地球が、ではなく僕が静止する日
2007年にアムステルダムのライクスアカデミーのオープンスタジオで見たGuido van der Werveくん(知り合いじゃないけど)の作品「The day I didn't turn with the world」は、北極点に立った彼自身を24時間断続的に撮影し、それを繋ぎ合わせた映像。彼はそこに立ち続けて(排泄とか食事とかを少しずつこなしつつ)、地球の時点と逆方向に、同じ速度で(つまりとてもゆっくりと)一回転した。ようするに、地球上の生命/物体のうち彼だけは、24時間の間、太陽との関係性においてほぼ同じ方向を向き続けた、というわけ(公転からは逃れられないから微妙に動いてるんだろうけど)。これ、たぶん人類史上はじめてのことだろう。すげえ。Behind the scenesはこちら。というわけで、メリークリスマス from 台北(一昨日から来てます。年末に戻ります)