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テーマ:生命保険について(969)
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こんな医療保険に入ると損 入院を保障する日数が1入院60日、120日、180日などの 短期入院保障型の保険 ※パンフレットに小さく小さく記載されています。または、最近は何も記載されていない保険業法に違反する広告もあります。 これらの日数について、詳しく説明されない、聞かない方が少なくありません。一番重要な保障条件を隠しているのです。 何故なら、保障される日数が短期なので 同じ日数を入院したときに病院に支払う医療費負担額は高くないからです。 その為に負担する保険料がどこの保険も高すぎて見合わないのです。 しかし、保険を選ぶ多くの方は そんなに長い入院はしない、平均在院日数は40日を切っている などの理由で、短期入院保障型を選ばれます。 その中でも人気商品と言われているのが ●A社 終身医療保険、日額1万円、手術保障、1入院60日型 35歳、男性、60歳払い済み月払い保険料¥5,950 ●O社 終身医療保険、日額1万円、手術保障、1入院60日型 35歳、男性、60歳払い済み月払い保険料¥5,884 ●M社 終身医療保険 日額1万円、手術保障、1入院60日型 35歳、男性、60歳払い済み月払い保険料¥5,740 これらの医療保険が良い、これらの医療保険で良いと言われています。 そこで、これらの医療保険に入るメリットがないことを立証します。 そして、これらの保険に入っている方は、同じ保険料を支払うのであればどう見直しをしたら良いかを説明いたします。 万一、治せない病気で入院したとき保障される額は 日額1万円×60日=60万円 60万円の入院保障をしてもらうために保険料を支払います。 それぞれの平均として¥5,800としますと 60万円÷¥5,800=103回=8.6年で同額になります。 保障される額と同額まで保険料を支払う? 何の意味があるの?と言えるでしょう。 これでは保険になりません。 保険ですから、60万円の保障に対して負担する保険料の総額は 保障額の2~3割ぐらいまででなければ保険になりません。 ということは、保険料の総額は12万円くらいから18万円くらいまでの 支払い総額でなければ、これらの保険に入るメリットがありません。 35歳で加入して43.6歳で同額です。 しかし、保険会社との契約は終身保障してもらうために 60歳まで支払わなければなりません。 60歳まで支払う総額は¥1,740,000 こんなに支払っても 入院したときに保障されるのは60万円までです。 これでは よく社会問題になる悪徳○○業者以上ではないですか! 保険料は年齢、性別、支払期間などで異なりますが 支払う総額は保障額の2~3割が限度、 すなわち12万円から18万円くらいでないと これらの保険に入るメリットがないということです。 さらに、1入院60日と同じ日数=2ヶ月を入院したとき病院に支払う医療費負担額は18万円です。従って、1入院60日の保障とは、18万円の医療費負担額を補う保険だと分かります。 18万円の医療費負担額を補うために保険を考えるのは2通りあります。 ●1つは、 18万円の医療費負担額を補えるように考えた場合 入院日額は3千円で良いことになります。そして、そのために負担する保険料の総額は18万円の2~3割くらいまでにしなければ保険の意味がありません。 ●もう1つの考え方は 入院したらいっぱい保障してもらいたいと思った場合です。 その場合、いっぱい保障してもらうために負担する保険料の総額は補う医療費負担額と同額までにしなければ保険にならない。 ということです。 日額1万円の保障とは、 後者のいっぱい保障してもらいたいと思った場合に該当すると思われます。 その場合、保険料を支払う総額は補う医療費負担額の18万円より多く支払わないことです。 そうすると保険料¥5,800が18万円になるまでの支払い回数を確認すると 18万円÷¥5,800=31回=2.5年になります。 保障面からみた場合でも、 補う医療費負担額からでも 保険料を支払う総額は最大でも18万円くらいまでにしなければ 保険にならないことが分かります。 それなのに、保険料を総額で174万円も支払わされるのです。 こんなことになる医療保険に入る価値はありません。 そこで、 どの保険でも保険料総額で174万円も支払うのであれば、どんな保障内容でなければ意味がないかを考えて保険を選ぶ必要があります。 さらに詳しい内容をこちらで確認できます。 宜しくお願い申し上げます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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