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カテゴリ:equipment
今回、あまりに懐かしいコレのアプリがiPAD用にリリ-スされるにあたり(藤本健さんのブログで知りました)、ぼくの原点を御紹介。 http://dtm.sherpablog.jp/archives/51508904.html 今でこそPCでDTMなんてやってますが、今から25年以上前、この4トラックの録音機器でシコシコ、デモテ-プを作りました。 場所は、世田谷区松原のアパ-トの4畳半の一室。西日オンリ-で夏は40℃はザラ そこにSLTのメンバ-他、当時のバンドメンバ-が夜な夜な集まっては深夜まで作ってました。 なにしろ、部屋は実質2畳半ぐらいしかないので、機械をいじるボク(当時はぼくが中心でいじってた)と楽器弾く人以外は、アパ-トの外で待ってなければならなかったのです 世田谷線沿いだったので、歌やアコギの時は、電車が走る間の静寂を狙って録ります。 1st albumの大半のデモは、そうやってできあがりました。 なにしろ部屋が部屋なんで、音楽的「貧乏臭くならないこと!」をスロ-ガンに「AORしたるで~~!」って感じで、ハタチ過ぎの我らは奮闘してたわけです。 YAMAHA RX15 そしてこれがドラムマシ-ン。 シコシコ打ち込んだなあ~。 Dancin' with your lies (デビュ-曲)では、これでグル-ヴ作るのに四苦八苦。 なにしろ、微妙なスイング機能なんてなかったから、いろいろ工夫してイメ-ジに近づけました。 お蔵入りしちゃった曲なんか、ビデオデッキ使って、ステレオでピンポン録音しまくって(当時は全楽器ステレオで録るもんだと思い込んでいた)出来上がった頃には、ドラムがほとんど聴こえないぐらい遠くに引っ込んでしまったのもいい思い出 http://blog.goo.ne.jp/noanoaair/e/4ea801fad50d6f9c2ec694bedc1e6a49 ROLAND JX-3P そしてこれがキ-ボ-ド。 初めてのシンセサイザ-!!!ってやつに、音出した瞬間「おおおお!!レコ-ドみたいじゃ!!」と感激したものです これで、1st&2ndのかなりの曲はできあがっていきました。 キ-ボ-ド触るの初めてだったので、鍵盤のドミソとシレファだけを右手で押さえて、左手でどんどんベ-スを変えていくと「あら~~!不思議!色んなコ-ドになってる~~!!キ-ボ-ドって便利!」ってだけで、「君がいなければ」って曲を書きました。 (のちにDX-7の初期型に替えてデモも仕上がっていきます) http://www.proun.net/gallery/roland_jx3p.html これと超初期型シ-ケンサ-も買って(カシオ!!)、バイトの給料が14万くらいなのに(家賃2万)、月8万ちょっとの月賦(当時はロ-ンっていわなかった)という無謀な金銭計画の中、「いつデビュ-できるんじゃ!?」なんて思いながら、気持ちはTOTOやStevie Wonderに近づきまくってると思ってたんだから、若さって怖い。。。 今回のSLTのレコ-ディング、機材こそプロの世界になってますが、気分は4畳半でのあの貧しくも楽しい想いに重なりまくってひさびさに原点に還ることができたわけです。 SLTの、どうにも逃れようのない三人の音(ともひょこ談)の歴史はこの子たちからすべて始まったのでした。 刻々と迫るSLT12th albumのリリ-ス!お楽しみに!! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
January 11, 2011 01:55:53 AM
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