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テーマ:■ムービー所感■(484)
カテゴリ:日本映画
海外での評価が驚くほど高い北野映画は、その芸術性が評価されていると思うのだけれど、そこまでもて囃されるほどなのかは、正直わからない。アーティスティックで、欧米人に近い感性のせいだろうか。 最新作は、得意の暴力描写が生き生きしていた。 暴力団同士の抗争―それ以上でもそれ以下でもないアクション映画は、いたってシンプル。組長たち(ビートたけし、杉本哲太、石橋蓮司、國村隼)が演じる裏切りと報復と潰しあいの数々・・・・痛くて直視できないシーンも幾つかあった、R15指定。 洋画のマフィア映画となると重厚で好きなくせに、邦画のヤクザ映画はどうしてもむかしから好きになれない。義理、指詰め、落とし前・・・・なんとも虚しい、やられたらやり返す鼬ごっこがばかばかしくて。 本編も、世の評価に反してまずまずの印象。 監督・脚本/ 北野武 撮影/ 柳島克己 音楽/ 鈴木慶一 出演/ ビートたけし 椎名桔平 加瀬亮 小日向文世 北村総一朗 杉本哲太 石橋蓮司 國村隼 三浦友和 (カラー/109分) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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