カテゴリ:Q輔とU子と「机と椅子」
読んでくれて、あざ~~~すっ!
Q輔です。 ちゅう訳で、今回も、サンルームの続きです。 今回は、うちのサンルームの夜の様子を紹介します。 こちらが、真夜中の太陽の部屋。 昼間はまだまだ、残暑が厳しいですが、朝夕はすっかり秋めいてきました。 夕べともなれば、網戸にすると、心地よい夜風が通ります。 毎晩僕は風呂上りに、このように部屋をライトアップしては、低級酒を水割りにして、ここで一杯やってます。 昔はネオン街でぶらぶら飲み歩いたりしましたが、歳くうとね、こんなドメスティックな感じがいいね! とか言いながら、さっそく一杯。 何処からともなく、コオロギや鈴虫のこえ。 湯ぶねでほてった顔をなでる、秋の風。 酒の氷のきしむ音が、空間の静寂をひきたてる。 おお!ロマンチック! しょうがねえな~も~、もう一杯飲むか・・つって。 照明は上下左右360度回転する、スポットライトを2個設置しています。 我が家のサンルームの工事は僕が施工管理したので、 知り合いの電気屋さんに、アドバイスを貰いながら、妻が選んだ商品を、設置してもらいました。 サンルーム内とはいえ一応外部設置用の機器を選定。入切のスイッチも一応リビング側室内にあります。 360度回転しますので、その日の気分で、手元を照らしたり、庭を照らしたり、自由自在。 外壁面に向ければ、間接照明になったりします。 いいね!ファンタスティック! やべえ。グラスがもう空。もう一杯。 隣地境界と建物の間の、狭いデットスペースに、いろはもみじを植えています。 秋の紅葉が楽しみです。 こいつは僕が休日に買ってきて植樹。 庭土の上に防草シートを敷いて、その上に防犯砂利を敷き詰めています。 中庭と呼ぶには狭いな。でも中庭のつもり。 ライトアップすると、和風というより東南アジアっぽい雰囲気。 よっ!エキゾチック!焼酎、おかわり。 ドメスティック、 ロマンチック、 ファンタスティック、 エキゾチック、 チックタック、チックタックと、時は過ぎ、すっかり酔いが回りますと、 僕の気分は、いつもノスタルジック。 やっぱ、あれだな、 リラックスしているときってのは、先のこと、未来、将来、あんま、考えないね。 想うのは、ずっとずっと昔のこと。郷愁の念。 「心象風景」というような視覚的な記憶だけじゃなくて、 視覚、聴覚、触覚、味覚、嗅覚、「五感の記憶」が無作為に、 ポッと、想いだされては。ポッと、消え去る。 新学期の教科書から出る、新品の印刷物の臭い。 給食で出たソフト麺の薄い塩味。 部活の顧問教師に、理不尽な理由で殴られた時の頬の痛み。 テレビ放送が終わった後の、シャーっという深夜の砂嵐画面。 市営団地のほうから聞こえてくる、「ロバのパン屋」の音楽。 ハンコ注射をうたれた時に、僕を押さえつけてた看護婦の力。 校舎の階段下の、ワックス置き場から漂う臭い。 テレビを「Uチャンネル」に回す時の、ガチャガチャという機械音。 ソースをかけて完成だった、実家のカレーライスの味。 母が姉を自転車の後ろに乗せ、幼い妹を背中におぶって、姉を保育園に送り迎えしている間の、 三歳の僕の、一人ぼっちの留守番。 薄暗い借家で、毛布にくるまって、母を待った。怖くて、淋しくて、たまらなかった。 ポッと、想いだされては。 ポッと、消え去る。 ノスタルジックな秋の宵です。 さあ、ねるべ。 明日も仕事だ・・・。 にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2018.11.26 21:35:53
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