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カテゴリ:Travel
今回の旅行のメインは、前日の「スパリゾートハワイアンズ」でなく、
実は二日目にあるのです。 師匠は、鉄ちゃんの中でも「ローカル線派」に属しているようで、 前々回のブログにもあるように、関東地区ではローカル私鉄に 大変な思い入れがあります。 なにしろ、前日も日立の2つくらい手前の駅で、 こんな写真を撮影していたくらいです。 (これを電車の中から撮るのがスゴイ) 二日目のミッションは、 「茨城のローカル私鉄乗りまくり」。 今回わざわざ勝田に泊まった理由もそこにあります。 というのも、勝田からは「茨城交通 湊線」が出ているからです。 勝田駅の片隅に行くと、こんな懐かしいディーゼルカーが待っていました。 勝田の町を抜けると、あとは日本の原風景のような景色の中を のんびりと走ります。 15分ほど走り、終点が近づいてくると、海が見えてきます。 終点の阿字ヶ浦は、海水浴のメッカとして有名らしいですが、 最近はみんな車で移動するので、ホームはがらんとしています。 ここまで何も無い終着駅も珍しいのではないでしょうか。 写真の右に写っているのは、古い車両が放置されているようです。 側まで行ってみると、車体の横に「女」という文字が貼っていました。 師匠曰く、「更衣室として開放していた」とのこと。 朝から残暑の陽ざしが照りつけ、 何もない終着駅を歩き回り、すでにバテ気味の師匠。 我々のような気儘な旅人にとっては大変に風情のある駅ですが、 周囲の人口密度や産業構造から考えると、 すでに役割を終えた存在であるという感じがします。 果たして、いつまで存在できるか・・・・。 ちなみに、阿字ヶ浦から折り返しの列車に乗ったのは、 物好き親子のほかは、高校生らしき一名だけでした。 などと少々感傷的になっていたら、 その先の二つの駅からは結構な人が乗り込んできたので、 まだいけるのかもしれません。 そして、まっすぐ勝田に戻らず、 途中で一番大きな那珂湊で下車。 ここには車庫があるらしく、師匠から撮影のリクエストがありました。 駅舎もなかなか味わいがあります。 昔は漁業で栄えた町だそうで、街中には他にも風情のある建物があるらしく、 時間があれば探索してみたいものです。 かつて栄華を誇っただけあって駅の構内も広く、 ホームもえらく長いです。 今は一両編成のディーゼルカーが 行き来するだけですが。 さて、茨城交通湊線を制覇したら、勝田から隣の水戸へ移動。 今度は鹿島臨海鉄道に乗ります。 (続く) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006.08.21 22:08:18
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