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ひさびさに会ってきました。 いろんなものを見つけては リビングを素早くハイハイしてました。 生まれてもう一年経ったんだと思うと ほんと、時の経つのは早いものです。 さてさて、お母様方とお話していると 「なかなか勉強に気持ちが向いてないんです いつも遊んでばっかりなんですよね。 どうしたら、自ら進んでするようになるんでしょうか?」 こんな風に聞かれることがあります。 世間でも、運動ばっかりしてないで 勉強しなさいとか、いいますよね。 これ、世間である誤解の一つで 運動しているときは、頭を使っていない こんなことは、ある訳なく 頭が働かないと、運動もできません。 これ、どういうことかというと ひとは、入力→計算→出力という 三つのサイクルで動いています。 入力、入ってくる方は、感覚です。 感覚から脳に入ってくるんですね。 これを五感といいます。 人によっては、 第六感があるという方もいますけど いずれにせよ、感覚を脳に伝えています。 そして、その感覚を脳で計算する 考えたり、何かと繋げたりしています。 そして最後に、出力、動きとして 必ず筋肉の動きとなって出てきています。 つまり、何かの情報が感覚として入力され それを脳で情報を処理、計算、考えて 筋肉など身体的な活動として 運動、出力しているのです。 逆に、出力の方から考えると 例えば、姪っ子ちゃん達を例にすると ハイハイしているとします。 ちょっとでも動くと、 外が変化したりしますよね。 すると、感覚として また入力されます。 あっちに行こうとハイハイして動くと その途端に、世界が変わるので それがまた、入力されてくるのです。 どっかで音が聞こえてきたら そばにいけば、大きくなるし 遠くにいけば、小さくなります。 この三つのサイクルをぐるぐる回しながら 脳はどんどんと育っていくんです。 脳が育つとは、どういうことかというと 先ほどの、ハイハイし始めた例で考えると 目の前に靴があったとして 動いていないと、大きさは変わりません。 しかし、ハイハイで動いていくと 目の前の靴が大きくなりますよね。 その都度、世界は変わってくるのです。 そして、靴をこっちから見ると、こう見えて あっちから見るとこう見えてと 全部覚えてたら、頭は破裂してしまいます。 だから、どういう風に見ていても 変わらないというものが脳に残っていきます。 そういうことを脳は勝手にやっています。 そういう共通点を見つけ比較していく 抽象化というのが、脳が育つということです。 さらに、ここから解ることは 入るところ、入力が小さいと どうしてもこのサイクルは 全体に小さくなってしまうということです。 人は体験・経験したことからしか 学ぶことはできない というのは、こういうことです。 やる気のスイッチが入るには いろんな体験をすること 自分の身体を通して 入力→計算→出力の サイクルを回すこと ここに注目すると 覚える、入力するということから 見方が変わってくると思います。 次回は、このことに関連して 脳を育てるということを 深めてみたいなと思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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