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行きかふ人も又

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2009.08.11
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 孤島に軍事基地を作り世界征服を企む悪党に、強力な爆発物を研究する博士と助手が誘拐された。助手が気球に託した手紙を見て、連合艦隊が救出に来るが―――。

 
 『80日間世界一周』のジュール・ヴェルヌの原作を映画化。

middle_1112281430.jpg


初版本に使われた銅板画の挿絵(上)をアイディアにした、映像世界が魅力的でした。
アニメーションと実写の合成された画面は、いままであまり目にすることのなかった不思議な雰囲気。銅板画の繊細さが好きなので、本編は見ていてほんとに楽しかった!

時を経て、ジョボいのじゃなくシュールとなっていく、この手の作品の面白さは格別です。
ジュール・ヴェルヌが生きたのは1828年~1905年。
原作では強力な爆発物となっているみたいですが、いまならそれを原水爆に置き換えられるのでしょう。最新の科学を悪用するという構図は、ずいぶん古くからあるのですね~。

海賊の手を借り、誘拐される博士と助手。悪の代名詞のような海賊たちや、登場人物たちは皆古風です。
しかし、想像上の乗り物(飛行船や水中バイク)が、古いはずなのに近未来の乗り物に思えてくるあたり、逆転した感覚が起こっておもしろいのでした。
製作年が意外と最近なのも驚き。
ゼマン作品は、○ISCASにほぼ揃っていますかちんこ


Vynaez_zkay_front_sample.jpg


監督/ カレル・ゼマン
原作/ ジュール・ヴェルヌ
脚本/ カレル・ゼマン  フランチェセック・ハルビン
撮影/ イジー・タランチーク
音楽/ ズデニェク・リシュカ
出演/ ルボル・トコシュ  アルノシュト・ナヴラーチル  ミロスラフ・ホルップ

(モノクロ/82分)







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Last updated  2009.08.11 22:56:39
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