産後リカバリーヨーガ　embrace 　＜東京都調布市・世田谷区＞

　午後に、仙川の森のテラスにて、
友人のマキさんへ、エサレンフェイスヒーリングを。

　今日のこのスペースの主催は、
やはり友人のアリカイさん。

　こまめやくみさんの、変わらぬ愛と手と心のこもったお弁当をいただいて、
マキさんのお顔に触れる。

　梅が丘のチャルカの坂田さんが、
施術前のタオルの上からの軽擦（セトリングストローク）を、
「からだに挨拶をするように」とおっしゃっていたけれど、
わたしはそのフレーズがとても好きで、
お顔の最初のオイル塗布は、
やはりそのひとのお顔に挨拶をするような感覚で触れていく。

　マキさんは情熱のひとなのだけれど、
自然の世界でいったら、やはり太陽にとても近い。
　彼女の堂々とした眩しさでたまに目を反らせてしまうひともいるだろうが、
誰かを見守る地熱のような温かさを見せたり、
そこらの猫を一瞬で誘惑するようなひだまりの心地を提供したり、
灼熱の情をもって誰かを愛したりもする。

　これまで触れてきたひとがかなり後頭部、頸椎が
めいっぱい緊張しているケースがほとんどだったけれど、
マキさんの頭も頚もやわらかく、あたたかいけれど、しんとしていた。

　パックの途中でクラニオをさせてもらったのだけれど、
とても静かで穏やかな波間の中にいるようだった。
　
　マキさんも家族とみっちり過ごしながら、
求められる仕事に就き、志に沿って学び続け、
狂わんばかりに愛するものへ情熱をそそぐ。
　日々全力で、しっかり生きている。
　太陽がいつも天にあるように、
マキさんは地にある様々な様相をみせる太陽のようなひとだ。

　そして、自分を見つめるしんとしたまなざしもある。

　しなやかさを、後頭部で感じた。

　彼女は最近、ヘナを愛していて、
あちこち出張してヘナのうつくしさとすばらしさを伝えている。

　彼女のてのひらが、
かすかにヘナの色に染まっていた。
　なんて楽しそうな手かしらと、幸福な気持ちをもらった。

　マキさんをモデルにして、
セッションを撮影してもらう。

　三鷹に住む、ナオミさんというちょぅっと雰囲気のあるカメラマンさん。

　そのナオミさんに、
最後にアリカイさん、マキさん、わたしで、ばかさまるだしの写真を撮ってもらった。

　撮影中は本当に笑いっぱなしで、
なんてわたしたちはばかなんだろうって、最高だった！

　１２月はまた森のテラスで集まることを約束して、
またそれぞれの求める道を、今日も明日も歩いていく。