カナディアンロッキーの旅カナディアンロッキーの旅 by R.Hiraiさて8月の中旬にカナディアンロッキーに行って来ました。 当地に駐在して以降、いつかは行ってみたいと思っていたのですが、ようやく今夏にそれが実現しました。ロッキー山脈が北米大陸の西側を南北に走っていますが、名前の通り、カナダに入り込んだロッキー山脈の一帯をカナディアン~と呼びます。 旅の起点はずっと前の冬季オリンピックの会場にもなったカルガリー。 そこまでNYから飛行機で6時間近くとびます。 そこでレンタカーを借り、片道800キロくらいの高速道路を、バンフ、レイクルイーズ、ジャスパーと続く街に泊まりながら、随所にある素晴らしい山や湖を堪能しつつ、ジャスパーで折り返し、またカルガリーに戻ってくる、という分かり易い旅程です。我が家の場合は丁度1週間かけて、カルガリー~ジャスパーを往復してきました。 当然ながら、私の家族は私みたいに山を走りませんので(普通ですね)、走りたくなるようなトレイルに出会っても、お父さん走りたければ、走れば。。という感じで、誰も一緒に走ってくれません。一人で走ってもよいのですが、そうすると結局別行動になってしまい、逸れる可能性もあり、結局走りたいのを我慢するか、少しだけ走って先で待っているか、いずれにしてもストレスの溜まることに違いはありません(笑)。 それでも今回の旅行では4回ほど走り、汗をかくことが出来ました。高度がさほど高くはありませんが、それでも2000M以上ですので、結構呼吸は苦しく、練習にはなったと思います。 1.早起きして一人湖畔(レイク・ルイーズ)脇のトレイルラン=12キロ 2.ある山のふもとまで早歩き(家族も一緒)=10キロ 3.サンライズ高原の山走り(標高1000⇒2200mまで。下りも走る。家族はバスで移動) =往復で10キロ 4.ジャスパーで10キロのトレイルラン。雨が降って死にそうに寒かった。 ちなみに真夏といえども、カナダは寒く、気温は摂氏10℃以下。雨が降ると体感温度は2,3℃でした。 写真は1と2、3の時のものです。 1.あいにく天気が悪く、最も美しいといわれているルイ-ズ湖がいまいちでしたが、早起きしたときに写したレイク・ルイーズの夜明け(正面の山が少しピンク色。こちら側空の色が反射しているのです)。 そのまま湖畔の道を走りました。(レイク・ルイーズ湖畔のトレイル) 2.のランの時は樹間のきれいな湖を眺めながら(トレイル-1)、徐々に高度を上げると時々平坦な道も現れ(トレイル-2)、最後に石の山(頂上は3000M近い)に到着です。(トレイルの終点) 3.では頂上からの景色が素晴らしかったです。(Sunrise高原の頂上) あとランとは関係ないですけど、ドライブの途中にでっかいムースに出会った り、高速の途中で見つけた山の上からの湖の美しさに見とれたり、でなかなか面白かったです。 トレーニング効果のほどはともかくとして、すっかりカナダに魅せられてきました。トレイルラン好きの皆さんなら、きっと喜んで一緒に走ってくれただろうに。。と何だか一人で走ったのが残念というか勿体無く感じました。 |