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行きかふ人も又

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2006.12.25
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カテゴリ:アメリカ映画


  大金持ちの一人娘エリーは、勝手に婚約を交わしたことに怒った父親から逃げ、ニューヨーク行きのバスに乗り込んだ。そのバスに乗り合わせた失業中の新聞記者ピーターは、特ダネをモノにしようと何食わぬ顔で世間知らずのエリーに近づく。婚約者の待つニューヨークまでの旅が始まるのだが、いつしか二人に恋が芽生えて―――
34年アカデミー賞、主要5部門を独占すると言う快挙を果たした、古典的恋愛コメディの傑作。


 
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  古き良きアメリカを楽しめる、フランク・キャプラの名作です。
短尺でまとまり良く、恋も笑いもオーソドックスでほっとできる一本。

「ローマの休日」の引き合いに出されることが多いそうで、その通り物語がよく似ています。
作られたのはこちらがずっと先。
お金持ちの世間知らずのお嬢さまが、新聞記者と過ごす数日間を描きます。
「ローマの休日」の切なくさせられる演出は記憶に残りますが、こちらはもっと単純にラブコメとしてとても楽しい映画でした。

或る夜の出来事 
ニューヨーク行きのバスで出会ったふたり ピーターにもたれぐっすり眠るエリー



クラーク・ゲイブルには出世作となったそう。
ちょび髭をはやして、世間知らずのじゃじゃ馬を大人しくさせる見事な男っぷりは、この頃からもう健在でした。
身のこなしや話し方、ちょっとした表情がいいですね。
女性の扱い方などは、演技を超えた魅力を感じます。
私生活でも恋多き男だったようで、「風と共に去りぬ」のレット・バトラー役は、彼をイメージして書かれたというから、やっぱりこの男振りは素なのでしょう。
彼あっての傑作とも感じました。

或る夜の出来事
お金もなくてヒッチハイク 名シーンです



世慣れたピーターには、お嬢様のわがままが可愛かったり腹立たしかったり。
反面エリーにとっては、今まで知らなかったタイプの男性に驚きます。
ぶつかり合いながらも相手が気になって、いつしか共に過ごすことが楽しくなってく過程がとても微笑ましい。
ピーターにとってはスクープを超えた大切な出会いとなり、エリーはあれほど熱を上げていた婚約者さえ目に入らなくなるのですが・・・
些細なすれ違いから、彼女は実家へ戻り結婚の日取りを決めてしまうのです。。


どんでん返し、というほどではないけれど、ラストの読めない展開は目が離せず。ハッピーエンドが似合います。
お金のない二人が同じ部屋に泊まるたび、毛布をカーテン代わりに垂らしたり、肩車さえ知らなかったお嬢様と彼が交わす冗談の言葉など、口元の緩むシーンや笑いがいっぱいでした。

こちらも観たい映画1001本のなかの一作品です。



 
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監督  フランク・キャプラ
製作  フランク・キャプラ 、ハリー・コーン
原作  サミュエル・ホプキンス
脚本  ロバート・リスキン
音楽  ルイス・シルヴァース  
出演  クラーク・ゲイブル 、クローデット・コルベール
     ウォルター・コノリー 、ロスコー・カーンズ
     アラン・ヘイル 、ウォード・ボンド

モノクロ(105分)









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Last updated  2007.08.29 11:52:11
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