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テーマ:今日の出来事(287433)
カテゴリ:カネミ油症
昨日、池袋で開かれたカネミ油症関東地区集会に出席しました。
私は自分の症状とカネミ油との関連に気づくのが遅かったこともあり、このような集まりには初めての参加でした。 何人くらい集まるのかなあとドキドキしていましたが、小規模でした。 被害者の方は私を含めて5人、支援センターの方が6人、油症認定者の医療券が使える病院の先生、関心をお持ちの方3人、新聞記者の方1人と合計14人でした。 体調上の理由で出席を見送った方々が数名いらしたそうです。 今回の集会のテーマは関東地区で被害者団体を結成することでした。 新しく施行されたカネミ油症の法律について厚生労働省が被害者向けに説明会やヒアリングなどを行っているそうですが、それは被害者団体にしか通知をしないそうです。 カネミ油症被害者センターは支援団体なので、厚生労働省からは被害者向けの連絡を受けることがありません。 そのため被害者団体を全国各地で作る必要があるのです。 関東では被害者団体がなかったため、昨日の会の場で結成となりました。 油症認定者が代表者になる必要があり、出席者の認定者お二人が共同代表を引き受けてくださいました。 事務局の仕事をする担当者には未認定の方でご家族に既に認定者がいらっしゃる方々が引き受けてくださいました。 支援センターでは関東連絡会が今後、被害者に連絡をしていく形式にシステムを移行させていきたいと考えているようです。 私がちょっと心配しているのは、被害者のみなさんは不調を抱えながら生活されているので、業務が増えると健康の悪化につながらないかというところです。 今回出席した被害者の方々の症状は様々でした。 内臓、心臓、発熱、だるさ、鼻血、骨粗しょう症等。 「病気のデパート」という言葉を何度も聞きました。 いくつもの病気を発病したり、ご家族みなさんが次々と具合を悪くされている中、がんばって人生を送られている姿に頭が下がります。 私は1年前に油症を知りましたが、45年前の事件当初からこの問題と向き合っている方々は、自分の身体の被害状態だけでなく。会社や国の対応のひどさに精神的にもものすごく辛い時間を過ごされているのだとひしひしと感じました。 支援センターの方々は被害者のためにボランティアでがんばってくださっているそうです。 東京から長崎の五島列島まで、足を何度も運ばれているみたいですし、厚生労働省との交渉もがんばってくださっています。そのおかげで今回の法律ができたそうです。 とてもありがたいですが、ご家庭は大丈夫なのかな…と勝手に心配してしまいます…。 理解あるご家族に恵まれていらっしゃるのか、ご家族の理解を得る努力をされてきているのか…。 私は自分の夫に理解を求めることは難しいので、「はあ~っ」とため息をつきたくなります。 昨日の会に出席できただけでも、随分な進歩かな。 関東でも被害者団体はできましたが、まだこれからの状態なので、お問い合わせやご相談は引き続きカネミ油症支援センターまでお願いします。 昨日の会についてははてなのゆりさんもブログに書かれています。 しんぶん赤旗」の取材記事もご覧ください。 livedoor Newsでもご覧いただけます。 【1000円以上送料無料】油症は病気のデパート カネミ油症患者の救済を求めて/原田正純 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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