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テーマ:映画館で観た映画(8350)
カテゴリ:Johnny Depp
公開初日に、観てきました。 イントロの映像は『チャーリーとチョコレート工場』を 髣髴するような、バートンらしいこだわりのシーンでした。 美味しいチョコレートではなく、 グロテスクな人肉のミートパイが出来上がるんですけどね。 ゴシック調の文字が出てくるだけで、 バートンの映画が始まるぞ~ってワクワクしました。 ミュージカルが好きな私は、 初めから歌のシーンもOKでした。 そして、重厚感のあるセピア調の映像も、 このダークな映画にぴったりでした。 ジョニー扮するトッドの歌声は低音は渋く、 高音が伸びがあって、上手かったですね。 ヘレナも歌が上手くて、驚きました。 彼女は『眺めのいい部屋』のぷっくりほっぺが可愛い 貴族のお嬢さん役に魅了された私です。 最近のバートン作品では、汚れ役が目立ちますが そんな役もぴったり嵌って、生き生きと演じきっていますね。 今回、惚れ直しました。 1番印象に残ったシーンは、トッドが復讐に燃えて 街中で歌うシーン。 説得力+迫力のあるシーンでした。 もう一つはミセス・ラベット(ヘレナ)の願望の カラフルなシーンです。 残酷なシーンが多い映画の中で、ほっとできる素敵なシーンでした。 トッドのコミカルな表情が最高に可愛かったです。 ただ、この映画は苦手な方が多い?ミュージカルの ジャンルであり、スプラッターばりのシーンが出てくるので 万人受けは、しないのではないでしょうか。 人には薦めにくいですね。 私自身、残酷なシーンが多くて、もう少し 血の量を減らしてください・・と祈りながら鑑賞しました でも、監督は復讐劇を思いっきり大胆に 表現したかったんでしょうね。 以下ネタバレ<残念だったのは、ラストの展開が妙に慌しかったこと。 そして若い二人のその後が描かれていないので、 中途半端な印象を持ってしまいました。 トッドも娘さんと出会いながらも、彼女を認識せずに終わるなんて なんて切ない話なんでしょう。 この辺り、娘との出会いの展開を期待していただけに、 残念でした。あくまでも切ない話に徹した脚本なんですね。 舞台はどう終わるんでしょうか> 体力を使う映画なので、ぜひ体調整えて挑んでください。 辛口意見をネタバレに書きましたが、 もう一回観に行きたいです お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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