|
カテゴリ:カテゴリ未分類
昨日は夕食を済ませた後、着替えもせずにそのままベッドで 眠ってしまい、目が覚めたら朝4時だった。今日は御柱山の 草刈りに行く日。 御柱といえば長野県諏訪が有名だが、我が地域でも規模は 小さいながらも、御柱祭が行われている。前回(2004年) の御柱祭では、私は梃方(御神木の舵取り役)に指名された。 沿道でカメラを構える人達に、かっこいい所を撮ってもらおうと、 張り切って梃棒を捌いたのであるが、そのかっこいい所を収めた 映像が全く無くがっかりしたものだった。 今日は朝から雨模様。時折、その雨脚が強まるので、今日の 草刈りは延期かと思ったが、集合時間の頃に小降りになったので 決行されることになった。 夏草が生い茂る山を、先輩方がビバー(草刈り機)で草を刈り、 チェーンソーで不要な松や竹を切り倒しながら頂上を目指す。田舎 のおじさん方は、流石にこのような作業に慣れた人が多い。 私はビーバーが刈り残した草を鎌で刈り、切り倒された竹を ノコギリで切断して、脇へ除去しながら後を追った。蒸し暑い上に 合羽を着ている為、蒸れてしまい下着までびしょ濡れになって大変 気持ち悪い。これだけでも体力の消耗が進んでしまう。 若い人達には、あまり山作業に慣れた人はいない。高齢化、人口減少 が進むこの過疎の町では、将来これらの山を管理できる人がいなくなる日 が来るであろう。そうなれば御柱祭の存続も危うくなる。 地域活動を活性化しようと、地元は私たちに働きかけているが、 若い人が少ない今となっては昔と同じ規模、またはそれ以上の事を 行うのは無理である。 同じ人が役を重複したり、何年も役を引き受けざるを得ない現状は、 住民にとってかなりの負担である。私は他地域から移住して来た新参者 であるが、毎年容赦なく複数の役が回ってきてとても苦労している。 何しろ地域の事を、何も知らないのでなお更である。 今後は活動内容の取捨選択をして、活動を縮小する事が絶対に必要 となる。現実を直視してそれに応じた対応をしなければ、全てが中途半端 になってしまう。 この地域は他地域よりも、地域活動が盛んだという。それでも住民は 地域活動の役はやりたくないというのが本音。活動を縮小しても生活に 問題が無い事は他地域が証明している。 それなら、皆が望む時代に合った内容、規模を考え直すべきである。 もう、その時期が来たのだ。 どうも、管理人の徒歩田一です。 通信簿を親に見せる恐怖が終われば、楽しい夏休み。たくさん遊べ! でも、宿題は早めにしておこうね。 徒歩田一の 思い出の残像に生きる人達(一)もよろしくしくね。 立ち読みOK お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006年07月17日 22時06分58秒
コメント(0) | コメントを書く |