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テーマ:猫のいる生活(136425)
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子猫は大体生後3週間くらいになってくると、小さい乳歯がはえてきます。
子猫の離乳の仕方は猫種によってや、同じ猫種でもブリーダーさんによっても若干方法が違うようですが、我家ではこの乳歯が生えてくる3週間くらいをめどに、ゴハンを食べる練習を少しづつはじめます。 最初はまずペースト状の高栄養の缶詰めからスタート。お母さんのお乳が足りていると、生後3週間くらいの赤ちゃん子猫は、大抵の場合自分から何かを『食べまーす』とはしないので、初めは口を開けて缶詰めを上顎にちょっと塗ってみます。すると、口をもにょもにょとしてなめるので、そうやって食べ物の味を覚えさせます。但し味が気に入らないとか、お腹がイッパイの時はくちゃくちゃとして口から出されてしまいます。 もにょもにょと気に入ってなめてくれたなら、もう少し口元までもっていってみます。お腹に余裕のある子はそれを大豆1粒か2粒くらい自分から食べてくれます。 これにて我家の子猫の食い初めの儀式は終了!です。 その後も何度かは、まだお皿からは上手に食べられないので、1頭づつペーストのゴハンを口元にもっていって食べさせます。 2、3日すると、随分食べ方が上手になってくるので、お皿から食べる練習を開始します。 まだ身体が小さいので、お皿のまん中の物は食べにくいですから、食べやすいようお皿の縁にペーストゴハンを大豆つぶくらいにした物をいくつか用意、子猫をその前につれていって、自分でお皿から食べるように促してみます。 さらに、その大豆粒を段々大きな固まりにしたり、ペーストの中に細かく叩いた牛肉や馬肉、みじん切り(にしたつもり)の茹でたササミなどを混ぜて、ペーストに具が混ざった状態のゴハンにも挑戦させます。 子猫の様子を見ていると、段々食べる事への喜びみたいな物を覚えてくるようで、『美味しい~♪』って感じで食べるようになってきますが、そこはやっぱり赤ちゃんのする事、自分がお腹いっぱいになると、もう食べ物はいいでーすと、自分の残したゴハン入ったお皿の上を歩いちゃったりして、給食係はティッシュ片手に苦笑いです。 ところで、皆さん赤ちゃん猫は最初はお皿からミルクを飲むみたいに、ペロペロとナメるように、ペースト状の離乳食を食べるのかと想像なさるようですが、実はそうでもありません。 将来長い顔になってショベルカー食べをするオリエンタルは、小さい時から口をパクパクさせて、いかにも『食べる』といった感じで食事をします。 でも、食べ方が大人程上手では無いので、最初に盛り付けたゴハンの固まりを上から押し付けてしまって、自分で段々食べにくくしてしまうので、給食係はスプーン片手に待機して、食べる横から、ゴハンの形が食べにくくならないように整えるべく励みます。 次ぎには段々堅い物にも慣れてくるよう、そこにまるでドライフードのカスみたい?な極小赤ちゃん用のドライフードを混ぜていきます。で、昨日写真をアップした子猫達は現在ゴハンはこの段階までクリア♪ 因みに、小さい子猫には、よくふやかしたドライフードを与えると良いなどと書いてある本がありますが、ドライフードはふやかすと風味が変わってしまうので、以外と猫は食べません。 それより堅いままの状態で粒の小さい物を缶詰めに混ぜたりしながら味に慣れさせていった方が、ドライフードもちゃんと食べてくれるように思います。 でも、普通のキツン用ドライフードは、粒の大きさが小さい子猫には大きすぎて、咽をうまく通らない物が多いですから、そこで、我家ではドライフードは、まずカス?みたいな赤ちゃん用から初めて、キツン用プレミアムフードで粒が小さいタイプのメーカーの物、それから他メーカー品にも挑戦という具合に、段々大きい粒の物や、いくつかのメーカーの物に慣れさせるようにしています。 勿論その間、ペースト状の缶詰めもレバーペーストみたいな物から、子猫用のお魚系の缶詰めにしたり、ゴハンに子猫用ミルクをふりかけてみたりなど、なるべく子猫の嗜好が片寄って育たないようにとアレコレ与えます。 但し、小さい子猫がお腹の調子を悪くするといけないので、無理をしてあまりに色々なメーカーの缶詰めなど試す事はせず、コレなら大丈夫と分かっている範囲の物から選んで与えていきます。 そうこうしているうちに、子猫達は『ゴハン~♪』の楽しさを覚え、給食係がゴハンをもって登場すると、しっぽを立ててピーとか言いながら集合してくるようになります。 小さい子猫でも、やっぱり食べ物の威力は絶大!です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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