テーマ:大井川鐵道(20)
カテゴリ:大井川鐵道
今日は,大井川鐵道のSL列車に乗ってきました。
この時期の定期運行は一日1往復なので,新金谷発車時刻の11:55に間に合うように行けばいいや・・・と思っていたら,今朝になって10:00発のスジで団体臨時が出るとの情報(もち,ネットで)を得たため,急きょ子どもたちをたたき起こし,朝飯も食わずに家を飛び出しました。 ▲団体臨時1001レ牽引のC11 190。35系の5両をぶどう色で統一していました。鉄道関係の団体だったのかも。 ▲C11 190が出区する前,後方には検査を終えたばかりのC11 312が控えていました。初めてC3に乗れる!と思ったら,出てきたのは,さらにその後ろのC10 8でした。同型式では,動態・静態含めて唯一の存在なので,ガッカリはしませんけど。C10の牽引は何回目だろ? ▲今日の大鐵の目的その1は,展望車ナロ801・2,座敷車スイテ821の観察。 屋根のベンチレーターから床下機器の配置に至るまで細かく写真を撮りました。 ん,3両とも,元の台車は板バネ仕様だったはずですが,ダンパーに変わっている。台車そのものはTR11のままのようですが,いつ交換したんでしょう? ▲今日乗った定期便101レ。 C10 8が客車7両(座敷車1両)と後補機にいぶき501を従えて走りました。 目的その2は,座敷車に乗ること。一人300円を追加して,予約席と交換しました。満席だと窮屈だと思いますが,今日は半分ほどだったので,弁当を広げながらゆったりと車窓の景色を楽しむことができました。 ▲SL列車に乗ると,必ず買うSLもなか。名産地・川根茶の抹茶入りあんが入っていて,とてもオイシイです。 もうすぐ15000アクセスになるから,キリ番クイズでも開催して景品に・・・とも思いましたが,私のところのアクセス状況ではまだ10日ほど掛かりそうなのに,賞味期限は3日後。とても景品にはできそうもないので,帰宅後に開けちゃいました。 もし大井川鐵道のSL列車に乗られることがあったら,車内販売でどうぞ。840円です。 ▲目的その3は,井川線の奥大井湖上駅のあるレインボーブリッジ(東京のより先にできたらしい)の歩道を歩くこと。最近寒い日が続いたので子供が耐えられるか心配もありましたが,今日は多少風が強かったものの,それほど寒くなくて助かりました。 この後乗った列車の車掌さんによると,昨日までは20m/秒くらいの風が吹いて,とても渡れる状態ではなかったそうです。ラッキーでした。 ところで,画像右側は一緒に降りた家族連れですが,左側の駅の方へ向かっていく一団は,地元の消防団員です。同業?のよしみで「訓練ですか?」と聞いたら,返ってきたのは,たった一言「捜索です。」 周囲に民家もない山の中,あてもなく捜し回るのは,気の遠くなるような作業でしょうね。この後2時間ほど列車を待っていましたが,彼らはまだ戻ってきませんでした。 被捜索者も,無事に見付かるとよいのですが・・・ ▲本当はこの列車に乗って引き返す予定だったのですが,橋の上から見送り,もう1時間待って次の便で井川まで行こう!ということになりました。駅に戻って時刻表を見ると,残念ながら次の駅の接阻峡(せっそきょう。温泉地)で運転打ち切り。 それならば,接阻峡で折り返してくるまで待ってもよいのですが,温泉帰りの客で満員になっている可能性もあるので,接阻峡まで行きました。 乗ってくる人はあまりいなくて,1両丸ごと貸切状態でしたが,調子に乗って車内を走り回る子どもたちは,停車駅で車掌さんに,危ないから座っているようにと注意されてしまいました。(私は寝てました(^^ゞ 確かに,車体はミニ列車規格とはいえ,軌間が1067ミリあるとは思えないほどの急カーブの連続で,子供が立っていると危ないかも知れません。 ▲最後は,国内唯一のアプト式機関車ED90の重連です。 千頭行きの最終便は,接阻峡で回送の1編成を連結しているので,90パーミルの勾配を下るためにアプト機関車も重連です。 もっと明るければ鮮明な写真が撮れるのですが,井川へ向かうSLの接続便は,このアプト区間を見る観光客で満員のため,薄暗くなってきた帰りの撮影となりました。 朝8:00に家を出て,夜7:30に新金谷を出発。(夕食も食べたので,帰宅は10:30前) 途中,SL乗車まで新金谷で3時間待ち,井川線の奥大井湖上駅で2時間待ち・・・なんて,旅行の移動だったら,子どもたちは飽きてとても持たないでしょうけど,これだけの時間を何もしないで過ごすことを幸せと感じることができる,大井川鐵道はそんな路線です。大井川鐵道に行くと日記が長くなるのはそのためです。 皆さんも,ぜひ乗ってみてください。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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