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テーマ:パソコンのトラブル(533)
カテゴリ:パソコンのトラブル
ここ数日、今更とは思いましたが、Radeon4870のトラブルシューティングについてレポートしてきました。
おかげで安定して動作するようになりましたが、ここまで来るのに数週間が必要で、その間、マザーボードBIOSもイロイロ調整しました。 これもレポートしておきたいと思います。 ○ASUS M3A32-MVPのPCI-E AMD790+SB600搭載のこのマザーボード、PCI-Eスロット4本搭載、最大4枚のRadeonでCrossFireXが構成できるわけです。 ○4本のスロット 4本のPCI-Eスロットの中で、上から2つと残り2つのスロットがデュアルで動作します。 したがって、上から2つのPCI-Eスロットにビデオカードを挿すと、デュアル動作となり、それぞれのスロットは×8倍でしか動作しません。 また、一番下のスロットはRadeon4870クラスのようにファンで倍の厚みがあるようなビデオカードは実質挿せません。ケースと干渉するほか、コネクタが使えなくなります。 ※PCI-Eが4本、ブルー+ブラックのスロットでデュアル動作する ○BIOS設定 今のところ、私の環境では、ビデオ周りは以下の設定にしています。 マザーボードのBIOS設定のうち、Advanced→Chipsetと入っていくと、GFX関連の設定にたどり着きます。 *GFX Dual Slot Configiguration Radeon4870は、一番上のブルーのPCI-Eと上から3番目のブラックのPCI-Eに装着、それぞれのPCI-Eスロットを×16倍のフル動作させるため、、GFX Dual SlotはすべてDisableに設定しています。 *Port #** Features GFX Dual Slot Configigurationを無効(Disable)にし、一番上と上から3番目のPCI-Eのそれぞれのポートを設定しています。 一番上のスロットの設定はPort#2、3番目のスロットはPort#11の設定です。 ****************************************************************** Port#**Featuresに入ると以下の設定がありますので、Port#2とPort#11の項目を以下のように設定しています。 ・Link ASPM設定 ASPMとは、Active State Power Management のことです。 PCI-Eバスは、このバスの性能が大幅に上昇したことで、当然、消費電力も上昇します。 そこで、アイドル状態の時など、消費電力を削減できる機能があり、これをASPMと呼んでいます。 L0Sステート→L1ステートの順に消費電力削減効果があり、それぞれの状態からデータ転送に入ると数マイクロ秒単位で復帰します。 そこで、私の場合、L0S&L1に設定しているわけです。 *Link Width PCI-Eバスの転送レート設定、×1~×16倍まで設定可能ですが、パフォーマンスを考えると×16倍がイイに決まっていますが、実質×8倍でもほとんど変化はないようです。 但し、4本のスロットのうち、上2つを利用すると、どちらかが×8倍でしか動作しません。 *Slot Power linit,W PCI-Eスロットに供給される最大消費電力の設定、M3A32-MVPでは初期設定は50W、250Wまで設定可能ですが、私は200W設定です。 BIOS項目については私もまだまだ「???」の部分が多々あります。 少しずつ調べていますが、新たな規格やハードウェアが頻繁に登場するんで、追いつかないと言ったところですな! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009年08月18日 20時18分20秒
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