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音響屋のオーディオ雑記帖
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音響屋の見地から気になった商品や実際に使っている機材紹介 はたまた趣味のオーディオやら何やらを気ままに綴ります あ、音響屋と言ってもバレエをはじめとした様々なダンスの 音出し業務が主体なんで派手なライブPAなんかは期待しないで下さいw たまーにやるくらいです それに関する【あると便利グッズ】のインプレを紹介出来たらなと
カテゴリ:オーディオ雑記
久々の投稿となったが紆余曲折を経て遂にTADのTD-2001を手に入れる事が出来た。
その前にAGIの511も予備のプリとして入手した。 長くなるので第一弾としてはAGI511の音質について述べようと思う。 ちょっと前の我が家の構成は CD→AGIの511→INTERCITYのAEF1→CROWNのSL2→CROWNのVFX2→ThresholdのCAS1とThresholdのMODEL400である。 プリがAGIとCROWN、INTERCITYがP.EQと色々噛んでいるので純粋な音とは違うが導入前と前後でのレビューは出来るから何か参考になれば 幸いである。 511は所謂ハイスピード系と称されるがPA畑の自分には意味が分からなかった。 スカキンな音だから早く感じるのかと思っていた。 AGIとCROWNのVolの比率で出る音の傾向が変わるようだ。 AGIが多めのバランスだと張り艶がどうも強調されるらしい。 AGI多め 高音: Hiエンドの伸びと声の張りが強調される シンバルがきめ細やかになる。 中域:上下が出る分痩せて聴こえる 低音:押し出し感というよりも量が増える感じ。 総合:音の分離の良さ、高域の艶、細やかさ CROWN多め 高音:ギラツキが増す。 3.15KHz〜4KHz位が持ち上がるイメージ 中域:どちらかというと声の基音より ちょい下が増える。200〜300Hz辺り。 低音:押し出し感が増えブリブリ来る。 総合:クッキリハッキリ中域の艶も有る 分解能:AGIに軍配 奥行き:CROWNに軍配 広がり:AGIに軍配 上品な音がAGI、元気な音がCROWNと言った所だろう。 総じて単独での評価としては 高音はきめ細やかで伸びも良いが曲に依っては歯擦音が強調される。 中域は上下の変化が多いのであまり変化を感じない。 低音は押し出す感じでは無くややブーミー気味に強調される。 奥行きよりも左右に広がる。 高音がサラサラと綺麗になる事と分離が良いのでアコースティックな音がよりリアルになる。 我が家のCDデッキはプロ用な為出力Lvが高いのだが歪む事なく受けられる。 但し12時まで音量を開くと次のEQの入り口で歪むのでVolツマミは10時くらいまでしか開けない。 つまり、本気の力が試せていない。 一度パッシブフェーダーで減衰させてからVolをMAXまで開いたが上記のキャラクターがさらに強調された。 あくまで我が家の環境での話だが少しは参考になれば幸いである。 次回はTADのTD2001について書こうと思う。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2018.10.26 19:18:15
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