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2007.11.11
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カテゴリ:映画
 時代に翻弄されながらも、映画館を守り続けたふたりの愛と、優しい奇跡の物語。
「オリヲン座からの招待状」を見てきた。
■あらすじ■♪音注意
昭和30年代の京都。
館主が亡き後、弟子の留吉は先代の妻トヨとオリヲン座の経営を引き継ぐ。
周囲からその関係を非難されながらも、愛し合い、映画館を守り続ける2人だが、映画産業の斜陽化など、時代に翻弄されていく。
::::::::::

昭和30年代というのは、物語になりやすいのか、「ALWAYS 続・三丁目の夕日」と、この映画が今上映中。

目に付いた、「30年代」を書いておこう。
■蚊帳
蚊を皆殺しにするのではなく、蚊を避けるのが蚊帳。
青蚊帳の中で蛍を見るシーンがあったが、蚊帳っていいわ♪
うちわ ■団扇と扇子。
冷房のなかった30年代は、映画を見るのも、映画の切符を売る(宮沢りえ)もパタパタと団扇や扇子を使っていた。
エコ!
■自転車。
映画館から映画館へと自転車に乗ってフィルムを運ぶ。
今なら、絶対に車。

■映画館。
小さな町にもあった映画館。
美女やイケメンを見るのも、オワライを見るのも、昔は映画だった。
映画は庶民の娯楽の王様だった。
■鳥打帽。
紳士はソフトと呼ばれる帽子や夏には、パナマ帽をかぶった。
農作業には、麦わら帽子。
鳥打帽は商人がかぶっていたと思う。
昔の男は帽子をよくかぶった。
映画の中でも、
「この帽子が似合う男になります」と言っていた。
鳥打帽は、大人の男のシンボルだったのかも。

■縁台将棋。
オリヲン座の主人と隣の食堂の主人は将棋友達。
縁台を路地に出して、将棋をする。
そのまわりを近所の人が囲む。
どんな細い路地にも車が入るようになって縁台も将棋もみなくなった。
金魚 部屋にある家具といえば、小さな鏡台と足踏みミシン、それに座卓。
ミシンは、何でも、自分で作る当時は必需品だったのだろう。

たったそれだけのシンプルな部屋で、営まれる心豊かな暮らし。
それは、金魚があらわしていた。
30年当時は、金魚が泳いでいた部屋も、現代では、金魚鉢は空になって、庭に横たわっていた。

こうしてみると、30年代は、手作り、シンプル、スローでエコな理想的な時代だったのかもしれない。


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◎自然と人間が仲良く暮らしていたころの話です。
★11月10日*大根の年取り*UP
・・・・・・・・・・・・・
     





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Last updated  2007.11.12 00:07:24
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天地はるな@ Re[1]:大河ドラマ「光る君へ」:「五節の舞」と百人一首の歌(02/03) maki5417さんへ 天津風雲の通い路・・・…
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