調教からみる滞在の狙い目
前回も取り上げた滞在について、今日も書いていきます。 滞在馬の狙い目は調教をみればわかると前回書きました。 今日はその具体的な狙い方を書きましょうか。 狙えるパターンをあげていきます 1.早め滞在、調教丹念 レースのかなり前に輸送し、滞在で調教を丹念にしているパターン。 凱旋門賞に挑戦中のディープインパクトもこのパターンですよね。 陣営の勝負気配がかなりのものだとわかりますし。調子が上向く可能性大です。積極的に狙えます。 (例、クィーンSのデアリングハートの調教) 栗東プール6/21,22,23 16日函W、19日函ダ、23日函ダ、26日函ダ、2日函芝、6日函W、9函タイムより調教が行われた場所、日にちに注目してください。 前走からクィーンSまでの過程を時系列で追ってみましょう。 6/11エプソムC(4着)→6/21栗東にてプール調教開始→7/16,函館滞在調教開始→3~4日おきに丹念な調教→8/13札幌記念(1着) 注目すべきは函館で調教をはじめた日にちです。本番の約1ヶ月前には初めていますよね。 そこから丹念に調教を重ねられているのが好感が持てます。 レース前行われた水曜日の調教も 函ダ66.9-37.5-11.4と優秀なものでした 2.休み明け→早め滞在、調教丹念 1のパターンはレース後でしたが、このパターンは放牧後のパターンです。 札幌や函館は地理的に放牧地から近いため、輸送の負担はかなり軽減されると思います。 その上に早めに滞在を始め、調教が丹念に行われているのなら狙えます。 (例、札幌記念のアドマイヤムーン) 約20日ほど前に滞在調教がはじめられ→3~4日おきの丹念な調教(5本)→本番(1着) 3.前走好走→そのまま滞在、次走へ 好走しそのまま滞在するパターンです。 一番良くあるパターンですね。 前走同様、前走以上の力が発揮できる可能性が高いと見るべきですね。 前走凡走→そのまま滞在、次走へでは好走例が少ないような気がします 4.前走好走→滞在→連闘 連闘で激走する馬が良くいますが、このパターンは更に有利になります。 輸送がまったくないので、レース後の疲れも速く解消されると思います。 札幌記念のレクレドール、UHB杯のエアニックスがこのパターンでした。 調教についてはタイムより臨戦過程(日にちや本数)がより重要になってくる場合があるということを肝に銘じておかないと駄目です。 そこから思わぬ陣営の気配や馬の調子を垣間見れることがありますよ! 1日1クリック、励みになります!