テーマ:ニュース(99205)
カテゴリ:時事ネタ・主張
兵庫県伊丹市の住宅街で、約400本のイチョウ並木が枝を落とされた無残な姿をさらしている。 落ち葉への苦情が目立つようになり、道路を管理する県が昨年からばっさりと切るようになったからだ。 近くには作家の田辺聖子さんや宮本輝さんらも住んでおり、イチョウ並木は地域の景観としてすっかりなじんできたが、住民の高齢化が進み、落ち葉拾いの負担感が強くなったことが背景にある。 並木があるのは、伊丹市中央部の古い住宅街を南北に通る県道。 約3キロにわたって高さ10メートル、直径30センチほどのイチョウが5~十数メートル間隔で並ぶ。 道路を管理する県伊丹土木事務所や地元住民によると、70年の大阪万博に合わせて道路が建設されたころに植樹が始まった。 夏になると青々とした葉が日陰をつくり、秋には沿道を黄色く染めてきた。 ところが近年、「毎日掃除をしても、敷地に落ち葉が吹き込む」「雨どいが落ち葉で詰まる」などの苦情が目立つようになった。 05年には県や市に計約200件が寄せられ「軽視できない数になった」(同事務所)。 そもそも、街路樹を植えるには、歩道の幅が狭すぎたとの意見もある。 同事務所は「少なくとも幅3メートルは欲しい」というが、実際は2メートル強。 イチョウが成長し、伸びた枝が軒下に入るなどの苦情も絶えなかったという。 枝払いを始めた昨年から、同事務所に寄せられる苦情はめっきり減った。 「日当たりが強くなった」「ギンナンが拾えなくなった」という声もあるが、同事務所は「すべての住民に納得してもらうのは難しい。 少しでも要望に沿って樹形を保つ方法などを検討したい」としている。 2007年08月24日(朝日新聞)写真も。 ・・・・・ 地球温暖化が言われ、40度を越す猛暑の日本。 木を植えて、少しでも温暖化ストップをしなければならないというのが大方の意見なのに、こんな記事を見て悲しくなってしまう。 並木道は、市民の憩いの緑、歴史ある風景だったはずなのに・・・。 毎年、200~300万かけて、枝を刈り込むというけれど、これって無駄! そんな風に使うよりも、ボランティアなどを組織して、落ち葉を掃除するために使った方がましだと思う。 また、伊丹市会議員や市役所がちょっと、節約すれば、200~300万のお金はすぐ出来るはず。 歩道の幅が狭すぎたなんて今頃になって言うより車が増えすぎたのだ。 「日当たりが強くなった」「ギンナンが拾えなくなった」という市民の声はどう生かすのか! 「都市と自然の共生」を市の基本課題にしている伊丹市に、どのへんが共生なのか問いたい。 「歴史、自然、文化が調和する」ってイチョウ並木を伐る事なのかと問いたい。 ■伊丹市への抗議はここから■ ◎人気blogランキングへ◎ ◎自然と人間が仲良く暮らしていたころの話です。 ★8月25日*地蔵盆今昔/越後屋日記:ごとび定休日*UP ・・・・・・・・・・・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007.08.25 18:53:02
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