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テーマ:塾の先生のページ(7615)
カテゴリ:お勉強
「基本問題はできるのですが、応用問題が。。。」 こういうお話、聞いたことありませんか。 子供たちと一緒に勉強をしていても 眉間にしわを寄せ、難しい顔で 「計算問題ならいいけど 文章題は、やりたくない」 「難しい問題は、やりたくない」 って、言うのを聞いたりすることがあります。 昨日の話でいうと、「楽しくない」んですね。 「そう言わず、とにかくやろうよ。」 と昔は言っていたのですが そういったところで 難しい問題が簡単になるわけでもなく いい解決策がありませんでした。 そこで、なぜ、楽しくないかを考えて いろいろ本を読んだり、試行錯誤をした結果 文章問題ができるって 応用問題ができるって どういうことか、わかってきました。 文章問題ができるとき、頭のなかで (1)その状況を知っていて (2)それぞれがイメージでき (3)そのイメージの関係性がわかっている ときなのです。 反対にいえば、文章問題ができない子は このイメージができていないか不鮮明なんです。 「この問題、足すん?引くん?」 「これ、掛けるんかな?割るんかな?」 って、こちらの顔色を見ていたり 問題の前で、えんぴつが止まって 完全に固まってしまっていたりするんですよね。 ところが、その子が頭のなかで、 その問題がイメージできているかどうかは 頭のなかのことだけに、そとからは見えないので 「この問題で、大切なところに線を引いてみて」 とか 「この問題を、簡単な絵にしてみて」 とお話することにしています。 絵にしてもらえば、 どこまでわかっているのかわかるんですね。 『問題を図解する、線分図にする』というのは 中学受験算数では、ごく当たり前のことですが これを繰り返し教えていることで かなり深いものなんだと解ってきました。 次回は、この文章題ができる子の話として (1)その状況を知っていること 『知ってるものしか解らない』 というお話をしようと思います。 あじさいの綺麗な季節になりましたね。 何色の紫陽花が好きですか? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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