橙猫POST～妄想大暴走～

　巻が進むにつれてキャラの名前がイタイことに…変な名前だと読みにくくてイヤなんですが、なんか勢いで最後までグイグイ読まされちゃった（；-＿-A
　主人公の頼り甲斐は、同作者の「新本格魔法少女りすか」の小学生（１０歳）の方が上ですね…。

　以下ネタバレ風味で感想いきま～す。
　↓
　↓
　↓
　↓
　↓
　↓
　↓
　↓
　↓
　↓


　第一作『クビキリサイクル』は主人公が（少なくともこの話の中では）何も悪い事してないのに酷い言葉を投げつけられることが多くて、読んでるこっちが凹みます
　主人公が格好良く謎を解いて終わり、と見せかけてもう一ひねり…主人公の立場がなぁ～～～いッ！！

　一番人気らしい第二作『クビシメロマンチスト』は、殺された二人が本当に可哀想で仕方ないです…そんな理由で殺されるなんて、私だったら死んでも死にきれないよBadEndだしね…
　
　主人公が女装させられる第三作『クビツリハイスクール』はキャラの死に方がすごくアッサリしてる。え、こんなカンタンに？みたいな。

　『サイコロジカル』上下巻
　これは私が被害者も犯人も正体も、作品内で明かされる前に当てられた作品。
　でも身代わりに最適な人物が内部にいるのは都合良すぎて微妙…
　
　『ヒトクイマジカル』
　死体が多すぎる。

　『ネコソギラジカル』上中下巻
　敵のボスがアッサリ手を引きすぎて拍子抜け。
　主人公がヒロインのことを「好きだ」と言っても、アパートの隣人に告白した後じゃ、何だかなぁ…って感じ。
　

　「このキャラ死にそう」と思ったときは助かって、もう大丈夫かなと安心したところで殺すパターンが多くて後味が悪い。せめて覚悟したとこで死なせて欲しい。
　猟奇殺人ばっかりで気が滅入ったので、しばらくは人が死なない小説を読みたいです…