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2006.12.24
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テーマ:クリスマス(2761)
カテゴリ:里山・歳時記
朝になって、みんな、はほとんど一緒に目をさましました。
すぐに靴下に目をやると、たしかに何かはいっています。
サンタクロースが来てくれたのです。
アリスとエラとローラは、赤いフランネルのナイトがウンのまま、ピーターは赤いフランネルのナイトシャツのまま、サンタクロースがもってきてきてくれたものを見ようと、大声をあげてかけだしました。
どの靴下にも、あかるい赤のミトンと長くてひらたい、紅白のしまになった、ハッカいりキャンディがはいっていました。
ふちの両がわに、きれいにギザビザがつけてあるのです。
みんな、あまりうれしくて、しばらくは口もきけませんでした。
目をかがやかせて、このすてきはクリスマス・プレゼントをじっと見つめています。
でも、ローラはだれよりもいちばんうれしいのです。
ローラには、布人形のプレゼントがはいっていたのですから。
それはそれはきれいな人形でした。
白い布の顔に、黒いボタンの目がついています。
黒いえんぴつでまゆがかいてあり、ほっぺたと口は、ヤマゴボウの実からとった赤インクでぬってあるのです。
髪の毛は、黒い毛糸で、ほぐし毛糸なのできれいなまき毛になっていました。
足には、ちっちゃな赤いフランネルの靴下をはき、靴は、黒い布をぐるぐるまいて、ゲートルのようにできています。
洋服は、きれいなピンクとブルーのキャラコです。
(略)
ローラはベッドのはしにすわって、人形をだいていました。
赤いミトンも大好き、キャンディも大好きですが、何よりもこのお人形がうれしかったのです。
さっそく、シャロッテという名前をつけてやりました。
「大きな森の小さな家」より byローラ・インガルス・ワイルダー

クリスマスツリー この物語は、西部開拓の時代の「大きな森」で暮らす少女とその一家の物語。
ローラ・インダルス・ワイルダーの自伝です。

厳しい自給自足の生活の当時の人々の一番の楽しみは中でクリスマス。
母親の手編みのミトンとたまにしか食べられないキャンディに、
ローラや遊びに来ていた、いとこたちの喜ぶ様子が目に浮かびます。
トウモロコシの芯に布を巻き付けて人形ごっこをしていたローラは、母親の手作りの質素な人形を見て大喜び。

私は今のクリスマスのあり方には、疑問を持っています。

でも、ローラたちの、過ごした質素で心のこもったクリスマスは多いに憧れるです。



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◎自然と人間が仲良く暮らしていたころの話です。
★12月24日*ヤドリギの下でキスを・・・。* UP
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Last updated  2017.12.16 11:03:16
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