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October 10, 2006
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深夜、何気なくテレビを見ていたら、『くりーむなんとか』という、くりーむしちゅーのテレビ番組の企画で「長渕剛王選手権」というのをやっていた。とても深夜バラエティらしく、馬鹿馬鹿しくも面白い企画であった。

カラオケボックスで、長渕剛のそっくりさんライブを、何曲ノリノリで聴けるかを競う耐久戦、『長渕信者選手権』であった。

参加していたのはくりーむの上田と、ワッキーとラグビーの大八木淳史で、『第2回』ということだったので第1回があったらしい。

聴くほうも凄いが、演奏する方も凄かった。80曲くらい連続で歌っていた。やたらと上手いし、ギターなんて完璧だ。音もタカミネのエレアコで、これも長渕剛の音にそっくりだった。感心しながらテレビに釘付けになっていた。

エントリーしていた三人は本当に長渕信者で、コピーの演奏であるが、目をうるうるさせながら一緒に歌っていた。

途中、長渕信者の三人に悪魔のような茶々が入る。そっくりさんが休憩の間に、出鱈目な歌を歌うADやアナウンサーが出てきて、盛り下げるのである。何時間も熱唱してきた彼らには辛い攻撃だ。

深夜バラエティらしいマニアックな面白さでずっと見ていたのであるが、最後に凄まじいサプライズがあった。なんと長渕剛本人が登場したのである。

カラオケボックスで、みているのは三人だけ、彼らが何が起こったかをまだ把握できていない中、本物の長渕剛がヒョイッとギターを肩にかけ、ギターコードをバーンと鳴らした。

コード一発で空気は一変する。本物は格が違う。ジャリーンとしたこの音はまさしくライブの長渕剛の音、タカミネの音だ。プロはセッティングが素晴らしい。そして音と音の間、プロとアマチュアの差がコード一発で出ていた。

ワッキーはその時点でもう泣いていた。「信者」にしてみれば人生最高の瞬間であろう。別室で中継していた相棒の有田が言っていた。

「いや~この曲は何十万人集めた桜島ライブでも演った曲ですが、今聴いているのはこのカラオケボックスにいる三人だけですよ~」

全国の長渕信者が狂うほどに嫉妬したにちがいない。「信者」なら誰でも思う、夢のような瞬間だ。何でも前回、第1回の放送を見た長渕剛が放送をとても気に入り、本人が出たら盛り上がるんじゃないのと、じきじきにオファーがあったらしい。

カラオケボックスの中で長渕は手を抜かない。武道館で大観衆の前でやっているがごとくに気合の入った演奏をする。見ていた私は感動した。

何回かこのブログに書いたが、私は長渕剛が好きではない。好きではないが、テレビにたまに彼が出たりすると釘付けになってしまう。もしかしたら私は実は長渕剛が好きなのかもしれない。

来週もこの続きがある。「勇次」という歌をあの三人と歌うシーンがあれば最高だろう。私はあの歌は好きなのだ。

 

 

 






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Last updated  October 10, 2006 06:02:16 PM
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