。
この部屋は大きな乗り物のブリッジ。
ティーダリュックがかつて海底探索した遺跡、
それこそがこの飛空挺だったのだ。(←定番の飛空挺登場)


ティーダのまっすぐな気持ちに気を良くしたシドの指示と
リュックアニキの操縦でドックからテイクオフ。
モンスターと煙に包まれるアルベド・ホームに背を向けて、
大空へ飛空挺は飛び立った。


そして、両サイドのミサイル発射口が開かれる。
シドが各地に散った仲間を集めて建ててきたアルベド・ホーム・・・
シドアルベド・ホームごと敵を一掃するつもりらしい。


シドの合図で発射されたホームへと突き進む十数基のミサイルは、
アルベド族の第2の故郷アルベド・ホームを爆発と炎で包む。

その爆風と炎がものすごい速さで追ってくるが、
飛空挺の速さはそれ以上のものだった。



ベベルにつくまでの間、
ティーダは飛空挺内でイサールドナを見つける。

イサールはどんなことがあっても旅はやめないという。

それとは対称的に精神的に落ち込むドナ

旅をやめようか・・・でも後ろ指をさされるかもしれない・・・
悩むドナ(←ちょっとかわいそうだったな)


「やめちゃえよ」

迷うその背中をティーダはそっと押してやるのだった。




前へ |  次へ


© Rakuten Group, Inc.
X