ジーコジャパンには勝ってほしい。本当に勝ってほしい。
偉大なブラジルの英雄が日本代表の監督になっていることそのものがうれしい、ジーコの喜んだ姿を見たいから。
しかし、世界はこのジーコジャパンをどう報じているのか?まずはドイツ。
日本攻撃陣に辛口評価 ドイツ紙が報道
2006年6月19日(月) 21時18分 共同通信
【ハンブルク19日共同】18日にクロアチアと0-0で引き分けた日本の攻撃陣に対し、19日付のドイツ紙は辛口の評価を下した。
大衆紙ビルトは後半にFW柳沢が決定機を逃した場面について「元ドイツ監督のフェラー氏なら、ギプスをしてでも得点できた」との元西ドイツ代表リトバルスキー氏のコメントを紹介した。一方でPKを防ぐなど好守が目立ったGK川口には「何度も止めた英雄」と絶賛した。
1が最も良いとされる6段階評価での選手評価では川口の「2」が最高で高原、加地、福西が「5」だった。
ドイツのサッカー専門誌キッカーでは5段階評価でやはり川口が最高の「2」をマーク。柳沢、高原のFW2人とPKを与えた宮本が「5」と酷評された。また「中村をはじめ、MFはそろって攻撃力不足。ボールは持っていても、実際に生かせない」と断じた。
次にイタリア。
「かわいそうなジーコ」 イタリア紙
2006年6月19日(月) 21時28分 共同通信
【ローマ19日共同】サッカー・ワールドカップ(W杯)の日本-クロアチア戦について、19日付のイタリアのスポーツ紙コリエレ・デロ・スポルトは「かわいそうなジーコ」との書き出しで日本チームを酷評した。
同紙はジーコ監督について「中村(俊輔選手)以外は才能のないチームの監督に当たってしまった。しかも最後の希望は母国との対戦にかかっている」とし、「母国ではペレに一番近かった人間にとって、この運命はひどい」と指摘した。
ガゼッタ・デロ・スポルトも「攻撃の4人はシュートしようとしない。日本選手はゴール前20メートルで姿を消す」と評した。
結構ひどいじゃないか。でも、言いたいやつには言わせておけばいい。確かに前回に比べれば芳しくないが、日本代表にはこれらの酷評を覆すようブラジル戦を勝ってほしい。
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