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テーマ:生命保険について(969)
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先進医療の保障! 本当に保障されるんですか? 先進医療の保障をされる医療保険の多くは 保障条件に 先進医療の治療を受けたとき 先進医療の 技術料、または技術料と同額の保障 すると記載されています。 そして 実際に先進医療の治療を受けることになって 保険会社に保障してもらうために 保険給付金の請求をすると 病院で治療をした証明書を記入してもらう医療証明書を渡されます。 その用紙の一部に先進医療に関する記入の項目を記載しました。 先進医療の治療を受けられた方は この用紙を病院に提出して該当することだけを記入してもらうことになります。 その用紙に書かれていることは ●先進医療の治療の種類 ●実施期間 ●先進医療技術料¥ ※受療者が支払った先進医療の「技術料」のみご記入下さい。 ●治療の実施日 最後に病院の所在地、病院名 診療科名 医師名 印 このようなフォームになっていました。 そこで私は
説明されているところで 技術料って何だろう?と思い 探しましたが 技術料なる言葉がでてきません。 費用に関するフォームを見つけましたが そこにあるのは 先進医療に係わる費用 購入した機械の名前、購入価格、減価償却、耐用年数、年間使用人数などで 保険会社がよく説明する粒子線治療を受けたときの技術料部分を保障します。 と書かれていると思われます。 ところが、それは技術料ではなく機械の1回あたりの使用料になると思われます。
新規の先進医療に係わる届け出及び施設届け出の様式の中に医療費についての項目があります。 先進医療に要する費用 *************************************** そして 厚生労働省のホームページの先進医療の概要(上記リンク)を クリックして見て頂けたら、そこに書かれていることを抜粋すると <説明を受けて納得の上で同意書署名> 先進医療を受ける時は、治療内容や必要な費用などについて、医療機関より説明を受けます。説明内容について十分に納得したうえで、同意書に署名し、治療を受けることとなります。 <領収書はたいせつに保管> 先進医療を受けると、先進医療に係る費用、通常の治療と共通する部分についての 一部負担金、食事についての標準負担額などを支払いますが、 それぞれの金額を記載した領収書が発行されます。 この領収書は、 税金の医療費控除を受ける場合に必要となりますので、大切に保管してください。 **************************************** <医療明細書を確認> そこでたまたま私の息子が昨年の7月に神戸大学病院に入院したときの 医療費明細書と、その後、転院先のリハビリ病院の明細書があります。 ●上が先進医療の治療を行っている病院の明細書です。 そこには先進医療の項目がありました。しかし技術料の項目はありません。 ●下が先進医療を行っていない病院の医療費明細書です。 そこには先進医療の項目がありません。また技術料の項目もありません。 技術料なる項目はないのです。 これらの事実を保険会社に問い合わせています。
にも先進医療の説明があり 先進医療の治療費の中で 診療費、検査、注射代などを除く技術料の説明がありました。 しかし生命保険文化センターの説明では 技術料と書かれている部分は 厚生労働省のホームページの先進医療の概要で 費用の明細を図解している箇所があり そこには先進医療部分と書かれています。 保険会社が先進医療の費用が高額になる一例で引用されている 粒子線治療を受けられた方の説明にも 技術料という表記はありません。
兵庫県粒子線医療センターに電話して 技術料の費用明細があるのか 質問しましたが 照射代として約280万円の費用を頂いていると言われました。 技術料としてはとくにないと言われました。
私は思うに 技術料という表現は 保険業界だけに存在する言葉ではないかということです。 厚生労働省や病院の書類には技術料なる表現は見つからないのです。 もし 技術料なるものが存在しないのに あたかも存在しているように表現し それを保障すると言っているのであれば、 無いことをあると言って騙していることになり さらに病院で治療内容や費用を記入してもらう 医療証明書にまで先進医療の技術料だけを記入する指示が書かれているのに 実際にはそんな費用が存在しない場合は 記入されることは¥0であり、 それ以外の数字は100%あり得ません。 もしこれが事実であれば 一般的には詐欺罪にあたる恐れがあると思われます。 今技術料について保険会社に確認中です。 ************************************ 2007/6/11現在 保険会社の回答なし 6月11日、14時30分に 公正取引委員会に先進医療の保障について 技術料という費用は病院にないのに 技術料を保障すると言って販売する行為について 優良誤認を招く行為に当たらないか相談。 対処待ち 私がこのようなことの確認をする理由は もし技術料が存在しないのに 保障するということで保険料を徴収する行為は あきらかに犯罪行為に当たる恐れがあると思われるからです。 私は知らないうちに犯罪行為の手先として 仕事をさせられているのではないからです。 そのような恐れがあると思われることは確認するのが当然だからです。 私の確認が間違っていることを祈るばかりです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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