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カテゴリ:船
昨日、家族で房総半島にドライブに行ったのですが、館山湾に海王丸が泊まっていました。
海王丸は学生時代、乗船実習でアメリカまで往復した、わたしにとってのマザーシップです。 ハワイからの遠洋航海から帰ってきたようです。 天気が悪く、遠くで錨泊しているので写真イマイチです。 今日はマイミクPONさんとクルージングに行ってきました。 東京港の沖合いでまたまた海王丸が錨泊していました。 昨日館山で見たばかりなのに、今日は東京で見るとはびっくりです。 今朝、館山から東京に移動し、錨泊したようです。 自由な角度から帆船を見る機会はめったにないので写真撮りまくりました。 船首像(フィギュアヘッド)『紺青(こんじょうです。)』 横笛を吹いています。 ちなみに日本丸は手を合わせた『藍青(らんじょう)』です。 写真を撮っていてふと思い出しました。 船首のバウスプリットの先っぽについていた例のブツはいまだについているんだろうか・・・ 300ミリの望遠レンズで撮影してみました。 うわっ!まだあるじゃん!! そのブツとは・・・ 拡大してみるとコレです。 そうなんです。ポコ○ンの木彫りがついているんですねぇ。海の貴婦人に。汗 この木彫りはフライングジブ(船首の一番上の縦帆)の金具のストッパーなんですが、他のジブはただの木です。ここだけこんなのがついてます。 なんでこんなのがついているのか、当時の士官に聞いてみたのですが、海王丸を建造したとき、『こんなん作ったんでぜひつけさせて欲しい』と造船所のおっさんが作って持ってきたらしいのです。あんまりなブツだけに最初は断ったらしいのですが、あまりに懇願するので許可したらしいです。 当時のボースン(甲板長)いわく、ベタ凪で船が進まないときにこのブツを撫でるといい風が吹くとかで、船が止まると「誰かおもて(船首)行って撫でて来い!」とか言ってたのを思い出しました。 そういや、船首像の紺青のおっぱいを触ると、海の女神が怒り狂って海が大時化になるから絶対触るなと言われました。 触るなと言われると触りたくなるやつが必ずいて、わざわざ船首まで行って手を伸ばして触っていました。汗 海が時化てくると「誰だ!紺青のおっぱい触ったのは!」と怒られたのを覚えてます。。 それにしても、卒業してから10年経つのに、このポ○チンがまだ残っていたとはびっくりしました。 てっきり座礁事故の時にどっか行っちまったのかと思っていましたが、いまだ現役とはたいしたもんです。 クルージングの様子はまた後日ということで・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009.03.06 01:10:44
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