テーマ:映画館で観た映画(8348)
カテゴリ:映画
1962年、アメリカのボルチモア。 16歳のトレーシーは、ダンスもファッションもセンス抜群だけれど、体型はかなり太め。 そんな彼女が偶然、人気番組に出演するチャンスを得た。 しかし、スリムなライバル母娘のわなにはまり、トラブルに巻き込まれる。 ブロードウェイの人気ミュージカルを映画化。 “ミス・ヘアスプレー”を目指す女性らが華やかな歌やダンスを披露する。 主人公の母親を演じる女装したジョン・トラボルタに注目。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・ 白黒テレビにワンドアの冷蔵庫。 ヘアスプレーを使った、大げさなヘアスタイル。 1960年代のアメリカが楽しい映画。 でも、まだ黒人は差別され、テレビの番組も白人用、「ニグロデー」と分かれていた。 もちろん、住んでいる区域が違うから、お互いに行き来はなし。 ある時、トレーシーたちが、黒人街に招待されて行くことに。 「怖くない?」と恐る恐る、黒人少年に聞いた白人少年。 すると黒人少年は、 「黒人が白人の街に行く方が怖いよ」と言う。 そのとおりだったのだと思う。 きっと、黒人というだけで理由もなく殴られたり、殺されたりしても、警察も動かないような時代だったのだ。 そんな時代も、少しずつ変わっていくというのがメインテーマ。 私は、黒人のスラリとした体やしなやかな動き、軽やかなダンス、歌を見ると、美しいと思う。 「ブラック イズ ビューティフル!」という言葉を若いころ聞いていたからだろうか。 音楽が楽しい。 「ユー キャント ストップ ザ ビート」は、 昔から土曜は、踊りまくることに決まっている・・・みたいなフレーズがあるが、 ビッグなママ役のジョン・トラボルタの「サタデー ナイト フィーバー」を思ってにやり( ̄ー ̄)とした。 テーマは、人種差別だけど、楽しく見ることが出来る映画だ。 ■おまけ■ ママ役のトラボルタ、体重がすごい! わざと肥ったの? 肥ったアメリカ人を見ると、 「飢えてる人が多い国もあるのに、そんなに肥るまで食べなくてもいいのに・・・」と思ってしまう私は、肥った人を差別してるのかな・・・。 ◎自然と人間が仲良く暮らしていたころの話です。 ★12月6日*父の麦わら帽子」:山人(やまど)は戻るし・・*UP ・・・・・・・・・・・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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