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ひたすら無題

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2005年03月09日
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カテゴリ:個人情報保護とか

前編より続き


閑話休題

というか本当に小倉君は…自己中心的だな。自分がニフティに住所氏名登録してるからなんだというのか。

匿名談義の時も似たようなこといってましたね。『コメンターが何故か実名を出せない』とか言う…。

実は当時から小倉君の個人情報への意識の低さが垣間見えていた…ということだな。当時は全然知らない人だったのでスルーしてたが、まさかこんなところで再会することになるとはな。
はてなでオカシな管理をしようとしているから自己情報を預けられないという話で、自分がニフティに登録してたらどうして他の人がはてな問題が気にならなくなるのか…自己情報コントロール権すら知らないでIT法の専門家と名乗っているのかと思うと泣けてくる。
前も言ったが、自分が公開してるからといって他人もそれをするのがあたりまえだと言うのはエゴイスティックな考え方なのではないか?と。


それとこれとはどんな関係が?

それはさておき。つまりだな、ファイルローグ事件では不法行為発生が確実にわかっているのに対策が不充分だったことが問題とされた。それを匿名禁止社会システムに適用しようとすると…

『匿名が発生することがわかっているのでISPは対策を…』ですかね。

匿名って犯罪なの、カー?!と、そういうことになる。もしかして『匿名コメンターの96.7パーセントは小倉弁護士を中傷しているから』なんてことを言いたいのだろうか?

このあたり落合弁護士も似たようなことは言ってますね。「特定の事例に対する事例判断であり普遍化、一般化されるような裁判例ではない」と。

その反論において小倉くんも一般化の難しさは認識しているはずなんだ。

ファイルローグとblog事業者

そして、ファイルローグ事件地裁判決は、著作権法上の自動公衆送信の主体=プロバイダ責任制限法上の「発信者」という判断、および、戸籍上の氏名および住民票上の住所を正しく登録させていないから過失ありという判断をするにあたって、「mp3ファイルに関しては著作権侵害ものが約97%云々」という特殊事情があることを前提としているのか、逆に言うと、著作権者等からファイルローグ事件地裁判決を引用して責任追及がなされたときに、著作権侵害情報の割合がそれほど高くないから、著作権法上の自動公衆送信の主体=プロバイダ責任制限法上の「発信者」という判断、および、戸籍上の氏名および住民票上の住所を正しく登録させていないから過失ありという判断にはならないのだということを裁判所は言ってくれるのかというと、具体的な事案の違いから適用される規範を峻別するのは難しいのではないかという気がします。blog事業者を免責するには、ファイルローグ地裁判決の論理自体が否定される必要があり、両者を併存させるのは難しいのではないかと言うことです。

どこで区切っていいのかわからない上に、否定形の混在で非常に読み取り難い文章なのだが……まとめると「『サービス提供者が個人情報を収集する必要がある』という判断をするのは事案が違うから難しい」つまり、ファイルローグ事件の結果が他のサービスに適用されないと言い切れない。判断はつかない、と言ってるわけだ。多分な。

反論になってないですな…。

まぁ、『適用される可能性はあります』という話だから、『対岸の火事ではない』というのは確かに嘘ではないのだが。……問題は「適用される規範を峻別するのは難しい」事例を根拠としてあげても意味ないだろう、ということだな。ファイルローグ事件と、『匿名コメンターによる小倉ブログの議論』の類似性がどこにあるのかわからない、対岸の火事かもしれないモノなのだ。『ファイルローグ事件が影響する可能性があります。だから住所登録が必要なのです』にはならないだろう。

まず類似性を説明してからですよね。確かに何故ここで『ファイルローグ事件』かわからなくなってきましたよ。

J2氏も『個人攻撃や悪質な書込みを抑止するのになぜ「現実社会の人格」をトレースする必要があるのか、私には全く理解できません。』と言っておるが、確かに私も理解できない。
落合弁護士とのやり取りで小倉君が主張しているように、Webによる意見交換にすら影響してくる一般的な判例であったならわかる。…だがそうとは言えない。そんな曖昧なものをもって『現実社会の人格をトレースする必要がある根拠』にはなりえないのではないか。
そりゃあJ2氏もわけわからんと思うだろう。

それが小倉先生のおかしなところファイルローグ編ですか。

落合弁護士のところで見たときから変だ変だと思っていたんだ。今回初めてまともに調べてみたが、やっぱり変な点は拭い去れなかった。住所登録必要性の真偽と、ファイルローグ事件と匿名とレースの類似点。この2点を理由に「何のためにファイルローグ事件をもってきたのか?」の是非明確な説明を希望したいところだな。このままでは意味がわからない。と、以上をもって長期にわたり考察してきた個人情報トレースシステム非現実性について終わりとする。

長かったですね…。

長かったな…。小倉君のエントリが断言が無くて曖昧だったりする点を「そんなこと言ってない」というツッコミを食らわないように何度も考察しなおしたからな。捨てた文章もエントリ3つ分以上あるよ。

3万文字も捨てないでくださいよ!

まぁ、細かいツッコミを入れてもしょうがないからな…。ともかく疲れた。オチが無いけどいいかげん疲れたので笑いは無いまま終わる。

きっとそれが正しいはずなんですが…左翼応援するときに笑いを考慮してどうすんですか。






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最終更新日  2005年03月09日 23時48分15秒
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