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2007/01/13
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カテゴリ:映画感想



      1993年 アメリカ

      監督:  ロブ・コーエン
      原作:  リンダ・リー・キャドウェル
      脚本:  エドワード・カマラ  ジョン・ラッフォ  ロブ・コーエン
      音楽:  ランディ・エデルマン
      キャスト:
            ジェーソン・スコット・リー
            ローレン・ホリー 
            ロバート・ワグナー
            マイケル・ラーンド
            カイ・トン・リム 


今朝、たまたまつけたスカパーのchで『ブルースー・リー物語』が放送されてました。

ブルース・リー。。香港を代表する伝説のカンフー映画俳優。
わずか32歳で、謎の死を遂げたブルースの生き様の物語。

ある事件がきっかけで香港を追われる事になって、単身アメリカに渡るブルースを待ち受けていたのは、東洋人に対する卑劣な人種差別の数々。
そんな中でも、自身を見失わずに「リンダ」というアメリカ人の良き伴侶を得て、次第に成功していくブルース。
それが1964~70年くらいの話です。
今でも人種差別ってのは根強いと思うけど、これほどまでにあからさまな差別を彼は受けていたのかと思うと、彼の内なる闇とわだかまりが少し見えた気がしました。

妻のリンダが書いた本を元に作られている作品ですから、ちょっと美化している部分もあるかもしれません。
でも、全然知らなかったブルース・リーの個の部分が垣間見れた。

映画の中で、ブルース・リーは鎧兜に身を包んだ悪魔が襲ってくるという白昼夢を何度か見るのだけど、それって凄く未来を暗示していて、恐ろしかったです。
彼のお父さんは舞台俳優さんだったのですが、お父さんは常に「悪魔」と闘っていたようで、お父さんが死んだとき、ブルースの武術の先生が、「君は人とは違う特別な存在だから、悪魔に魅入られてしまうのだ。お父さんは悪魔が子どもに向かわないように、闘っていた。君が絶頂期の時に悪魔は襲ってくる。それと闘わなくてはイケない。そうしないと、子どもに向かうからね」と言われるの。

実際に、ブルース・リーはハリウッド映画「燃えよドラゴン!」の全米公開直前に謎の死を遂げてしまった。
「ブルース・リー物語」では、息子のブランドン・リーに悪魔が忍び寄る白昼夢に打ち勝ったブルースだけど結局は、悪魔の死の手からは逃れられなかったのか。

おまけに、息子のブランドンも「クロウ - 飛翔伝説」(1994年 アメリカ)の撮影中に空砲の筈の銃に実弾が入っていて、命を落としている。
彼も結局、ブルースのお父さん時代からの悪魔に命を奪われてしまったのかも。

日本では凄く流行りましたよね~。カンフー!
ってか、ヌンチャク!
私の兄(当時、中学生)も通販で買ってましたもん。

ブルース・リーの作品で一番好きなのは、「ドラゴンへの道」かな。
ローマのコロシアムでの格闘シーンは圧巻でした。
テレビに釘付けだった記憶があります。
ハリウッド映画の「燃えよ!ドラゴン」も見ごたえあったけど、泥臭さの臭う香港映画のが印象に残ってます。

「アチョ~~!」と独特の怪鳥音を発しながら、カンフーというよりダンスを見ている気分にさせてくれるブルースの闘い方は本当にインパクトありましたね。

もし、彼が生きていたら残りの人生をどんな風に歩んでいたのか。。
これは、若くして亡くなった「ジェームス・ディーン」にも言える事だけど、非常に興味ありますね。
二人とも若すぎる死とそのスター性から、今でも忘れられずにセンセーショナルに人々の記憶に鮮烈に残っているけれど、人並みに年月を積み重ねていたら。。(想像中~~)

彼の死後、カンフーと言えば、「ジャッキー・チェーン」の顔が出てきますが、最初あのコミカルさについていけなくて、『ブルースー・リーが生きていたら、あんたなんて足元にも及ばないんだから!』って思ったものです。
でも、ジャッキー・チェーンは、「ドラゴン怒りの鉄拳」でブルースのスタントマンとして働いていたんだな~。
ちゃんとブルース・リーの世界を踏まえた上での活躍なら、彼の出来なかった分まで映画界で活躍して欲しいな~って今は思ってます。

それにしても。。32歳で死亡とは早過ぎますね。
息子は28歳で。。。 何かに秀でてるってのは脆いものなのね。

良かった。。私は凡人で。






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最終更新日  2007/01/13 11:45:12 PM
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