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カテゴリ:小説感想
今日のバイトは晴れのわりに穏やかでした…
さて、某B●●KOFFで一冊100円だったのでシリーズまとめ買いした「コズミック(流)(水)」「ジョーカー(清)(涼)」「Wドライヴ(院)」の5冊中、4冊を読みました。 以下ネタバレします~ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ハッキリ言って、超つまんないで~す。 つまんないというか、変?ムカツク? これミステリっていうのかな? この続きを読んだ上でまだこの小説を読む人はいないと思うので、これでもかっていうくらいネタバレしちゃいますよ~ 作者オススメ順に「流」から読んだら一冊全部「密室首切り殺人」のカタログみたいだった。 「清」「涼」は、もうギャグ漫画かっつうような展開。「名探偵コ●ン」も真っ青のひどい内容。 うんざりしながらも「水」を斜め読み。予想してたけど、やっぱり「ハァ(゚Д゚) ?」だった。 探偵と被害者の数が尋常じゃない。 この作者はネーミングセンスもオカシイ。 平凡ならともかく変な名前の登場人物に「親から貰った名を利用してミスディレクションを演出する犯人」の「着想に対する畏怖で震えた」とか言われてもねぇ…最初からそういう意味になるように作者が名付けたんだよとしか言いようが無い。 同じ過去エピソードを無駄に何度も何度も繰り返すのも気になる。 探偵達はナルシストばっかりで役立たずな上に仲間以外の人間の死はゲーム感覚で軽く流し、死体を発見した直後も仲間内で談笑する無神経ぶり。 予告された「生贄」の数だけ人が死ぬのを待ってから、犯人もハッキリさせずに呑気にお茶会。そこで仲間が死んでやっと焦りをみせる。 探偵の一人が部屋のドアと窓の外を見張っていたはずの人物が部屋を抜け出した方法として「コソコソ出てくると思い込んでいたから、堂々と出て行ったことに見張りが気付かなかった」と言い出した時は本気で『ふざけんな――――ッ』と思った。間違ってたからいいけど。 部屋を水で満たした方法は、仕掛けはともかく「水はバケツに入れるなりして仕切りを作る前に部屋に運んでおいた」…何杯運べば足りるんだ????と首をひねらずにはいられない。 そしてある一人の死因を「自殺(事故死)」と表現するのはいかがなものか?「自殺」と「事故死」は全然違うだろ!? あと「あの密室は解く必要のない密室、解けない密室」で「奇跡が起こったか、トンネル効果で首が甲冑を通過してしまった」という、前代未聞の放置プレイ(?) 推理小説で解けない謎を残すなよ! しかもどんでん返しに次ぐどんでん返しの果てに、関係者の前で明らかにした犯人は実は犯人でなかったと言い出す最終章。 真犯人の名前を挙げるが「真の実行犯であるに過ぎない」と言って、警察にも黙っているらしい。いや、「であるに過ぎない」じゃないよ、「実行犯」は逮捕しときなよ!見逃すなよ! そんで、これ重要だと思うんだけど、この幻影城事件も首切り事件も誰が犯人だったとしても一人じゃ絶対に実行不可能だから ![]() 大体ね~『紫式部が黒幕』とか『犯人は松尾芭蕉』とか、荒唐無稽すぎる。 4冊通してページを捲るたびに『な、なんだってェ――――――!?』と叫ばずにはいられません。 あ、でも螽斯太郎の正体だけは予想通りでした。実の兄弟が気付かないってのはどうかと思いましたが(;-_-A ![]() ![]() お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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