☆ｏｒａｎｇｅ　ｐｅｅｌ☆気分

　

ようやく『ブレイブ』鑑賞しました。
ちまたの評判が悪いですが、大好き！って方もいて
興味津々でした。

実は昼間に観ようとしたのですが、暗い映像がほとんどのこの作品
外の明かりが映りこんでしまって断念。
夜中に再挑戦。ワイン飲みながら・・

私は好きですね・・このような作品。

貧困にあえぐネイティヴ・アメリカンが、
今の生活から抜け出す為に、自分の命と引換えに、
人間を実際に殺す映像を見せる
スナッフ・ムーヴィーへの出演を引き受ける・・。

確かに辛い話なので、繰り返し観たくなる映画ではありませんが
どん底の生活から這い上がろうとするジョニーの演技がいいですね。
どうして、彼が出るだけで・・画面がぐっと引き締まるのかしら。
登場のいきなり苦悩している、その表情(目)が、
主人公になりきってるのですよね・・すごい！

乾いた空気、青い空が印象的な映像でした。

そして、カーニバルの日に奥さんと最後になるであろう
ラブシーンが夕焼けの中に、シルエットで浮かび上がって
とても奇麗でした

子供と父とのシーンは、もう涙腺ゆるみっぱなし。
「僕に何かあったら、お前が家長だぞ！」って
息子にいうシーンは・・涙が止まりませんでした。
なんで？評判が悪いのでしょうか？？
救いようの無い、辛すぎる話が駄目なのか？
結構、上手くまとまりすぎたラストって、
突っ込みいれたくなるタイプなので
このようなラストも好きです。