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カテゴリ:京都
<三十三間堂>
1001体の観音立像。 「十一面千手千眼観世音」 ここは通し矢をやるんだよ。 「通し矢」ってのは、120m離れた北から矢を放ち当てるもので、 江戸時代の通し矢では、一昼夜のうちに何本的に当てられるかを競ったと伝えられている。 慶長11年(1606)に開かれた大会では、尾張清洲藩松平家中の浅岡重政が51筋射を通し、 家康から「天下一」の称号を許可された。 その後、御三家の尾張藩・紀伊藩では互いにどちらの藩により優れた弓の使い手がいるのかを 競うようになり、通し矢の記録は次々に更新されていった。 貞享3年(1688)には紀伊藩の和佐大八郎が8132本射通して、現在でもこれが最高記録となっている 射た矢の数は13,053本だそうで、120mも離れたところから命中率約62%で当たる となると、相当の集中力と体力がないと出来ない技ですね。 ちなみに我らが吉見台右衛門サンは明暦2年(1656)6343本を通したとか。 集中力もそうだけど、体力だよなぁ。 そして縁の中ほどに今だに一本の矢が残るという。 うぅ。何処にあったんだろう? もうないのかしら?見たかったなぁ。 さて、毎年お正月に三十三間堂で行われるこの「通し矢」では、その年成人を迎えた女性による 競射も行われ、女性たちは皆、晴れ着姿で挑みます。 晴れ着のお嬢さんの大会かと思っていたが、普通の弓道人もできるのね。 あ。でも遠的ってことか。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2012/06/13 08:29:40 PM
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