税金を納めようとせよ
企業の約70%が赤字法人だと聞きます。何と間違った経営をしている企業が多いことかと嘆かわしくなります。「稼ぐに追いつく貧乏なし」という言葉があるように、利益以上の税金を納めることはありませんから、納税額が増えているということは、利益額も増えているということです。利益の40数パーセントが税金ですが、「税金を払いたくないために、必要もないものを買ったり、設備投資をしたり、無駄なお金を社外流出している」という間違った経営をしている経営者の多いことには、辟易とします。道路や公共施設を使って経営しているので、税金を納めるということは、経営者としての義務です。納税をきちんとして、社会的にも貢献するという考え方が、善の循環を生むのです。税金をきちんと納めようという心が、利益を増大させるのです。