～その４

ももりかって？　～その４

ももりか凶暴時代を経て

子供の頃のももりかは、

飼い主の手を思い切りかんだり、

怒られると逆ギレしてかみつくような、

とても凶暴で恐ろしい子犬でした。

お陰で、私はしょっちゅう流血していたし、

生傷も絶えませんでした。

「捨ててしまいたい！!」何度もそう思いました。

また、かなり執念深いので、

気にくわないことがあったりすると、

いつまでも泣き続けて（吠え続けて）いました。

両隣から苦情を頂いたりして、

育児ノイローゼかも？って時期もありました。

試行錯誤を繰り返し、慣れないながらも、

少しずつ色んな事を教えました。

そして、

「おて」「おすわり」「ふせ」「まて」等ができるように（嬉涙）

大好きな「げこちゃん」「ごはん」「うんま」って言葉も覚えました。
　　（＊げこちゃん＝カエル型のおもちゃ）

「げこちゃん」と言うと、おもちゃをくわえるし、
　　　（＊持ってはきませんけど）

「ごはん」「うんま」と言うと、即座におすわりします。

がんばったね、もうちゃん♪（親ばか）

３年過ぎた頃から犬が変わったようにお利口になったももりか。

子供の頃の凶暴さはすっかり陰を潜めてしまいました。

最近ではお留守番の時も吠えずにお見送りしてくれます。

ももりかって？　　　　完

犬の十戒

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