「憲法9条を持つ日本人」がノーベル平和賞候補となり、
受賞にはなりませんでしたが思ったこと。

Q1　なぜ賞が欲しいのか？
Q2　なぜこの賞に9条がふさわしいと思うのか？

http://nobel-peace-prize-for-article-9.blogspot.jp/

気になったので「憲法9条にノーベル平和賞を」実行委員会のブログの
HPを見てみたけど、 Qの回答になりそうなことがどこに書いてあるか
パッと見分からない。
一番古いログページを見たけど書いてない。もう面倒なのであきらめました。
が、自分らに賞を下さいっていう署名活動をするってすごいな。超肉食。

今年受賞したパキスタンのマララさんのしてきた活動は、大変な危険と
困難を伴うものであり、また世界にとって大変価値のあるものだと思います。
賞なんかあってもなくてもその価値の高さは変りません。


ノーベル平和賞そのものについて調べました。
今年の全候補数は278。
候補になるには以下の誰かに推薦してもらう必要があります。

国会議員、閣僚
国際裁判所裁判官
大学学長。社会科学、歴史学、哲学、法学、神学の教授。
平和研究機関や外交政策機関の役員。
ノーベル平和賞を授与された者
ノーベル平和賞を授与された団体の理事会役員
ノルウェー・ノーベル賞委員会の現役および元委員
ノルウェー・ノーベル賞委員会の元顧問

今年の他の候補者はウクライナに軍事介入しているプーチン大統領、
マリファナを合法化したウルグアイのホセ大統領、アメリカによる
情報活動を暴露したスノーデン氏など。

参考HP
http://blogos.com/article/96295/

過去の候補者にはドイツのヒットラー、イタリアのムッソリーニ、
ソ連のスターリン、アルゼンチンのペロンおいった独裁・虐殺界の
第一人者達がいます。 池田大作も候補になったと言ううわさですが、
創価学会の財力なら推薦をもらうのは 簡単にできるでしょう。
これら面子に9条を並べると、なるほど納得。最初の疑問Q2は解けました。


ちなみに、過去のノーベル賞受賞者にはウッドロー・ウィルソン
米国大統領がいます。
この人は、第一次世界大戦後のパリ講和会議の国際連盟委員会で、
日本の人種差別撤廃案が11対5で賛成多数だったのに、「全会一致でない」と
因縁をつけて議長権限で否決に追い込んだヤカラのおっさんです。
彼の受賞はその翌年の1920年です。

コーデル・ハル米国国務長官も1945年に受賞しています。
この人は、1941年に日本との平和交渉をまとめるどころか、
最後通牒として ハルノートを突きつけ日米開戦のきっかけを作り、
多数の死傷者がでるきっかけを作った人です。

オバマ大統領も受賞してますが、最近シリアのイスラム国を爆撃するなど
平和のため積極的に頑張っています。選んだ人は先見の明があったのでしょう。


来年以降も「憲法9条にノーベル平和賞を」実行委員会は活動を続けるらしいです。

もう一回聞くけどこの賞欲しい？

おいらはいらない。賞金は欲しい。