テーマ:映画館で観た映画(8349)
カテゴリ:映画
人生には降りられない舞台がある。
まちのため、家族のため、友の人生のために、 そして自分の人生のため、少女たちはフラダンスに挑む。* 「フラガール」*、(♪音が出ます)見てきました。 映画『フラガール』は、常磐ハワイアンセンターのオープンまでの実話を背景に、東京からきたダンス教師と、炭鉱の娘たちとの感動コメディ。 笑って、泣いて、感動して、いやー、いい映画でした。 「フラガール」見てくんちぇ。(福島の方言)( ̄m ̄*) 昭和40年、エネルギーの主役がかつて「黒いダイヤ」とまでいわれた“石炭”から”石油”へと変わり、閉鎖に追い込まれた福島県・常磐炭鉱。 炭鉱会社はヤマの地熱と捨てていた温泉を利用してのハワイアンセンター建築を計画を打ち出した。 目玉となるのは、フラダンスのショー。 早速、本場ハワイでフラダンスを学び、松竹歌劇団で踊っていたという平山まどか(松雪泰子)を東京から招き、地元の娘たちのダンス特訓を始める。 半裸の衣装が、保守的な人々の目にはストリップと混同されてしまうなど、“ハワイ”を作る計画に大反対。 かつては花形ダンサーであったものの、旬を過ぎ、やむを得ず東京からいわきにやってきたダンス講師、まどかはやる気なし。 習う方も 「フラでもやるべ」という簡単な考え。 当然、教える方も、習う方もしっくりいかない。 ある日、少女達は、まどかの踊りを見て、少女たちがフラを見直す。 「フラでもやるべ」から 「フラが踊りたい」という気持ちになり、猛特訓が始まる。 母に猛反対されながらもフラに魅了されていく少女を蒼井優が、 地元の男たちを豊川悦司や、炭鉱に生きる気丈な母役を富司純子が演じる。 人生には降りられない舞台があると知った少女達の成長が描かれた映画だ。 いつもの私なら、東北になんでハワイ?と怒るところだけれど、いやー、こんなわけがあったんですね・・・。 見所は沢山あるけれど、 ★フラダンス&タヒアンダンス。 大勢で繰り広げるフラは、見もの。 また、フラには、手話の要素があるが、東京に帰ろうとする、まどかに紀美子(蒼井優)らが、電車の窓越しに「話しかける」フラなど、フラの魅力満載。 知人にフラを習っている人がいるけど、私も今度、教えてもらおう( ̄▽ ̄) ★蒼井優 若手ナンバー1というだけあって、すごい存在感。 小さい時から、バレエをやっていたという蒼井優のフラはよい♪ 彼女の顔から、なんだか、憂いを感じてしまうのだけど、役柄のせい? ★60年代ファッション まどか(松雪泰子)の60年代ファッションは、新鮮でかっこいい!! まどかのモデルになった人は、70歳の今も健在で、指導者なんですって。 +++ 豊川悦司扮する、紀美子の兄が言う。 「お前も(紀美子)も、ダンス教師も、母ちゃんも、ほんと、強いな!!」 「フラガール」は頑張る、元気女たちの映画だ! ■おまけ■ 「フラガール」が、米アカデミー賞最優秀外国語映画賞部門に日本代表として出品されることが決定しました! ・・・・・・・・・・・・・ ◎自然と人間が仲良く暮らしていたころの話です。 ★10月2日*道普請(みちぶしん)*UP お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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