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テーマ:ブラジル生活(499)
カテゴリ:2007 アマゾン
3日目 10/9 マナウス~ノボアイロン
今日はいよいよ今回のツアーの本題コリドラスの見学である。 コリドラスsp.ノボアイロンが生息するノボアイロンの街まではバスで向かう。 そう言えば、ブラジルのバス旅行は今回初めての体験だ。 4時に起床し、大きな荷物はホテルに残るフェリックスさんに預け、コリドラス見学に必要なグッズをまとめ、5時過ぎにタクシーでヒカルドンさんとわたしたちの4人でマナウスのバスターミナルへ向かう。 バスの出発まで時間があったので朝食をとる。 地元の名物「タピオカ」である。イモの澱粉をフライパンで炒めるとあら不思議。水で練ってもいないのにクレープ状に焼きあがるのである。それにマーガリンを塗ってクルクルって巻き上げ、甘いコーヒーとともにいただく。あつあつでなかかなおいしい。 これカンタンにできていいなぁ。日本でも売ってくれないかな。 バスターミナルのタピオカ屋台。アマゾンではポピュラーな朝食。 時間どおりにバスターミナルにマナカプル経由ノボアイロン行きのバスが来た。 バスは一応指定席らしいが、チケットに書かれたわたしの席にはおばちゃんが座っていた。とりあえず席はどこでもいいらしいのでひとつ後の席に座る。 見た目はボロいバスだが、日本の観光バスより席が広くて飛行機で言えばビジネスクラスのような感じでゆったりしている。なかなかいい感じだ。 定刻どおり6時にバスは出発。 早朝のマナウスの街を抜け、30分ほどでネグロ川の川畔に到着。雨が降ってきた。 ここからバスごとフェリーでネグロ川を渡る。 ちょうどバスが着くころ、フェリーも対岸から到着。 小さなフェリーにこんなに人もクルマも載ってたのか?と思うぐらいいっぱい降りてくる。 人もクルマもワラワラと降りてくる。 フェリーの桟橋は川岸に直接据え付けてある。水位が変動するたびに据え替えるらしい。 それにしてもこんな小さな桟橋に横から流れを受ける中、ピタリ着桟させる船長の技術はたいしたものである。着桟中もエンジンは前進したままで流されないようにしている。 フェリーにはみなバックでクルマを載せていく。 大型トラックでもバスでも狭いランプウェイをバックで載せていくのだからこれまたすごい技術だ。 フェリーにクルマが載せきらなくなると、出港。 ゆっくりとネグロ川を横切り、対岸へ向かう。 1時間弱で対岸に到着。 ここでバスはほぼ満員になり、一路最初の目的地マナカプルに向かう。 ここはネグロ川とアマゾン川に挟まれた岬状の土地である。 割と最近できたばかりというアマゾンにしては快適な道をひた走り、1時間半ほどでマナカプルに到着。 マナカプルには湖があり、ディスカスの産地としても有名である。 マナカプルのバスターミルで10分ほど休憩時間があり、トイレに行ったり、飲み物を買ったりする。ここで買ったミネラルウォーターのpHは5.3。アマゾンに来たことを実感する。 マナカプルを出発。バスは一度来た道を戻る形で最終目的地のノボアイロンへ向かう。 ここからはジャングルの中のアップダウンの激しい一本道。 バスは地域の足になっているらしく、道端の人を乗せたり、降ろしたりしながら走っていく。 結局マナウスから5時間半ほどでノボアイロンに到着。 港のそばでバスを降りると、今回案内してくれる漁師のおっちゃんが待っていてくれた。 ノボアイロンのノボとは英語だとNew。つまり新アイロンという意味らしい。 もともとアイロンという街があったのだが、アリの襲撃に遭い、人が住めなくなり、今の土地のアイロンの人が移住。ノボアイロンと名づけたとのこと。 日本に例えると、東京の大久保がアリで全滅。新大久保に移住。という感じか。 それにしても街が潰されるほどのアリの襲撃っていったい・・・ ノボアイロンの中心部にある公園。なぜか恐竜が。実はネグロ川にいたりして。 とりあえず昼食。近所の魚料理のレストランへ。 今回のツアー初のアマゾン魚料理である。 ツクナレのスープをいただく。パラパラのご飯にぶっかけて食べる。うまい。実にうまい。 前回もうまかったが、アマゾンの魚は何度食べてもホントおいしい。 ココナッツジュース。日本の中華街とかで飲むと劇マズだか、現地の新鮮なものはおいしい。 昼食後、ホテルにチェックイン。白人の老夫婦が二人で経営しているらしい。 ネグロ川沿いの高台にある見晴らしの良いホテルだ。 ホテルに到着。 後編へ続く。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007.10.22 07:11:38
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