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2005年02月17日
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テーマ:ニュース(99457)
カテゴリ:カテゴリ未分類
 ライブドアとフジテレビの対決の構図は何だかよく分かりませんが、テレビやラジオよりインターネットをよく利用している私としては、ライブドアに頑張ってほしいです。

 ブログ記事にはこんなものがありました。
Hisa's Diary 堀江社長を応援する。
サハ共和国 Livedoorの野望
身辺雑感 堀江貴文語録(ライブドア社長)

こんなニュースも
デジタル放送の課題:ライブドアに勝算はあるのか 毎日新聞 2005年02月17日
東証、金融庁 時間外取引見直し 「抜け道」利用に危機感 産経新聞 平成17(2005)年2月16日[水]


 フジテレビが平成教育委員会にライブドアの堀江社長を出さないことに決定したというのは、会社側からいえば当然なのでしょう。しかし、視聴者側からいえば、せっかく面白そうなのにつまらなくしたのではないでしょうか。むかしのフジテレビは、けっこうはちゃめちゃな感じもあって、キャッチコピーも「おもしろ・・・」が多かったばかりか、1991年(平成3年)には、フジテレビは、「新しいルール」を、おすすめしていますというキャッチコピーを使っていたのに、もはや新しいことに背を向けてしまい、今回の件で「古臭てれび フジテレビ」になったと言えそうです。

 テレビや新聞のニュース報道では、ライブドアの奇策を問題視しているようですが、当初の想定と違うことが起こったとしても、それはルールを作った人(およびそれを承認した人)が反省すべきことではないでしょうか。禁じ手なら禁じ手と明文化すべきです。それをやってから、それは禁じ手なんだと言って非難するのは筋違いではないかと思います。金融庁のお偉方のコメントまで引き合いに出して、どうも堀江氏を悪者扱いしようとしているように思えてなりません。

 堀江氏が何を意図して買収しようとしているのか知りませんが、もしメディアの融合を目指しているのなら、大いに頑張ってほしいと思います。インターネット・ラジオというのもあるにはありますが、あれもいろいろと制約があって発展しないようです。

 テレビ側では「言論の自由」とか言っていますが、「結局はどのテレビ局をみても同じような内容のニュースしかやっていないので、仮に堀江氏のメディア融合の夢が破綻してテレビ局やラジオ局の一つや二つが潰れたっていいじゃないか」という視聴者からの意見を提出しようと思います。彼等の言う言論の自由は、テレビ局社長個人の(あるいはその周辺の)言論の自由にすぎないのであって、こうやってブログで自分の意見を提出することで「言論の自由」そのものは守られています。言論の影響力は大してないでしょうが。彼らが営々と築いてきた「言論の自由」とは、実際には自分の言論の影響力、すなわち言論上の権力を意味するのではないでしょうか。彼らの権力による既得権益が他の人々の「言論の自由」を妨げている可能性も大いにあります。実際、マスメディアの言論に不満をもっている個人やマスメディアの圧倒的影響力によって泣いている個人は多いはずです。

 「近代青年」なんていう言葉にも呆れてしまいましたね。せめて現代青年といってほしかった。戦後の教育を受けた者にとっては、近代はせいぜい昭和20年までなの。そういう古いアタマの人間には、堀江氏の世代はそもそも理解できないんでしょうね。


 新聞が株価についていろいろと言っているのも、気になるところです。株価はしばしば短期に株で儲けようとする人々の思惑で上下しています。とくに今回のような先の見えないことが起こっている場合には、単に保守派が株を売って安全を確保しているだけのようにも思われます。「古い会社に新しい手法が取り入れられたら株価は下がる」と一般化してもいいように思います。堀江氏の思惑がわからないので何とも言えないのですが、新聞記事を読むかぎり厳密な分析がなされていなくて、たんに「新しいもの潰し」をしているように見えてしまいます。


 もっと重要な問題として、株式会社は株を公開することで公共性をもつことができると同時に、いつ誰によって乗っ取られてしまうかわからない危険性ももっています。そういう決まりの中で(上場された)株式会社が動いているのですから、金の力であろうと何であろうと株の買い占めによる乗っ取りはフェアな行為のはずです。みんな危ない橋を渡っているのにそれにまったく気づいていないというのが日本社会の現実ではないでしょうか。株式を上場すれば信用が上がるというのがこれまでの常識のようでしたが、これからは上場すると乗っ取りの危険性が高くなって信用が下がるという場合もあると考えるべき時代にきたのかもしれません。

 そもそも本当に株式会社という資本主義システムが有効なのか、もっとべつの会社システムを法的に作り上げていくべきではないのか、などと経済学もほとんど知らないのに余計なことをいろいろと妄想しています。

 私には株価による会社の評価という発想自体が理解できません。
 そもそも株というのは、何かをするために資金を集めてそれによって儲けを出し、その儲けを投資者に還元するものだったはずです。たとえばある企業家が遠方から珍しいものを買い付けしてそれを売ってその利益を還元するという企画を立て、それに賛同して投資家が資金を投資し、成功すれば投資家は大儲け、失敗すれば元も子もなくなる、というものでした。最初は一回かぎりの賭が、やがて恒常的に特定の会社に投資したままにし、配当金という形で利益が還元されるようになりました。長期の株保有者は、これに当たります。
 しかし、今の株価をみていると、短期に株を売り買いして儲けようとしている人たちです。株の売値は企業の利益率(すなわち配当金)によって決まっているというよりも、企業不在で売り手と買い手の思惑によっているのでしょうから、投資家は高く買った株はもっと高く売るということしか考えていません。私に言わせれば、ちょっと極端な言い回しですが、額面を越えた高値で売られている株はすべてバブルなのです。株価-額面=投資家の欲望の残滓 という公式ができるのではないかと思っています。

 こうやってみると日本の経済は、株価総額-額面総額=将来の誰かが背負されるバブル というおそろしいことになっています。よくそんなバブルの紙切れみたいな気味の悪い株券を持っていられるなあと思うのですが、株の所有者は額面価格よりも時価の値段に見えているんでしょうね。


 今日は余計なことをたくさん書いていますけれど、これまでの常識にあぐらをかいているよりは新しく発展的なことをする人を応援したいということを言いたかったわけです。もっと言うならば、新しいことに対応できない老人は、さっさと隠居して後進に道を譲れよということになります。しかし、彼らは自分がまだ第一線で活躍できると思っているところが始末に悪い。(´д`)



  - 今日は連句はお休み -

  ブログで連句遊びをしよう!







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最終更新日  2005年02月17日 20時58分49秒
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