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June 8, 2006
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カテゴリ:教育

進学塾SORAではルールを厳格なものにしたい。確実に生徒の学力を伸ばすなら当然のことだと思っている。

例えば、力ある塾の先生方なら皆仰っておられることであるが、まず、遅刻、欠席の多い子というのは学力がまず伸びないといってよい。

でも多くの塾では「ウチの子は部活をやっていまして、授業の最初の方がどうしても遅刻してしまうのですが…」などと親御さんに言われたとき、

「ええ、皆さんね、部活をされていますから、できるだけ早く来ていただくようにしていただけたら、よいと思いますよ。部活で遅刻される方はいますのでね。大丈夫です。」

なんて言ってしまう。もちろん上記の先生のコメントは間違ってはいない。ただ、子どもの中にはどんどんいい加減になってくる子もでてくる。

先生:「なんで遅れた?」

生徒:「部活です~。」

1時間も遅れてくるのだが、石鹸の香りがする。服も着替えている。きっと食事もしてきたのだろう。学校からそのまま塾へ来れば、間に合うか、もしくはほんの少しの遅刻で済むのにもかかわらず、一旦家に帰り、シャワーを浴び、食事をしてから塾へ来るのである。

勉強に対してこういう態度の子が学力を伸ばすのは相当に難しい。このあたりを厳格に指導し出すと「それはかわいそうだ」という親御さんも出てくる。しかしながらこういうことをいい加減にしていて後のことはすべてしっかりやっています、という子など絶対にいない。

それをかわいそうと言うならば、1ランク上の高校を狙うなどということは諦めるべきだと思う。

学力というのは勉強時間を上乗せしただけで伸びるものではない。生活習慣やものの考え方、美学、哲学の変化を必要とする。腑抜けた態度で問題集を何度やり直そうとも成績はビクとも上がらないのである。

残念ながら、いきなり人はやる気満々になったりすることはない。ではどうやったらやる気を起こさせることができるか。

「やる気の出るお話」をするというのも一つの方法である。これは効果的な方法である。多くの人が思い浮かべるのはそういう手法だろう。しかしこれとてあまりにも聴く方が話者に対して心のチューニングができていなければいくらよいお話をしても駄目だろう。

話す方がそれでもぐいぐいと引っ張るのが腕の見せ所をいう意見もあろうが、私はそれは違うと思う。

私が人をやる気にさせる最もよい方法は「行動をきちんとさせること」だと思っている。やる気を起こさせるには強制的に「いいかげんな行動」を排除することから始めなければならない。

定期試験で五教科で50点アップを果たすには、ある種の「自己改革」が必要である。

例として適当かどうかはわからないが、5キロのダイエットをしようと思ったら、お茶碗2杯の普段の食事を1杯減らして…では無理だろう。エレベーターを使わずに階段を使うとか、ウォーキングの方法を変えるとか、カロリー表を常に意識するなど、「生活改善」が必要なはずだ。ましてや-5キロを維持しようと思えば、これはもう「自己改革」しなければ絶対に無理だ。目に見える効果を得るというのはそういうことをしなければならないのである。

人の話を聞くときは相手の目を見る。なるほどと思ったら頷く。

相手の目を見て話をする。

背筋を伸ばして座る。

ノートには日付を入れる。

読みやすい字を書く。(手抜きのだらだら字を書かない)

返事をする。

時間を守る。

遅刻をしない。

欠席をしない。

ありがとうをきちんと言う。

ごめんなさいをきちんと言う。

相手を尊重する。

語尾まで話させる。(尻切れトンボみたいな物言いをする子が多い)

就寝時間と起床時間を守る。

こういうことと勉強は無関係だと思っておられる方が多いが、それは違う。こういうことをきちんとさせることは学力向上に深く結びついている。こういうことをきちんとすると目に力が宿るようになり、集中力が増し、意識が高くなる。

そういう土台ができている子には「やる気の出る話」などは相当に利く。

スタート時が肝心。最初いいかげんにするとリカバーできない。6月11日に説明会を実施するが、よくよく親御さんには私たちが大事にしたい指導についてお話をし、ご理解いただこうと思う。

 






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Last updated  June 8, 2006 08:28:44 PM
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